バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

QR849:KUL-DOH ビジネス(その1)

久しぶりのカタール航空ビジネスクラス。良いところはパワーアップし、ダメなところはダメなままとメリハリがありました。それでもSkytrax世界一のビジネスクラス

 

木々に囲まれるターミナル

ここはチェックインホール奥にあるエリア。実は広々としています。例えば展望ホールまでは、かなり距離を歩きます。

 サテライトターミナル(すべて制限区域)内にもある麵専門店。品揃えは同じようですが、この誰でもアクセスできるエリアの方が低価格。30~40%ぐらい違います。

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食べて見たかったのですが、この後に怒涛の機内食が控えていると思うと、二の足を踏んでしまいます。

 

スクリーン一枚のところが多いカタール航空の案内。この空港では立派な立て看板。有人の会員資格チェックあり。この空港は評判が良いとされますが、確かにオペレーションがしっかりしています。ダメなところはダメですが...。

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あまり乗客がおらず、すぐに出国できました。セキュリティは待合室に入る前に厳しく行うので、出国時には簡単。母屋に長くいても面白いものはないので、サテライトターミナルへ。

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この時間帯に来たのは初めてだったかもしれません。最近剪定したジャングルが全く違って見えます。

 

結局いつもの場所で時間をつぶします。

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QR機内食は多いので、ラウンジ内の「レストラン」へは行きません。声をかけてきた係員がたまたま持っていたボトルにほぼ1人分の白ワインが残っていたので、それをお願いしました。NZのsauvignon blancです。

 

出発は端のC37。

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客はいろいろ。東京よりもはるかに国際化しているKL。

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広い待合室ですから、余裕があります。

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新シート

A340-600と新しい機材ではありません。

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しかし内部は一新。おそらく座席の密度は変わっていないと思います。カタールの一番新しいビジネスクラスで2-2-2の配置。1-2-1は空間利用効率が悪いので、これを増やすようです。

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シートの配置自体は、LHの一部のビジネスクラスに似ています。収益の上で大問題となるビジネスクラスですから、とにかく詰め込んで、シートに工夫をするのが経営の正攻法。

 

なおこのキャビン、24席中、22席が埋まっていました。いつもこの調子なら、Qatar Airwaysは安泰でしょう。

 

シートのコントロールパネルは独特。

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座席横から後ろにかけてのスペースは、居住性を向上します。

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スマホがシートとの間に入り込んでしまい、気づかず電動シートを動かしたら、折れて発火なんてことにはならないのでしょうか。カタールの安全のビデオ(FC Barcelona出演)では、電子機器を紛失した場合の注意は一切出てきません。

 

一味違う定例品

アメニティは一席に一つ。某マレーシア航空のように忘れたり、2度配ったりはしません。

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ビジネスクラスなのにパジャマがあります。旅行先のホテルが安宿で、ローブも部屋着もない場合、持ち帰ると重宝します。滞在費が概算で計算されるサラリーマンには、天の恵み。節約した金で何をしますか?

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現地で不健康な使い方をするぐらいなら、機内販売の利用の方がよろしいのではと、Pechedenferは提案します。例えば、こんな価格であるのかとFrédérique Constant。

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もともと安かったのですが、シチズンの傘下になって、さらに安売りすることになったのでしょうか。

 

カフリンクも良いと思います。Montegrappaは、Richemont傘下でMontblancの「後に倣え」を試みたことは明らかですが、カフリンクや時計は高くなく、そもそも金細工、銀細工の技術が売りの会社なので、Montblancの周辺商品ほど空虚な感じはしません。本業の筆記具が中東で大人気ですから、周辺商品が機内販売に現れても不思議ではありません。これはonyxがはめ込んであり、値段はこんなものと言うレベル。たぶんDohaのMontegrappa直営店より安いのでしょう。

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Montegrappaなら銀だと思いますが、免税品カタログにはありません。本格的な方向へサービスを充実させることはないのが、Qatar Airwaysらしいところ。タグは勇ましく、値段は抑えた一見ゴージャス系というあたりが立ち位置。

 

とは言うものの、銀製品は手入れが必要です。日常品なら習慣になりますが、カフリンクのようにたまにしか使わないものだと少し面倒でしょう。使用人がいても、カフリンクまで毎日磨かせるのはどうかと思います。ステンレスの方が現実的、実用的です。免税品の筆記具は高級ブランドの安物ばかりでしたが、このカフリンクに関して言うとそんなに悪くない気がしました。

