バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

個人的に2018の10大ニュース(その1)

12月になると、キリスト教徒であるか否かにかかわらずクリスマスを迎えるための大騒ぎにつき合わされます。大都市なら、地球上どこでも状況は似たようなもの。商店も頑張りますが、もっと頑張るのが教会。数多い不届きな信徒を典礼(礼拝 etc.)に集めることが最も容易な日。新信徒獲得にも年一度のチャンス。

 街に出れば、クリスマスソング。今日も "O Little Town of Bethlehem" というアメリカの歌(註1)が聞こえてきました。教会もクリスマスソングを大いに利用します。アメリカで教会に行ったことはないので、ドイツのサイトから。

O, Bethlehem, du kleine Stadt (20.12.2015) • SWR2 Lied zum Sonntag • Manuskripte • Kirche im SWR

この曲の場合、ドイツ語の詩が非常によくできており、初めて聞いた時、もともとドイツ語で書かれた曲だろうと思ったぐらいです。英語よりはるかに平易で、色彩感豊か。音節が音楽と調和しており、ドイツ語初心者にも強い印象を残す詩(註2)となっています。

 Die Prinzen がこの曲を英語とドイツ語で続けて歌っているので、”Die Prinzen, O Little Town of Bethlehem" で検索してみてください。この辺の状況が理解できます。アップされているビデオの著作権がどうなっているか不明なため、これ以上紹介できません。

 

註1:日本語の曲名は「ああベツレヘムよ」だそうです。記事を書くといろいろ勉強になります。

註2:布教にはとても大切。今でこそドイツでは標準ドイツ語をしゃべる人ばかりですが、100年前はそうでもなかったはず。ことさら易しい言い回しは重要なのです。教会が易しいドイツ語を使う伝統は全く変わらず、その結果、外国人でも比較的入りやすい領域となっています。信者が増えますね。この O Little Town of Bethlehem = O, Bethlehem, du kleine Stadt も、ドイツ語初心者の心を動かすほどの容易さ。言語の習熟度は A2 レベルで十分。これこそ教会の力。

 

さてクリスマスはともかく、〆の時期には総括が必要。個人で勝手に考える今年の10大ニュースを順不同で。

 

(1) GGL会員

1月1日にメッセージが届いたことから、強い印象が残っています。British Airwaysマイレージプログラム Executive Club で会員ランクが一つ上がり、GGL会員になりました。

Executive Clubからのお年玉 - バス代わりの飛行機

 ゴールド会員の時はそんなことは無かったのですが、日本支社に電話すると恥ずかしさを感じるようになりました。さすがに日本では少数らしく、会員の個人情報確認の後、少々声の調子が変わります。退屈な割には神経を使うオペレーターの気晴らしになっていると良いのですが...。

 

(2) アルコール関連の事件で揺れる ANAJAL

かねてから存在した問題がたまたま顕在化し、大騒ぎになったというタイプのお話。就寝中の客へ放尿した酔客の存在で、ANAは顧客の野蛮さ、キャビンの危険さを社会に印象づけました。その暴行事件のすぐ後に、機内で大量飲酒したパリ支社長が(おそらく)暴行事件を起こすという不祥事がありました。ANAビジネスクラスのキャビンを知る人の多くは、この会社の機内サービスに問題があることに気づいていると思います。

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ANAの機内サービス:アルコール - バス代わりの飛行機

 

ただ ANA はまだ改善できそうな気がします。JAL の場合には深刻なものを感じました。副操縦士が搭乗前のアルコール検査を逃れ、現地英国の法令に違反。逮捕、拘留、裁判と進み、実刑が下され、禁固刑に服しています。これを越えると犯罪という検査がすり抜けられること自体、組織が機能不全に陥っている証拠ですが、それよりも JAL の身内に甘く、いい加減な体質が変わっていないことに驚きました。つまり、機長の精神障害が原因で起きたJAL350便墜落事故(羽田沖墜落事故)の教訓が生かされていません。アルコールによる酩酊状態(註3)、疾病による妄想。操縦できる身体状態にない者がコクピットにいる日本の翼。このままだと向かっているのは明日の空ではなく、海の底ですね。

註3:アルコール依存症をセルフチェックするサイトはいくつもありますが、今回の騒動の主人公、元JAL社員‐現受刑者がそういうチェックを行ったら、「専門医への相談をお勧めします」になるはずです。そしてアルコール依存症精神科医の領分です。酒酔いの状態での乗務は、統合失調症の症状が出ている状態での乗務と多くの共通点があります。

 

