バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

Miles & Bonusでゴールドに到達しました。

昨年12月のことです。急にインドに行くことになりました。

私はスター・アライアンス(SA)とは相性が悪くて、買わない、乗らない、貯めないと三無運動を実践しているのですが、今やSAは地球のインフラ。利用不可避という災難も降ってきます。今回も「SIN接続のシンガポール航空(SQ)以外むずかしい」のでした。思い起こせば、2年前にも同じ理由でSQを使いました。草木がぼうぼうの空港やら、奇妙なシステムやら、不気味なCAやらでストレス満載の旅でした。(あのサロンケバヤがどうしてもダメなのです。)

SQの上級会員だったら、少しは楽だったでしょう。「利用したくない航空会社(やアライアンス)で上級会員になる」のは当然困難です。でも災難はヘッジしたいので、

(1) 容易に上級会員になれ

(2) メンテが楽

という条件でSA加盟各社の顧客プログラム(FFP)を探せば、やはりエーゲ航空(A3)が最右翼になります。

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A3のFFPであるMiles & Bonusは、

(1) 1年間で4000マイル積算でBlue会員=SAの中ではシルバーステータス(*S)

(2) その後1年以内に16000マイルを加算したらGold会員=SAの中ではゴールド・ステータス(*G)

(3) それ以上の会員レベルは(公にされてい)ない

と、最上級会員になるのが容易です。上級会員資格の期限と更新については規定がありませんが、おおもとのMiles & Bonus会員資格に関して、

(4) マイルの加算が3年間24ヶ月ない場合は、アカウントが消失する。凍結される。この場合、12ヶ月以内に凍結解除依頼をすれば、アカウントを復活することができる。

とあるので、32年に1度のSA利用という定期的な災難に甘んじる覚悟は必要です。

ちまたの報告から、

・会員登録時に最初にアカウントに入っている1000マイルは、会員資格マイルにカウントされる。

・Blueの段階を踏むことなく、通算で20000マイル超でGoldになれる。

というMiles & Bonusの運用が見えてきます。

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ここまで知った私は、インド往復による10000マイルを早速A3に加算しました。インドのSQ地上係員がエーゲ航空を知らなかったのは笑い話です。そしてANA(NH)のBKK便とSGN便を予約しました。もともと今年3月は旅行の予定だったので、すんなり決まりました。TGやSQでなく、NHになった理由は出発と到着時刻の都合です。

 

SQの第一フライト(NRT→SIN)でBlue会員に変身し、インドの旅を終え、BKK往復、SGNへの往路を終えた時点で20000マイルに達しました。全7フライト。必要な旅で得たマイルですから、費用対効果はあまり問題ではないのですが、確かに巷で言われるように20万円を超える程度で*G会員です。

まともに考えるなら、利用頻度の高い会社のFFPを選ぶべきで、ギリシャに行かない人間には、A3*Gはその真価を発揮しないはずです。(SAを使わない人間にも。)

しかし、何となく嫌な航空会社の利用にも上級会員用サービスは有効です。ラウンジはSAに限らずどこでも没個性的(=土地の文化につきあう必要がない)だし、素早い移動を助けてくれることで苦痛が短縮されます。Miles & Bonusは、「SAは嫌い」あるいはそもそも「空の旅は嫌い」という超わがままな欲求にも応えてくれます。

A3はregional airlinesで、経営が傾くとSAの大手に買収される可能性があります。Miles & Bonusが、例えばMiles & Moreに編入されたら、*G維持はほとんど不可能になります。そのときはMiles & Smilesにすがるのでしょうか。