One of the most active members

もっとも活動的なメンバーの一人だそうです。Cathay Pacificのアンケート+顧客コミュニティサイトInsightsからメールが届きました。

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アンケートをまじめに行っているだけですが、ボーナスが2,000 マイル頂けることになりました。

 

こうなってくると、お金を使わない陸マイラーでどこまで行けるか、試してみたくなりました。

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Münchenで買ったもの

Münchenでのお買い上げ品は、こちら。

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レギュラーサイズのインク瓶が付いていました。大きな木箱は想定外。持って帰るのに苦労しました。

 

子供の頃から、万年筆は付かず離れずで使っていました。最近、長く使っていた某M社の品を紛失。新たに入手する必要がありました。しかし、

・某M社の品は値上げの割には、品質の向上や新しい提案が感じられない

・某M社はブランド戦略の一環で、商品を多様化、世界中のサービスを共通化、スーパーマーケットを感じさせる小売チェーンとなっている

・仏壇系には、さようならをしたい気分

という状況があり、後継は別の製造者から選ぶことにしました。

 

大量生産品から工芸品に近づくと、一品一品異なるため、買う品そのものを見ないといけません。購入で背中を押してくれるのは、単に親しみだったりするわけです。イタリアが得意とする付加価値品。この商品をミラノ(Montegrappa直営店あり)やローマではなく、Münchenで買うことになったとは。この地に憑りつかれてような気がしてきました。

 

とあるサイトでデキる男を演出する持ち物と題して、「こだわりや高級感のある万年筆」とありました。いい機会です。万事にやる気が起きないPechedenferとしては、せめて意識高い系を目指そうと、参考にすることにしました。

 しかし購入したのは定番品。某M社仏壇系よりましですが、こだわりという点で高得点は望めません。デキる男の演出には不適です。

 

そこで、そもそもの疑問です。こだわりや高級感のある万年筆とは何を指すのでしょう?

 

万年筆の場合、「こだわり」という言葉と相性が良いのは、製造番号入限定品。例えば同じMontegrappaの製品の中からピックアップすると、Chaosとか、Piratesあたりが最先鋒でしょう。この会社の技術、地場産業の技術を生かした限定モデルからです。

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次に「高級感」ですが、高級感がない日用品を高く売るのは難しいので、価格は目安になります。ChaosもPiratesも、高価版だと邦貨換算で700万円超(廉価版ならその10分の1程度)。とあるサイトの要求は、だいたい満たしているのではないでしょうか。するとこういう万年筆を買えばよかったわけです。

 こんな万年筆を懐から颯爽と取り出す男。特殊なことを考えている雰囲気は演出できますが、何かがデキるという執行能力は特に感じられません。「こだわりも高級感もある万年筆」のはずですが....。

この万年筆は相当重いので、薄っぺらいスーツのポケットに入れていると、スーツが片方の肩からずれてくると思います。銃挿しならぬ万年筆挿しをbraces(ズボン吊り。ドイツ語では平凡に Hosenträgerですが、MünchenだったらLederhosenträgerが出て来るかもしれません。)に付ける必要があります。

 

デキる男の演出は、奥深い世界のようです。

 

意識高い系になるには、道のりはほど遠いようです。それどころか、購入した定番品のペンにすら慣れません。買った地に敬意を表して、ドイツ語を書いてみたところ、うまく書けません。 恥ずかしいので小さな写真で。

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Die Walküre, aus dem ersten Aufzug.

 

「久しぶりに書くとやっぱりダメ」と、納得するところで立ち止まってはいけません。機会を見つけ次第、向上心を過剰表現するのが意識高い系。ドイツ語筆記の練習帳を買って、向上心をアピールしまくり。

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Münchenもドイツですから、こういうのは本屋ですぐに見つかります。

 「自分磨き」の意志の宣伝は、意識高い系にとって核心ともいうべき大切な活動。ドイツ語の書き方を学んだことのないPechedenferには適当な本ですが、小学1年生用という点で、意識高い系が好む表現とは相入れないかもしれません。自分磨きから「磨き」つながりで、「銀器磨きをしなくては」なんて連想している場合ではありません。

 