ANAにしろ、JALにしろ、まともな会社であるなら、アルコールの管理は厳しくするはずです。機内サービスでも制限がかかりやすくなるに違いありません。酒を飲んでいい気分になり、うたた寝するのが楽しみだった無害な搭乗客は、楽しみが減ります。

JAL国内線の不機嫌な上級会員

JALの機内には、奇妙に不機嫌な客

が多いという見方が一部に根づいています。上級会員の荷物タグを付け、機内慣れを見せる層の大きな部分が該当するようです。こういう人たちは、どういう人たちかというのが本日の内容。

 この命題は、真かどうか判定する方法がありません。不機嫌の基準ひとつとっても、具体化は困難。したがって本日書くことは、曖昧な概念に対する不明瞭な推理です。

 

どういう人たちか

若くはない男性。40歳は超えています。主体は50歳前後。活力に満ちたという形容からは程遠いのですが、過度の疲労により活動が低レベルになったようには見えません。この点がポイント。年相応のエネルギーは残っていそうなのに、疲労困憊した者のような行動を見せること。特徴はこれに尽きます。

 搭乗時、降機時のクルーの挨拶には無反応。口を利いたとしても、飲み物を配られる時だけで、それは品名のみの返答。JALは指差しで OK という仕組みにしたので、その場でも無言の者が多数います。加えて不自然に弛緩した姿勢をとっています。まるで自室に一人でいるかのような振る舞い。公の場では、行儀よく振る舞うというプロトコルを知らない人たちです。

 機内では何となく時間をつぶしています。新聞、マンガ、ゲーム、うたたね、天井見つめといったところでしょうか。時間に追われ、残した仕事をバリバリやるという者はいないようです。

 カリカチュアにするなら以下のような感じ。こだわりを見せるほどではないが1,980円では買えないシャツが強調するメタボ腹。シートからずれ落ちそうなぐらい腰を前に出して着席、内臓脂肪で膨れた腹が一層引き立ちます。機内で脱いでしまう合成皮の靴は、外層収納とファスナーが多い化繊のカバンにマッチします。ブランドものでは、TUMIの日本向け製品が人気。スマホタブレットは割と好きなようです。

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何のために搭乗しているか

出張でしょう。会社に与えられた労働。

 

どういう身分の者か

いわゆるサラリーマン。大勢の部下に指揮するメインストリームの部課長あるいは役員ではなく、実働部隊に見えます。部長代理などという肩書はあったにしても、事実上部下なしのベテラン歩兵です。そうだと推理する理由は、3つあります。

 一つ目は大勢に指揮をする人間が、年に40回 ~ 60回も本拠地を空けられるか?と言うことです。フットワーク軽く現場へ飛ぶのは、配下の役目です。

 二つ目の理由は、人を束ねて組織を回す人間なら自然と行う気配りが皆無に見えることです。特に相手の言うことはよく聞いて、理解に努めなくては人が動きません。これは習慣とならざるえないので、飛行機のような「公の場」でもそういう行動が出ます。そういうことが自然にできてしまうものだから、部課長あるいは役員をやらされるわけです。この逆の者たち。

  三つ目。組織を束ねる者は他人にどう見られるか常に意識せざる得ません。行儀悪の露呈は、配下の者への指示が難しくなるリスクにつながります。この心配から解放されるのは個室にいる時だけ。これも全く逆。

 

同じ理由から、公的組織でそれなりの役職に就く人、(番頭を置いて自分は動き回るタイプもいますが)自ら会社を率いる人の可能性も低いと思います。

 

なぜそうなるか

何か不満があるのでしょう。その場で起きた一回限りのことではなくて、人生全般に関する不満が長い年月、心を覆っているような感じです。すると不満は仕事の内容や業績、あるいは社会的な成功に自分が及ばないとか、その類のことでしょう。不貞腐れた状態なのかもしれません。

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未来の姿

彼ら個人の未来なんてどうでも良い事。ここで関心があるのは、JAL客室の未来像です。

 

今:こういう人たちは概ね組織の手足であり、指揮する側にはいません。そのため地位が低いと勘違いしている可能性があります。自己評価が甘い人は多いという話はさておき、大きな組織の○○長になる人はプレイヤーとしての能力より、人をまとめる能力の方が組織にとって有用で、現場のプレイヤーはその逆なだけです。つまり役割分担。どんな組織でも、構成員の能力を組織のために可能な限り生かそうと躍起ですから、自然なことです。

 

近過去:進んだ国、進んだ経済圏に追いつくよう、生産力を上げ、活動を拡大していた時代はとうに過ぎました。その頃の価値観が抜けない人間は、定年まで部下無しで現場を回されるとなると、心の深いところで不満が蓄積しても不思議ありません。しかしそんな状態では、人生そのものをスポイルしそうです。奇妙に不機嫌な客を機内で見かけるたびに、そんなことを考えてしまいます。仕事は仕事。自分の能力を生かして金を稼いでいるのだから社会に居場所があるわけです。古い価値観は捨てるのが自分のため。

