PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

09: 星空聯盟

ステイタスマッチ3件

マリオットボンヴォイ ⇄ クリスフライヤ― ホテル会員のレベルに応じて航空会社のステイタスを提供、およびその逆方向の提供というステイタスマッチ。提携するホテルチェーンと航空会社の間で行われるタイプのキャンペーンですね。 Marriott Bonvoy® Travel P…

航空券販売のプロモーション

航空券の販売に関する現在有効なプロモーションを紹介します。 カンタス アプリをスマホにダウンロードして、2024年に運航されるカンタス便(コードシェア便を含む)を 2024年 2月27日23:59 (AEDT) までに予約したら、Status Credits または Qantas Points …

FFP:脱アライアンスと自社会員優遇の傾向(その1)

ある者は露骨に、ある者は巧妙にです。 航空連合は、加盟会社の FFP の大きな部分(特典マイル獲得、特典航空券の提供、搭乗実績の記録、会員の優待)を共通化しました。多くの二社間提携を締結せずに、多社間で共通プラットフォームを構築すると経営効率は…

新生 Miles & More 最終バージョン

プログラム新制度が発表から実施まで 4年以上もあると、こういうことも起きるという教訓。実施される前から大きな変更が次々入った例として記憶に残りました。 Lufthansa, Swiss, Austrian, Brussels Airlines, Eurowings, Discover Airlines, Air Dolomiti,…

外航プログラムの魅力は独自の路線網

日本在住でマイルを貯め、利用することが日常になっている人は、普通 JAL か ANA のプログラム会員でしょう。規制が強い世界で顧客維持を図るため、航空会社は自国の会員に魅力的なプログラムを作ります。したがって日本人が JAL や ANA ばかり使うのは不思…

エーゲ航空 LCA ビジネスラウンジ

さてエーゲ航空の neo era で刷新されたラウンジのうち、最後に訪れたのが LCA のラウンジ。ギリシャには国家戦略的に重要な空港なので、エーゲ航空の存在感もひときわ大きいものがあります。 ただしこのラウンジは、以前からあったラウンジを改装しただけで…

エーゲ航空 ATH extra-Schengen ビジネスラウンジ

エーゲ航空は neo era と称して、主力機材の A320 を A320 neo に更新し、合わせてロゴ、機体外装、機内デザインの一新を進めています。2018 年にこの改革はスタートしました。その一環で全ラウンジの刷新がパンデミックの間に次々行われました。最近の話題…

BER のルフトハンザラウンジ

Lufthansa が Senator Lounge をベルリンブランデンブルグ空港ターミナル 1 にオープンしたというニュースが少し前にありました。 ベルリンブランデンブルグ空港でルフトハンザラウンジが新開店 - PECHEDENFERのブログ 是非これは訪問しなければと思いたって…

アライアンスの客としてラウンジ利用する時

先の記事でアライアンスが設置するラウンジをまとめましたが、今日は同一アライアンスの加盟会社ラウンジを利用する場合の諸相です。内容は初歩的。中~上位の会員資格を複数持ち、年間12回以上国際線出発がある方にはおなじみのことばかりだと思います。 ラ…

アライアンスが設置する空港ラウンジ

空港ラウンジは搭乗を待つための施設ですが、一般に上級キャビン利用者と上顧客が利用できます。最近はそれ以外の客も現地で利用料金を支払って利用できるラウンジが増えてきました。全就航地に自社のラウンジを整備しなくても、会社間提携によって他社のラ…

あの会社はどうなっている

Lufthansa が購入中の ITA 2023年5月にイタリア当局と Lufthansa 側の間ではほぼ合意ができたスキームに欧州当局がなかなか許可を出しません。市場独占に対する懸念からですが、多くの組合もさっさと認可するようつつく状況になっています。 ITA: l'UE doit …

エーゲ航空ゴールド会員更新

エーゲ航空の Miles+Bonus の会員資格を更新できました。新しい期限は一年延長され、2024年11月23日までとなります。今回の搭乗実績の積算期間は、2022年11月24日-2023年11月23日でした。6月中旬に更新なので残り5カ月という比較的遅い展開。エーゲ航空・オ…

5月も終わり

今日で 5月が終わります。FFP (Freqent Flyer Programme) の会員資格を持つ者は、年間の搭乗実績が気になる頃合い。暦の 1年間で搭乗実績を量るプログラムが多く、会員も年末までの予定が朧気ながら見える時期だからでしょう。6月 1日の燃料サーチャージ値下…

エーゲ航空のラウンジ2023

エーゲ航空(A3)は4つのラウンジを持ちます。昨日宣伝とお知らせを兼ねて A3 からメールが届きました。それによると2021年 9月から A3 は大きな投資をしてラウンジの改修を進めているとのこと。メールの内容を整理してみました。以下、階数の表現を欧州式(…

世界都市ランキングと空港ランキング

森記念財団の都市戦略研究所は、世界都市総合力ランキング(Global Power City Index)を毎年発表しています。 世界の都市総合力ランキング(GPCI) | 森記念財団 都市戦略研究所 これは森ビル傘下にある研究所が作成する世界都市ランキング。不動産業を行う…