なお、この本はドイツ国内での印刷。裏表紙に、でかでかと書いてありました。

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さすがにこういう本まで、外国製にするほど落ちぶれていないようです。

 

空旅行とは全く関係のない話だけで終わってしまいました。

BAゴールド更新

栄養ドリンクのような名前。BAゴールド。BA搭乗記はこれで締めないといけないでしょう。

 British Airwaysの4搭乗を行ってしまうと、すぐに会員レベルが更新されます。エグゼクティブクラブではBA自社便の搭乗の記録が素早く、翌日には「会員レベル更新まであと〇〇avios、〇搭乗」というメーターが消えていました。

 

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次のレベルの特典である「アップグレードバウチャー獲得までtier pointsが〇〇必要です」と言うメーターに変わります。今年度の場合、すでにtier pointを2,500 pts以上積算していたため、バウチャーはひとつ獲得済み。その次のバウチャーに必要なポイント数が表示されています。

 

この後すぐにメールが届きました。

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これは、更新のお知らせではなく、搭乗のアンケートへの誘導でした。

 

これで2019年2月末まで会員資格延長。

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すでにまた行きたくなっているHeathrow。

 

BA954:LHR-MUC ユーロトラベラー

さてエグゼクティブクラブの会員としては、せっかく本拠地に来たのだから、有意義に過ごさなくてはなりません。年に2度のHeathrow詣。

 Terminal 5のセキュリティはいつも混んでいるように感じますが、かかる時間はそれほどでもありません。

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もともと乗継時間が2時間弱しかなく、遅延のため時間が押してしますが、一応ラウンジに顔を出します。

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大型で人も一杯いるラウンジ。凄い数のエメラルド会員です。理由は分かりませんが、ここのカレーはふと食べたくなります。あまり美味しそうに写っていません。

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サクララウンジのビーフカレーと同様、名物かもしれません。

 

ご存知の通り、出発数十分前にしかゲートが公表されないHeathrow。ラウンジに来てからゲートは確認することになります。

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今日は不調のようで正しいか、どうか怪しいなりますが、表示されるとおりA5ゲートに行くことにします。

 

さてこの便で本年度のBA4搭乗は済みます。有料機内食にもしばらくお目にかかれません。そこで4搭乗目は、空弁+機内購入飲料という新たなパターンに挑戦してみます。

 その気になって、空弁になりそうなものを探すと、いろいろな店で売っていることが分かりました。大きな需要があるようです。スーパーの惣菜系調理品がいろいろ手に入ります。Takeawayにすれば、食堂の料理も機内に持ち込めるとは思いますが、庶民派のPechedenferとしては、Bootsで購入する透明パック入り惣菜。

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メシ+スナック+飲み物で£3.89という広告。空弁花盛りのHeathrow。

 

物悲しいプラスティックバッグを片手にご搭乗。

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そんな人は見かけません。格好悪いので、機内持ち込み手荷物に予め入れるスペースを用意した方が良さそうです。

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ブロンズメンバーだけの優先搭乗タイムがありました。

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機材はA319。予約数を見てA320にしたり、A319にしたりと運用しているようです。保有数が少ないA321とA318はこの調整に参加していないでしょう。どこでも保有数が小さいのですが、何故でしょう。機体や運転維持が割高だからでしょうか。

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また非常口席。隣はおらず。

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前の席はリクライニングできません。この非常口席はリクライニング可能です。全ては通路確保のため。離着陸時には、座席下へ荷物を置くなと非常にうるさいBA。保安は徹底しているかというと、そうでもなかったりします。

 ドアクローズした後、(この機材のせいではない)テクニカルプロブレムで45分待たされるというアナウンスを行ったのは、操縦室から出てきたパイロット。直接説明するのは良いのですが、操縦室に戻らず、客室のクルーや乗客と立ち話。乗客の1人は操縦席に座って見たかったらしく、入れてもらっていました。

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写真では左腕とワンピース(+腰周りの段々)が写っています。操縦席に座ろうとしているところです。好奇心の塊ですね、このおばさん。しばらくは会う人、会う人にこの体験を話すことでしょう。飛行中ではないので、こういうのもあり。

 

隣の列のoverhead locker。シルバー会員の荷札。エグゼクティブクラブ会員は、JALANAに比べて会員荷札をつける人が少ないようです。理由のひとつはプラスチックでできており、JAL/ANAほど立派ではないからでしょう。