 

近未来:IT, AI, 機械化と呼び方は様々ですが、単純労働から人類が解放される流れは確実です。ここで重要なことは個人の仕事の効率が上がるという点にはなく、「単純」に該当する労働が増える一方だという点です。あらゆる分野で現場のプレイヤーは激減します。つまりJALのキャビンでは、今見るような「奇妙に不機嫌な客」は漸減するでしょう

 科学技術の発展による労働からの解放は、20世紀初頭には夢の未来でした。100年後の今、この未来像は現実に向かっていることが実感できます。それは人が行う仕事には並外れた能力が要求され、多数の人間には仕事が無くなるという社会。社会に貢献できる少数にはそれなりの報酬、貢献できない多数には(相対的に)低レベルの生活が平等に保障されるという状態。正社員だ、派遣だなんて、後世から見たら小さな差になるはず。これがリアルな労働からの解放です。

 冷静に考えればそうなることは考えつくはずですが、100年前は誰も予想できなかったと言われても納得できます。都合の良い方向に物事を考える傾向は、個人レベルではよく非難されますが、社会レベルでは原則歓迎されます。人類は勝手です。

 

仕事で日本中を飛び回るなんて、高度成長期なら充実した人生です。十分満足でき、不機嫌な態度をとる余裕も理由もなかったでしょう。ところが大量輸送時代の現在では、これは大した意味を持ちません。価値観が古いと、発想の袋小路に入り込みます。二世代後の人間から見ると、労働により社会に貢献できたなんて、相当うらやましい人たちと思われる可能性すらあるのです。頻繁に出張させられることは、何とか今の時代に適合できた人間であることの証明です。不機嫌になるほどの理由はないのでした。

エーゲ航空とマイルの値段

マイレージプログラムは、規制だらけの時代に航空会社が成長(顧客獲得、新規路線開設、運航頻度増大)するための仕組みでした。アメリカン航空が導入したとされる飛んだ距離が評価され、それが報われるシステム。空の自由化が進んだ今日、多くの一般消費者向けサービスと同様、支払い金額を評価するようになったのは当然。獲得マイル金額制は、デルタ航空が開拓者のように言われますが、あまり正確ではありません。

 距離制と金額制は相反する2つのシステムではなく、中間段階が自由に設定されます。ファーストクラスで実距離の400%、格安エコノミーで実距離の25%のマイル獲得とするのはその例。いろいろな段階があるため、マイレージプログラムは世界中で距離制から金額制へ少しずつ変貌し続けています。

 エーゲ航空 Miles+Bonus でもこの変化は進行中ですが、他のプログラムに比べ距離制が強いシステムを保っています。つまり格安エコノミークラスに搭乗しても、かなりのマイルが貯まるプログラムです。

 

エコノミーの搭乗クラスによる金額差と獲得マイル量

陸マイラーの間で重要な概念に、マイル単価があります。マイルを購入(あるいは出費の一部として入手)、それを無料航空券に変えた場合、同日同便同キャビンの航空券の最低販売価格と比較、支払った金額の方が少ないことが陸マイラー存在のための必要条件です。

 マイル単価は、購入、利用の双方で仮定部分が多すぎるので、大変あやふやな尺度です。しかしこの計算をせざる得ないこともあります。

 

タイ航空、シンガポール航空は、マイル積算率 100 %の格安航空券をウェブで販売しており、かなり遠くへ旅行することもできます。そのため、Miles+Bonus 会員には重要な航空会社です。タイ航空では

 

・セイバー運賃 (予約クラス W/V): Miles+Bonus 積算率 0%

・セイバープラス運賃 (予約クラス T/K): Miles+Bonus 積算率 50%

・エコノミーフレキシ―運賃 (予約クラス M/H/Q) : Miles+Bonus 積算率 100%

 

です。問題は T/K で良いのか、M/H/Q まで必要とするかです。

 T/K か M/H/Qの違いは、もちろんマイレージだけでありませんが、普通に搭乗する分にはその違いは意識できません。したがって、多くの人にとって値段の差は獲得するマイルの差になります。

 

マイル購入、ポイント費用と比較

1月の適当な時期の東京-パリ(バンコク経由)の往復の料金を調べてみます。この区間距離は片道で約 8,760 milesです。

 