1,700 番目の記事は ANA に捧げます

2014年 3月に開始したこのブログも、これで 1,700 記事。公表は総アクセス 3,600,000 突破に合わせたかったのですが、まだ10日ほどかかります。そんなに長く更新をさぼるのも気が引けます。また過去を振返り、総括を書くような気分でもないので、普通に記事…

ベルリンブランデンブルグ空港でルフトハンザラウンジが新開店

ベルリンブランデンブルグ空港 BER に設置されたラウンジは多くありません。空港が VIP サービスの一部として設置した Zeitgeist ラウンジは有料で利用できます。 VIP-Service - BER - T1 独立系 (?) のラウンジ Tempelhof は雑居ラウンジで、いろいろな航…

A350 のファーストクラス(その2)

A350 のファーストクラス導入とその新キャビンのメディアリリースが、2月から3月にかけて相次ぎました。偶然の一致なのか、それとも何か必然性があったのか、私には分かりません。とにかく景気の良い話です。 本日は(その1)https://pechedenfer.hatenablog…

A350 のファーストクラス(その1)

航空会社のファーストクラスは、大量輸送時代到来と飛行機利用の大衆化によって現在のイメージが確立したと言えます。各社のサービスは自国文化の宣伝であり、採算性とは別の観点から最上級の客室が維持されていました。ところが米国から始まった航空輸送産…

中国南方と ITA

中国南方航空の行方 広州を本拠地とする中国南方航空 CZ は、4年前にスカイチームを去りました。同じスカイチーム加盟会社のデルタ航空 DL と中国東方航空 MU の提携強化が作用したと一般に信じられています。中華人民共和国には他に中国国際航空 CA があり…

改悪と値上げ

COVID で緩んだ会員基準や会員へのサービスオプションでしたが、旅客の復活を見据えて続々と改悪されそうな気がします。 エーゲ航空 Miles + Bonus では必要マイルが 2.92倍に 昨日のメールでお知らせ。 会員レベルを維持、アップグレードするために必要な規…

JGC・SFC の海外版(その3)

スターアライアンスのクレジットカード 発表時には航空連合のクレジットカードということで話題となりました。というのも、航空会社のクレジットカードは決済利用の0.5%~5%程度が、その顧客プログラムの 1 マイルに変換できますが、航空連合のクレジット…

エーゲ航空の現状

2022年末にエーゲ航空を利用してみて、気がついたことをまとめました。 ドイツーギリシャ輸送が命綱? エーゲ航空のラウンジで待っていて気が付いたのですが、ドイツ便が出発する前に混み、出発するとガラガラになります。路線を調べるとアテネ発の定期便は…

エーゲ航空 ATH ビジネスラウンジ B

エーゲ航空の本拠地はアテネ国際空港 Ελευθέριος Βενιζέλος。 この空港では、Schengen 域方面と non Schengen 域方面でコンコースが異なり、エーゲ航空はそれぞれにラウンジを設けています。Schengen 域のラウンジは COVID 騒動の最中に改装されました。同時…

エーゲ航空 SKG ビジネスラウンジ

スターアライアンスだけで世界中に 1,000 以上の空港ラウンジを提供していますが、 ・出発、乗継共にターミナル内での階の移動が無い ・多くの自社便へラウンジから直接搭乗する と、移動の点で理想を実現した場所は他にあるのでしょうか。 エーゲ航空が2021…

ルフトハンザ FRA ターミナル1セネターラウンジ

アンカレッジ経由北極ルートが華型だった頃、フランクフルトは (西)ドイツの空の玄関でした。当時はターミナル1しかなく、中央ビルの地上アクセス面の反対側に放射状に延びた4つのピアがあるのみ。左右のピアはコンコースの左右に、中央の2つのピアはサテ…

ルフトハンザ Miles&More の新制度は2024年1月に開始 (補足)

直前の記事の補足です。新生 Miles & More の発表時から変更になった部分に注目します。 HON Circle 会員の基準はやはり厳しく 前の記事の通り、新しい Miles & More は 提携各社の搭乗で得る Point (以後 pts) Miles & More 各社の搭乗で得る Qualifying Po…

ルフトハンザ Miles&More の新制度は2024年1月に開始

Miles and More は1993年、ルフトハンザ航空が開始した顧客プログラム(FFP)ですが、現在では オーストリア航空、スイス航空、ブリュッセル航空、ユーロウイングス、エア・ドロミティ、クロアチア航空、LOTポーランド航空、ルクセンブルグ航空 も参加してい…

エーゲ航空のマイルくじ

エーゲ航空の会員プログラム Miles+Bonus は20周年。これを記念して(おそらく全)会員を対象にマイルのくじ引きを行っています。 エーゲ航空は Aegean Avitation として1987年に設立。1999年に現在の会社名 Aegean Airlines になりました。2019年に会社の20…

提携会社による上級会員向けサービス

AA と BA の大西洋 JV 航空会社の地球規模のグループ化は、三大航空連合に見ることができます。それに加えてメジャーキャリアは、特定の地域間輸送で JV を行うのが普通になっています。輸送量が大きい、競争が激しい路線で JV が組まれるのは納得できます。…