COVID の後遺症のためか、ターミナル 2Gに到着した全ての旅客は制限区域内を 2F へ移動するようでした。乗継客の動線は以前と同じですが、パリが最終目的地だとか、ORYで乗継ぎだとかいう客も一緒に制限区域内を移動するので容量オーバー。少々待たされた後バスで移動して 2F の東側ホールに到着。買物やらラウンジやらで時間をつぶすにはよいターミナルです。
9月は国を挙げての Foire aux vins。免税店でもやっています。
Château du Tertre が 40 €を切っています。COVID騒ぎでポイント寿命が延びた My Paris Aéroport ですが、何かのキャンペーンで2 000 pts をもらっており、それをそっくり使いました。毎月来る空港というわけではないので、ポイントは使える時に使う必要があります。買い物から 20€をさらに値引き。結局 Château du Tertre を 2本買って、58,4€でした。
この空港では買い物をよく行うので、この会員プログラムは使えます。
COVID の間に空港の無料雑誌も刷新されていました。新雑誌はパリに関する話題ばかりで構成されています。棚の下にはエールフランスの定期刊行誌(機内誌 Air France Magazine の後継誌)も置いてあります。
搭乗は予告された時刻どおりに開始しました。Group 1 はビジネスクラス、Group 2 はプラチナ、ゴールド会員+スカイチームエリートプラス。この順に搭乗。
機材は A220 で、新しいキャビンでした。エアバス A220 は初搭乗です。2-3の座席配置。A, C, D, E, F だったと思います。
シートは新しいデザインでなかなか格好良いのですが、シート幅はエコノミークラスと同じ。
ただし隣席ブロック。デフォルトでは、窓側 A 席は販売、通路側 C 席はブロックされていました。
JAL や ANA とは異なり、1A の前方隔壁は足掛けではありません。
頭上の荷物入れも新しいデザイン。
少々大きめのユニットとなっており、容量は十分でしょう。
Wifiも入りますが、有料。もっとも短い 1 時間と最も長い 24時間で料金の差が小さいのが特徴。
回りを見ると、機材は全体的に COVID 以前より小型化しています。これは FRA と同様。
この滑走路から離陸するようです。CDG の一番北側の滑走路で、海風が吹いていることになります。
すぐ後を付けているのは、AF ともコードシェア便を持つ LUXAIR。会員プログラムは、ルフトハンザと共通の Miles & More と MyLuxair の2本立てのようです。これは特別塗装。
スカイチームの大型機が集められている地区。この空港はまだまだ敷地に余裕があります。最後のターミナル整備計画が COVID 直前に決まった記憶があるのですが...。
離陸してすぐに見えてくるのは、パリ最古の空港、Aérodrome de Bourges。パリ三空港の一角を占めます。
この光景を見ながら、雲中に突入。揺れることもなくすぐに雲の上に出ます。
極めて順調なフライトでした。
あらためて隔壁を見ると、キャビン壁との装着部の目張りが複雑な形状をしており、新しい素材を利用しているようでした。
溶解チョコレート、ハードタイプのチーズ、パン、バターはターミナル2Fのラウンジと共通に見えます。穀物の料理は共通ではありませんが、多くの要素が共通化されているかもしれません。
フライト時間は 2時間半もあり、欧州線にしては長め。距離をたくさん飛んだからと言って、マイルが多くもらえるわけではないフライングブルー。嬉しくはありません。ホットドリンクのサービスは二回ありました。
菓子も配給。
男性客室乗務員が担当してくれましたが、仕事は丁寧でよく気がつくタイプの方でした。AFのキャビンサービスは一般的に言うと、男性の方が優れているように感じられます。
これは多分デンマークの Sejerø 島。
もうユトランド半島を通過しています。雲は途切れることもあれば、厚くて下界が全く分からないこともあり、天候は一様ではないことがよくわかります。
さてこんなに地表が近づけば、ゴールは間近。森と湖の国フィンランド。
空港近くは、土地利用に特徴が見つかるわけではありません。針葉樹が多いなという程度。
何だかコンパクトにまとまっているターミナル。この空港は MCT 40 分を売りにしていますが、しっかりした根拠はありそうです。
ただし遅延が発生して、ターミナル内全力疾走を経験したという話もよく聞きます。
ちゃんと搭乗橋に接続します。LHRとは違います。
さて、こんばんわ。