往路はこんな一覧が出てきます。

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53,060円のセイバー料金を選ぶと、マイルはゼロ。一方61,560円のセイバーブラス料金を選ぶと 4,380 miles得られます。差額 8,500円ですから、マイル単価は約 1.9円となります。61,560円のセイバーブラス料金にさらに 8,500円加えると、70,060円のフレキシー料金となり、さらに 4,380 milesが加わります。つまり線型性があります。マイル単価1.9円が安いと思うなら、フレキシー料金を選ぶのが正解。

 

帰路の様子は異なります。少し値段が高いのは税金や各種料金が異なるためで、そのことではありません。マイル単価が比例しなくなっています。

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61,540円のセイバー料金で 0 mileは同じ。65,740円のセイバーブラス料金で 4,380 miles得られますが、差額はわずか 4,200円。マイル単価は約 0.96円です。しかしこのセイバーブラス料金とフレキシー料金との差は往路と同じで 8,500円。さらに約 4,380 milesが加わります。

 つまり

セイバーをセイバープラスにすると、そこで増える 4,380 milesの単価は 0.96円

セイバープラスをフレキシーにすると、そこで増える 4,380 milesの単価は 1.9円

判断を要する場面となりました。もっとも航空会社サイトでマイルを直接購入する場合、1 mile あたり最低 2 円程度。マイルを貯めたい人なら、TGはフレキシーを買っておけば OK と覚えておいても損はしないでしょう。


ちなみにMiles+Bonus では tier miles も購入できますが、500 milesが50 EURもします。マイル単価13円。会員年度末にゴールド会員継続がピンチだと、慌ててこんなものを購入するぐらいなら、普段から余裕を持ってマイルを稼いでおいた方が良いに決まっています。

 

マイル単価から計算した特典航空券の値段

一方、Miles+Bonus のマイルを特典航空券無料に変える時もどのぐらいの価値になるか大雑把に見る必要があります。陸マイラーの方が好きなマイル単価は、大抵こちらの話。

 タイ航空のエコノミークラスを利用して、東京―バンコクを往復するなら 25,000 miles必要です。上のマイル単価 1.94円で手に入れたマイルなら、これは 48,500円分。実はMiles+Bonusでは諸料金を別に払う必要があります。多分7,000 ~ 10,000円になります。合計すると大体 55,000 ~ 60,000円。

 ところがタイ航空のサイトでセイバー料金で購入しても、閑散期に諸料金込で 60,000円程度です。

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わざわざマイル積算運賃でエコノミークラスに搭乗して貯めたマイルも、エコノミークラスの特典航空券に換えてはうま味がありません。苦労していろいろ計算しても、「何をやっているのか、意味不明」という事態になります。

 

ビジネスクラスの特典航空券だと、同じ区間に 42,000 miles必要です。獲得マイル単価が1.94円なら、82,000円。諸料金を合わせて出費が 10万円になったとしても、この価格で東京―バンコクビジネスクラス航空券を購入するのはほとんど不可能。使い方としてはビジネスクラスが正解というわけです。しかしながら、エコノミークラスなら特典航空券で「思い立った時に旅行できる」感覚ですが、タイ航空のビジネスクラス直行便の無料航空券の獲得はそこまで甘くありません。

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今後はこれも

航空券の値段の差は獲得マイルになっている感じがしますが、この界隈では意外に正しい物の見方なのかもしれません。ホテル予約サイトの ROCKETMILES は、この仕組みを外からでも見えるようにしたとも思えてきます。

 Miles+Bonus も新たに ROCKETMILES と提携をしました。このサイトでホテルを予約すると、Miles+Bonusで特典マイルを得ることができます。

 

ROCKETMILES については、最近記事にしました。

ビジネスホテルの宿泊でマイル、アビオスを得るサイト - バス代わりの飛行機

 

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このサイト、当該ホテルの属するチェーンの予約サイトより、わずかに高いだけという価格でもオファーがあります。そんな場合、500マイルでも「儲かった」気分になれるかもしれません。マイルの価値が気になる方は、この方法でマイルを得ることも考えても良いかもしれません。 

2019年の会員プログラム

年の瀬の恒例。年明け後の各種会員プログラムの利用法について、作戦立案です。新年の résolutions* のようなもの。

 

航空会社マイレージ

British Airways Executive Club:現状は 2020年2月末まで GGL会員。来年も BA とワンワールドの便に搭乗して、さらに資格延長を図る予定ですが、どうなる事やら。そろそろプログラムの改悪がありそうな予感もします。

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Air France - KLM Flying Blue:現状は 2019年3月末まで Gold 会員。あと4ヶ月。年末までの搭乗実績で 2020年3月までの会員レベルが決まりますが、Silver 会員になる予定です。上級会員資格基準に xp が導入され、どうあがいてもビジネスクラス利用でないと、上級会員維持は無理。一方、ビジネスクラスだと Gold 会員の殆どの特典は、サービスに含まれてしまいます。個人的には、会員特典はほとんど意味がありません。