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Pechedenferは...持ってくるのを忘れました。せっかく意気込んでBA4搭乗に来ているのです。気分を盛り上げるために、会員荷札を機内手荷物にぶら下げるぐらいすべきだったと反省しています。ちなみに傘も今回忘れていました。

 

 さてアナウンスにあった時間より、早く出発できました。フライト時間は正味で1時間15分ぐらい。空弁+飲料購入を実施します。

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コーヒーを頼むと、写真のような形で出てきます。カップ内でドリップしています。差し込んである木の棒はかき混ぜるため。問題は湯の温度が低すぎることでしょう。口にした時でもぬるく感じるほどですから、ドリップが効果的かどうか疑問。

 

イギリス版空弁のカバーを開けて、食べられる状態にするとこんな感じ。

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日本の弁当と違い、哀愁が漂います。何かもう一工夫欲しいところ。

 

コーヒーは300 aviosでした。ゴールド会員は(avios積算される運賃で)BAに搭乗すると、最低500 aviosのボーナスがもらえることを考えると、タダに近い感じです。

 

Bootsの「スパゲッティ+チキン+キャベツ+きゅうり+何か」サラダは、チキンが薬品臭いのでした。ぬるいコーヒーに薬品臭いチキン。イギリスらしさが体験でき、有意義な試みでした。(もちろん皮肉です。念のため。)

 

 そんなこんなでMünchenに到着。30分ほどの遅れ。

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入国審査は並んでおらず、あっという間に済みました。何も質問がありません。おかげでターンテーブル前で随分荷物を待つはめに。

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結局、どの航空会社を利用して来たか(どこから来たか)によって、入国審査のうるささが違うようです

 中東3会社の欧州行き航空券は安いのですが、落とし穴がありました。エコノミークラスだといろいろなところで列を作るので、一層時間がかかります。時間と体力のある人向けです。

 

さて戻ってきたMünchen。出発前にまいた種を刈りに行きます。「英語で話していた相手からドイツ語でメールが来た」

BA953:MUC-LHR ユーロトラベラー(その1) - バス代わりの飛行機

の話の続きです。これは、BA953搭乗日に初めて訪れた専門店とのやり取り。実話です。「今からDublinに行くので、分かったらメールで連絡して」とお願いしておいたら、翌日午後にドイツ語メールが届いたのでした。考えてみれば、100%英語で話していた初見の客にドイツ語で情報を送り、意向を尋ねるなんて奇妙です。その時は深く考えず、ドイツ語でーーしかも軽めの文体でーー返事を送ったのですが、向こうは相当驚いたようでした。つまりドイツ語は分からないだろうと想定していたわけです。とすると、客を選別したかったのでしょう。

 こういうアホさ加減と言うか、人との距離のとり方は、南ドイツでは良くあります。(自分たちを理解しない人間は疲れるので、積極的にかかわらないという行動原理が目立ちます。閉鎖的なのです!)しかし相手の懐に入ってしまえば、むしろ誠実に対応してくれるので好都合。結局こちらも心を許して、お買い上げとなってしまいました。デメリットのために購入を躊躇していたのに、それがメリットに変わるのですね。売り手と買い手の間で、価格以外にもすり合わせが自然発生します。アマゾンの対極にあるショッピングです。

BA854:DUB-LHR ユーロトラベラー

Dublinのランドマーク

イギリスのよりもさらに西に浮かぶ島アイルランド。イギリスがいつも大きな顔をしているので、目立たないのですが、行ってみると緑の多い島です。ちなみにDublinはこんな街。

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空港バスにはいろいろな種類があるようで、わかりにくいのが難点。観光地図も分かりにくいし、Dublinの人たちはこういうことを表現するのが苦手なようです。意外と分かりやすい切り方が、世界的に有名な商品にまつわる場所を探すこと。アイルランドだと、やはりこれでしょう。

 Guinnessの巨大ビール工場が街の中にあります。Heustonという鉄道駅の駅前。空港バス747の終点です。

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ここから747番バスに乗ります。片道6€、往復10€でした。ダブルデッカーですが、市中を走る路線バスはほとんどこのタイプ。

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Dublin空港

繁華街や議会などを抜けて空港まで30分ぐらい。それほど遠くありません。空港自体も小さく、それほど時間をつぶすところはありません。第一ターミナルと第二ターミナルを間違えても、屋外を歩いて他方へたどり着けます。