 さらに Flying Blue の新しいカードデザインに失望しました。特に Gold 会員のカードは最悪。このことも Silver を選ぶ動機になっています。

 来年は xp が 残った状態から始まる予定です。Silver 会員資格を延長する程度には搭乗できます。スカイチームではエリート会員となりますが、会員特典はワンワールド・ルビー会員、スターアライアンス・シルバー会員と比較すると充実しています。

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Aegean Airlines Miles+Bonus:現状は 2019年11月24日まで Gold 会員。日本に住んでいるとギリシャは遠く、この航空会社の利用はおっくうに感じられますが、搭乗自体は楽しいので続いています。11ヶ月以内に4便利用、さらにスタアラ各社の便で合計12,000 miles以上の搭乗を果たし、会員資格を2020年11月24日まで延長するつもり。エコノミークラスの搭乗だけで十分維持可能な会員資格と、今時貴重な存在。

 スターアライアンス各社はあまり使わないので、スタアラゴールド特典は最低限しか利用していません。

Cathay Pacific Aisa Miles:これはアンケート Insight の報酬用に開設したアカウント。最近アンケートの依頼は来なくなりました。キャセイは Insightも維持できないぐらい元気がなくなっているようです。マイルの有効期限より、そちらの方が心配。

 

宿泊会員プログラム

Accorhotels Le Club:現状は 2019年12月31日まで Silver 会員。来年から「主に利用する」ホテルチェーンにする予定。年間 30 泊はするでしょうから、適当な時期に Gold 会員にレベルアップするはず。

 Accorはビジネスユースのイメージが強いチェーンです。高級ブランドの Sofitel は一時期放置され過ぎて、前時代の臭いが固定してしまいました。もはやこの名では高級イメージの確立は無理だと判断したのか、SO/ Sofitel、Sofitel Legend、M gallery by Sofitel と3つの新ブランドを立ち上げましたが、贅沢好きな顧客は開拓できたのでしょうか。ヨーロッパブランドとチェーン化は両立しにくいので、中途半端な線を狙わざる得ない気もします。

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このチェーンのホテルは、どこに行っても目にするような気がするのですが、部屋数は世界第6位。意外と少ないのです。しかしながら、ヨーロッパに限ると断然トップ。2~4位を合計しても、Accor に及びません。それがどこにでも見つかる理由なのでした。やはりメインは、このチェーンで正解。

 

SPG & Marriott Rewards:基本的に止めます。つまり、他のホテルが取れない場合に、選択肢に上がるかもしれないという方針になります。

 

IHG Rewards Club:前項の会員プログラムは休眠。するとアクティブな会員プログラムは Le Club 一つになってしまいます。さすがに心もとないので入会しました。何となく良さそうに見える IHG Group。

 アカウントは真っ新。

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入会後、初めて宿泊するまでの期間のみの表示ですから、貴重なスクリーンショット。すでに年内の宿泊を予約してしまいました。

 

ホテルブランドからチェックを始めないといけない状態です。

 

もともとアメリカ起源のホテルブランドが多いようですが、本部はイギリス。ヨーロッパに多く展開します。全世界における部屋数は、Hilton に僅差をつけられ第3位。ヨーロッパでは、Accor の3分の1。しかし、Best Westernに僅差をつけて第2位。そんな立ち位置です。

 

*新年の決心、新年の抱負。Google先生によると、フランスにおけるありふれた新年の抱負は、

体重を減らすこと、タバコを止めること、より良い仕事を得ること、節約すること、真の愛を見つけること、家の中をきっちりすること、何か新しいことを探すこと、近い人とより長く過ごすこと、etc.

と言うことです。紫ダイヤだとか、ファーストクラス世界一周だとか、1 000 000 陸マイルだとかは、全然現れません。

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TG643:NRT-BKK エコノミー(その2)

United Club で離陸する航空機を眺めていたら、バンコクに行くことを危うく忘れそうになりました。搭乗開始5分前に自分のやるべきことを思い出し、広げていた荷物を慌ててバッグにしまう羽目に。それでもラウンジ出口では、平然とした顔で挨拶をして出発できます。挨拶は基本と思わせる程度には、外資しています。

 搭乗開始予定時刻にゲートに着くと、キャビン後部座席の一般搭乗が始まったところでした。優先搭乗の列はすでに霧散しています。どれだけ優先搭乗列が長くなるのか観察することを楽しみにしていたのに、逃してしまいました。

 

搭乗はこちら。エアバスA330

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原則が青紫と赤紫、時々黄色というシート配色。2-4-2の配列はいたって平凡。

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横幅だけではなく、前後の空間も十分なのですが、座席がへたり気味。

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タイ航空のシートは壊れていることはあまり無いのですが、全体的にヘタっています。ファーストクラスまで共通するこの航空会社の特徴。

 

内装が古く、個人用画面も今時の基準からすると小さいもの。ドイツの製品のようでした。

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タイではメンテのやり方がどこか違うのでしょう。 街中でも見かける経年劣化は、このヘタレた感じと合致します。確かに「機内に入った瞬間から、そこはタイ」です。

 

搭乗開始時間も繰り上がりましたが、ドアクローズも予定より10分早く終わりました。離陸も順調。すぐに安定して、サービス開始。仏頂面といっては何ですが、笑顔なしに淡々とこなしていくタイ航空のクルー。

 離陸開始より10分後のテーブルの姿。

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タイ政府が観光客を呼び込むために使う常套文句とは異なり、普通のタイ人は無駄にニコニコしません。タイ航空のサービスも同じ。むしろテキパキこなしていく感が強いのでした。機内食も日系よりは、早く出てくるようです。

 機長から挨拶は離陸開始40分後。順調な出発となったようです。すぐメインの機内食

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可でも不可でもなし。エコ機内食の平均よりは質が少し高いと言ったレベル。

 

メインは、「豚カレー」と「チキンとライス」からの選択。読んでいた本の影響から、気分はチキン。

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米の上には謎のキャベツ。米の加熱ムラを防ぐ意図があるのかもしれません。ブイヨンで茹でたような味付けでした。チキンにはナイフが必要。蕎麦をフォークで食べて平気な方でない限り、箸、フォーク、ナイフ、スプーンが総出動する機内食

 

このキャビンの客は、タイ系、南アジア系、中華系、日系とバラエティに富んでいました。蕎麦をすする音がまばらです。

 ちなみにPechedneferの隣は、香港出身の中華系アメリカ老人。移民一代目。初等教育から英語だったということで、その他の言語はほとんどダメなようでしたが、稀に見るおしゃべり婆でした。

 

機内食由来のゴミ・使用済み食器などを回収した後、直ちに Landing Card が配布されます。

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その後、クルーはせっせと船窓のシェードを閉めに回ります。正確には窓側の乗客に閉めるよう一人一人依頼して回ります。それで機内は真っ暗。タイ航空はこういうところが徹底しています。

 

読んでいた本の二つの章を読み終えたところで、雑誌に手を出します。情報収集。

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この雑誌、アジア・パシフィック版は定期購読者にアンケートをとり、ホテルや航空会社のランキングを作成しました。SkyTraxと同じように人気投票を実施したのでした。その結果がこの11月号に掲載されていました。航空会社関係のランキングは以下の通り。

 

エアライン:1位 SQ、2位 QR、3位 CX

ア州大洋州エアライン:1位 SQ、2位 CX、3位 TG

ファーストクラス:1位 SQ、2位 EK、3位 CX

ビジネスクラス:1位 SQ、2位 QR、3位 CX

エコノミークラス:1位 SQ、2位 EK、3位 QF

会員プログラム:1位 CX、2位 SQ、3位 BA

空港ラウンジ:1位 Pier 1st (HKG)、2位 SilverKris 1st (SIN T3)、3位 QF 1st Class (SYD)

空港:1位 SIN、2位 HKG、3位 ICN

ア州大洋州空港:1位 SIN、2位 HKG、3位 ICN

 

SkyTraxとは異なり、あからさまな矛盾は見つかりません。

 

雑誌を読み終えても、航路の半分。意外に長く感じるフライトでした。

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その後、暗闇の中でソフトドリンクのサービスが2回ありました。トレイにプラコップを並べてクルーが巡回するスタイルです。

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一度だけオレンジジュースを貰います。

 

到着前1時間には軽食。今日はアイスクリーム。バニラか抹茶の選択。

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この時も、別のクルーがソフトドリンクを載せたトレーと共にキャビンを一巡。あまりそう感じませんが、機内サービスは緻密です。

 

機内ナビゲーションでは、到着予定時刻は16:52と定時より18分早くなりましたが、結局着陸したのは17:00ちょうど。夕日が見られる Suvarnabhumi 空港。

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Cコンコース先端のゲートでした。徒歩での移動は、良い運動になります。幸い入国審査は空いており、降機20分後には預け入れ荷物のターンテーブルに到着。まだ前便の荷物が回収されているところでした。

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結構な混雑空港ですね。たいした間もなく、我々の便の荷物が出現します。ビジネスクラスが最初、その後にスタアラゴールド優先組だったようです。異なるタグが付けられていたので区別できました。ANAおよびタイ航空のハンドリングは優秀。

TG643:NRT-BKK エコノミー(その1)

成田をほぼ正午に出発する直行便。朝は余裕の出発、現地到着も夕方無理がない時間帯。移動で一日つぶれますが、体に優しい移動です。タイは医療ツーリズムでも世界のトップクラスですが、この便は体力が無い老人向けとして特別注目されるには至っていません。

 

出発は大崎駅からバスを使ってみました。こんなバスが成田空港まで運んでくれます。台湾好きな方々、ご存知でしたか?