 チェックイン前にフードコートぐらいはあります。McDonald'sもありました。

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優先レーンもありますが、全体的に混んでいません。ここでは搭乗券に記載される会員レベルを係員が確認してくれるため、会員カードを出す必要はありません。

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出国審査はないので、すぐに制限エリア。正面には、この空港には不釣合いなほど広い面積を占めている香水売り場があります。品揃えも良いのでしょう。しかしそんなことより、これですね。

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恐ろしい種類のウィスキーが揃っています。スコッチも3棚分あります。これ以外の蒸留酒も数多くそろえています。これは圧巻でした。

 

さすがですね。

 

少し雑居ラウンジを覗きます。

 ジャガイモとleekのスープ。本当は専用のマグがあるのにその隣のコーヒー、紅茶用マグに注いでしまいました。大した違いはないのですが、それではないよとわざわざ教えてくれます。島国は基本的におせっかい、よく言えば親切な所だと改めて感心。

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スープは土地の味。野菜スティックが突き刺さっている紫色のペースト状のものは、ジャガイモベースでした。アイルランドと言えば、ジャガイモのイメージしかないのですが、一端を体験。

 なお500 mL缶のGuinnessが冷えていました。運んでいるとカラカラ音がします。中が一部凍っているのです。それで飲むのを止めて缶を冷蔵庫に戻しました。Guinnessが凍っているなんて、何だったのでしょう?

 

あまり時間に余裕を持ってきたわけではないので、最終搭乗時間が迫ってきました。初めての空港なので油断禁物。最終の8分前までにラウンジを去ります。215ゲートはかなり奥まった場所だったので、これは正解でした。

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ゲートに到着すると優先搭乗が始まるところでした。その程度は遅れています。Swissportがすべて地上オペレーションを行っていましたが、搭乗券の読み取りではじかれる客が4,5名出てきました。プログラムのせいなのか、解決にはその場にいる人間が何人もかかわって、ああでもこうでもないとやっていました。

 成田空港のSwissportがダメなのは、成田人の問題ではなく、世界中でこの会社がやらかしているヘマの一例であることが分かりました。

 

それでも12分程度で搭乗終了。大した問題ではないのです。ただキャビンは空いていました。60%ぐらいの搭乗率でしょうか。

 

機内

また非常口席。隣はなし。A320だから6席x2列ですが、4人が座っていました。

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面白いことに、非常口の前方より、後方の方が空いています。これは座席指定の方法がもたらした結果でしょう。搭乗率が悪い時は、そうなるはずです。

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窓の外は、いつかは乗りたいAer Lingus。

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妖精のような客室乗務員が大勢と言いたいところですが、空港で行きかう制服姿の女性たちは、世界共通で横に広がった体型。新グローバルスタンダード。北東アジアだけ仲間外れで、辛うじて体型は保たれていますが、世界中でヒトは太っていることが感じられます。

 

アイルランドに憧れてこの空港に来ると、ものの数秒で幻想はぶち壊されるでしょう。あのイギリスのお隣ですから、仕方ありません。

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プッシュバックは出発予定時刻の8分後と問題なかったのですが、滑走路が混んでおり、離陸はその40分後。離陸待ちの列が限界まで成長していたようです。

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M&Sと機内販売

すぐに海峡に到達。さようならアイルランドと言うところ。

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M&Sの有料機内食はすぐに販売開始されます。DUB-LHRは伊丹ー羽田間程度しかないので、余裕はありません。2台のカートで処理していきます。今度はChampagneでもとも思ったのですが、提供はハーフボトルなのに対し、時間は正味30分程度。あまりに慌しいので、止めました。

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何も買わないならそれなりに平和なフライト。コーヒー紅茶などの飲料はよく売れていたようです。

 

ところで機内販売にも客室乗務員が巡回します。伊丹ー羽田間程度の短距離なのに、熱心なことです。効率よく仕事を進めているのでしょう。そして退屈する間もなく、イングランド

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空港到着の案内ビデオを上映し始めますが、時間が足りなくなって、中途で強制終了。

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到着は当然遅れました。無駄な旋回など無かったのですが、着陸が到着予定時刻を10分過ぎています。窓の外は、航空会社が経営危機の時に使われる報道写真のようです。