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内部は日本の大手の仕様。協力しているようですが、どういう事業内容なのでしょうか。

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運転手はWiller Expressの方。車内案内表示も普通。

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しかし中国語の表示は繁字。からも積極的に集客しているのでしょうか。今日はそういう客には気が付きませんでした。ただ頻繁に日本に遊びに来る連中だと、バスの運転手と話す程度の日本語ではわからないので、判断できません。

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大崎駅の隣は品川駅ですが、これら2駅からはそれぞれ成田空港行きのバスの便が利用できます。しかし基本とする経路が全く違うのが面白いところ。このバスは山手通を北上し、大崎郵便局で右折、目黒入口から首都高に入り、一の橋から京葉道路か湾岸かに向います。約80分で成田空港に到着。

 

さて今日利用するタイ国際航空は、スターアライアンスの創設メンバー。成田空港の利用ターミナルは、ANA帝国の一大拠点であるターミナル1南です。時に非常に混むターミナルですが、今日はそれほどでもありません。ストレスの原因は一つ免れました。朝の出発ラッシュ時だというのに幸運でした。

 しかし奥へ進むと、右を向いても、

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左を向いても、ANAだらけ。

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日本の霊感に打たれっぱなしです。

 

これ以上の The World of ANA は勘弁して欲しくなり、ラウンジはこちらへ。

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タイ航空の場合、ANAが地上業務を行います。チェックインではANAラウンジを使えと言わんばかりでしたが、搭乗券にはこのラウンジも案内されています。

 

普通混雑するANAラウンジと異なり、普通空いているUnite Club。まずまず広い空間。

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アメリカ英語が多いのは当然として、ドイツ語も結構耳にします。成田一タミ南を良く使う人たちなのでしょう。世評が NH >> UA ですから、 NH の本拠地なら現実を知らぬ者は ANA ラウンジを選びます。一,二度ANAラウンジに行って、自分に合わないと感じる客層がこちらに来るのだと想像できます。

 利用者数で計ると、明らかに ANAラウンジ >> UA Club。ANAのサービスは好評だという意味ですから、今後も磨きをかけて更にネタを提供して頂きたいものです。

 

United Club の空間構成は大雑把、古いコンセプトですが、基本的なことはしっかりしています。空いている分、ストレスが感じられません。

 

食糧の種類は少なく、皿は小さく、トレイはありません。アメリカ人と食べ放題の組合せは、いろいろと問題を起しそうなので、この運営方針は理解できます。

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軽く朝食を取るなら十分。機内食もありますから。

 

今日は朝からアルコールという気分にはなれず、カプチーノ1杯にしましたが、ワインも一応4種類あります。

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焼酎もあります。アメリカの航空会社ラウンジとしては、飲み放題、食べ放題は十分すぎるほどのレベル。インテリアは、この少数の写真だけでも頑張っている事が分かります。

 

窓の外には相変わらずANA

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しかし正面遠景は、成田空港が誇る 4,000 m 滑走路です。いろいろな航空会社の機材が観察できます。

 寒い国からSASデンマーク人が大勢乗っているはず。

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隣は一タミ北になるので、スカイチーム各社の機材もうろうろします。逆光で凄みを増したベトナム航空。

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こちらも日本ではお馴染み、ガルーダインドネシア。オランダ人の利用も多いはず。

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間延びした時間の過ごし方になるとは言えども、窓の外は眺めていて飽きません。非常に良い場所を占めるラウンジです。

 

明日の空へ、日本の翼も次々離陸します。

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成田は風向きにより離着陸方向が変わりますが、この時の風向きだと、勇ましく離陸する爆音が頻繁に聞こえます。ラウンジの遮音は十分で、BGM代わりに好ましいレベル。

 

第一ターミナルは成田空港創業時からある建物。様々な施設も充実しています。それに加え、地味に良いラウンジの存在。成田空港でのスタアラ利用は意外に良いかもと思うようになりました。

MH70:KUL-NRT ビジネス

このブログ、MHに分類した記事が115もあります。マレーシア航空でこの数をポストしたブログは珍しいはず。単一著者が日本語で書いたものとしては、唯一かもしれません。しかしマレーシア航空では、自負も気負いも生まれません。全く気軽な航空会社です。この航空会社の利用では、「こうすべし」なんて似合いません。サービスに限って言えば、見たまま、体験したまま。こういう所が、妙な気負いが生まれにくい原因なのかもしれません。

 

さて本日は、やや珍しい場所から出発。

 クアラルンプール空港のターミナル M は、正方形の対角線がコンコースになったような形状ですが、C1 ~ C6 のゲートは、他の3つの枝と構造が異なります。スカイトレイン、つまりメインターミナルとの間のシャトルが中央を走り、C1, C3, C5の並びから、C2, C4, C6の並びへ行くためには、一度ターミナル中央部分まで戻る必要があります。

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そういうこともあり、通路-待合室-外の風景の関係も異なります。他の場所よりずっと趣があります。

 

ただし搭乗する機材は、この「何だかちょっとがっかりのA330-300」ではなく、「何だか少しウキウキする」A350-900。

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タヌキのヒゲに見えるピトー管。

 

最近のマレーシア航空の成田路線は、

 

週5往復:KUL発の昼便 MH70は、A350-900(たまにA330-300)。これはMH71としてNRT発の夜便に変わります。KULに戻るのは翌朝の4:00頃。

毎日往復:KUL発の夜便 MH88は、A380-800(たまにA330-300やA350-900)。これはMH89としてNRT発の昼便に変わります。KULに戻るのは夕方17:00頃。

 

となっています。MH70, MH71の運航日は、KUL発日火水木金です。A380で毎日往復してもなお輸送しきれないとは、かなりの人気路線、成田ークアラルンプール。ANAも一日2往復するぐらいですからね。日、馬の首都間の移動は、これまでにないほど活発になっているのでしょう。

 

サービスを堪能したいとか、映画を見るのが楽しみとかいう場合は昼便。7時間程度のフライトですから、夜便だと喰って寝るだけ。

 さて搭乗ゲートは、朝の光に包まれています。それだけで元気づけてくれます。

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搭乗して出て来るウエルカムドリンク。これは朝でも夜でも変わりません。その事の良し悪しを議論するような会社ではありません。

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機内誌には、Penangにある歴史的建造物の紹介。ここを借りてパーティを行う場合の費用が出ています。夕食、Champagne、中国琴(古筝)の生演奏のセットで36人まで50,000 MYR(136万円)です。先進国で同じことを行う場合と変わりません。

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日本だと1人4万円は、結婚や叙勲祝のパーティですかね。

 

窓の外は、屋根設置の太陽光パネルと隣のゲートのマレーシア航空機。

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袋入りナッツとドリンク。いきなり赤ワインは、いきなりステーキと同程度の外し方。食事もこれで通すためです。マレーシア航空では、皿に応じてワインを変えるという発想が一般的ではないようなので、一種だけにして「あげます」。

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型にはまったサービスは、供給側では単純簡単な方が良いに決まっています。アルコールに不慣れな文明文化が、客室乗務員の仕事を楽にしています。

 

酒の習慣とは関係ありませんが、しばしばお会いする日本人乗務員がこのキャビンを担当していました。お仕事の邪魔にならないよう、無駄口は控えて「あげます」。

 

ナッツ類はハラル認証付き。マレーシアには、国営の認証機関があるのでしたっけ?

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ハラルフードに手が簡単に届くのは、イスラム教国らしいところ。メニューにも、

Food served on board is HALAL.(機内の食品はハラル。)

と、ちゃんと書いてあります。

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一方ワインリストには、Wine served on board is HARAM.とは書いてありません。当たり前すぎて不要なことを言うという意味で、ペットボトルの栓に「ここを開けます」と書くようなもの。

 

年々貧弱になって来るオードブル。そろそろ限界ではないでしょうか。

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MHは肉類に外れがないという法則を重視したメインの選択。これは鶏の骨付き。

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豚肉料理は絶対ありません。豚が好きな人は、中華系の航空会社の利用が良いはずです。長距離路線なら、ほとんど全ての便で豚肉料理を搭載しているのではないでしょうか。

 

デザートはアイスクリーム。Halalと書いてあるかなと探したのですが、表示は見つかりませんでした。

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Présidentのバターにも表示なし。包括的に宣言する、つまり航空会社が保証することで、食の安全に関する情報提供は十分なようです。

 

昼間のフライトですが、窓のシェードは下ろしていました。ただそれが徹底しないキャビンでした。到着が近くなって、シェードを開けなくてはならなくなった時の窓の外の様子。

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夕刻が迫っています。この空の色、ターミナルに到着したら日は暮れているはずという予想ができます。