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Terminal 5の母屋に無事到着です。ちゃんと搭乗橋でターミナルビルへ。

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垢抜けなさ加減がBAの客。

BA838:LHR-DUB ユーロトラベラー(その2)

UKの国内線(扱い)

保安検査を通過すると、搭乗最終時刻まであと15分でした。いそいでゲートを確認すると、幸い乗り継ぎ便も母屋のA23。

 

建物の隅のゲートです。到着するとすでに搭乗が始まっていました。アイルランド線はリラックスしたものです。

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隅のゲートは搭乗橋が長いので、機材が良く見えることが多いのが普通。世界中どこでもその傾向はあります。

 見るからに小さいA319。

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シートはアイルランド行きだからといって、特別にどうこうしていません。

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再び非常口通路側席。中央はおらず、快適。A319は非常口席は一列のみ。A320に比べると随分小さい機材です。

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M&S有料機内食は欧州線もアイルランド線も変わることなく、メニューは先ほどと全く同じ。

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今度は違うものを頼んでみようと、いろいろ見てみます。もっともLHR-DUBは、MUC-LHRの半分の距離。時間も短いので、軽くてOK。サンドウィッチはそれなりに充実しており、£3.00 ~ 4,95(または375 ~ 625 avios)。ヘビーに見えます。

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ビールはすべて£4.00(500 avios)。安いとも言えませんが、極端に高いわけではありません。

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コーヒーは£2.30(または300 avios)です。機内価格だからそんなものでしょうか。結局、水だけにしました。BAの定番、Highland Spring。500 mLで£1.80または225 aviosです。

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MUC-LHR-DUBの2区間で利用したM&S機内食は、あわせて1,375 avios。今回はMという予約クラスだったので、この区間の登場で得られるaviosは搭乗距離の50%。ゴールド会員特典のボーナスを合わせるとて1,617。機内食はそれ以下に収まっています。一律サンドイッチを「強制」、ドリンクの選択肢はわずかという以前の状態に比べると、選んでいるという気分が加わり、悪くない改革だと思います。機内食を貰う代わりに、搭乗で得られるaviosをほとんど返却したような形になりますが、良い使い方だった気がします。

 ゴールド会員カードで周囲を威圧したいと考える方は、aviosで払えば、カードをさりげなく見せびらかすことが出来ます。

 

有料化に伴う気分の変化

不思議なことですが、無料で飲食が手に入らなくなると「同じxxxでも、〇〇〇で飲む気分は格別、〇〇〇で食べる気分は格別」という感覚が取り戻せます。

 タダで全員共通で与えられると、何でも価値が暴落してしまいます。これは経済学の常識?です。強制、義務などと感じられることすらあります。非常に不思議な人間の性(さが)。

 機内シャワーだって、もし搭乗者全員に時間が指定されて「浴びることが前提」になっていたら、喜んでEmiratesを選択する人はいなかったはずです。あのファーストクラスのシャワーは、他では出来ない組合せであり、「大空でシャワーを浴びる気分は格別」だから商品力があったわけです。

 バーベキューや花見などと同じで、「同じxxxでも、〇〇〇なら格別」という気分を提供するところに意味があります。今の時代、食事やシャワーは日常という人がほとんど。日常の些事に多くの金を払う人はおらず、提供される時間と空間だけが価格を上げます。しかしながら中短距離便の機内食では、その気分はとうの昔に無くなり、いつの間にか日常側に移っています。長距離路線のように、「満腹にさせて暗くすれば、動物は眠るので保安上都合が良い」というメリットもありません。BAの行った有料化は正しい方向を向いていると思います。

 

とすっかり歓迎気分になっていると、着陸準備。LHR-DUBは、羽田ー伊丹と同じぐらいの距離です。

 

ケルトな島

到着はタラップ。大地に足をつけることができました。

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徒歩でターミナルビルまで移動。

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この空港、搭乗橋が見当たりません。徒歩でのアプローチは、雰囲気があって良好。

 

空港ですから公用語と英語の2言語表示。初めて聞くアイルランドゲール語

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公共交通機関の放送もちゃんとゲール語でなされます。いくら大多数の国民が英語しか理解できなくても、この国の公用語は英語ではありません。ケルトに関心のある人には、incontournableな(避けて通ることが出来ない)島。