バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

使えるといいなという、マレーシア航空のプロモーション

Malaysia Airlinesからのメール。日本風に言うと初売り。ヒンズー教の新年に乗じてのプロモーション。

f:id:PECHEDENFER:20171018122905j:plain

アジアでは、国民に関係がある宗教の重要日を休日にする傾向があります。また民間でも、宗教暦を小売に利用する傾向が顕著です。その結果、どの国へ行っても同じ時期にお祝いをしているということになり、没個性化しています。

 それはともかく、マレーシアはイスラム教が社会の締めるべき所は締めているため、ヒンズー教の新年というのは意外でした。

 

さて販売の内容は、

・今年10月22日までに予約

・今年10月24日から来年3月31日までに旅行

・最低滞在期間(オセアニア5日、その他3日)と最高滞在期間(3か月)

が条件です。滞在期間の条件があるので、往復運賃ということになります。

 

出発がKota Kinabaluという点が、いつもと違います。こんなメールを送って来るところを見ると、Pechedenferはどこに住んでいるのか登録されていないのでしょう。

 価格が魅力的。特にビジネスクラス。東京往復の3,679 MYR(98,000円)も魅力的ですが、Perth往復の2,199 MYR(58,500円)はかなり破壊力があります。

 

ちなみにTokyoもPerthも、British AirwaysのExecutive Clubに積算すれば、往復で280 tier pointsが稼げます。ポイント単価に直すと、Perth往復は滅多にないレベル。

 

試しに年末年始に調べてみたら、最安値にはならないものの、相当有利な価格が出てきます。往路は12月24日で、

f:id:PECHEDENFER:20171018125444j:plain

帰路は12月31日で、

f:id:PECHEDENFER:20171018125519j:plain

f:id:PECHEDENFER:20171018125557j:plain

 

見つかりました。

 

このプロモーション、使える方は是非どうぞ。

フライングブルー:三井住友クレジットカードの入会キャンペーンによせて

久々にインパクトのある入会キャンペーン

すでに評判になっていますが、三井住友フライングブルーVISAゴールドカードを10月31日までに申し込み、カードが11月30日までに発行されると

 

2018年 3月31日までの Flying Blue ゴールド会員資格が付帯

 

されます。

「フライング・ブルーVISAカード」新規入会キャンペーン実施中!!|クレジットカードの三井住友VISAカード

 

年会費は10,000円。その他にも入会特典があり、

 

Flying Blue(FB)の特典マイルが10,000 miles

入会時にVJAギフトカードが2,000円分

12月31日までに8万円以上の利用でVJAギフトカードが6,000円分

 

このカードは他の三井住友の出す航空会社FFP提携カードと同様、地味だったのですが、今回ばかりは破壊力のある特典が付いてきました。

f:id:PECHEDENFER:20171015172849j:plain

 

背景の邪推

レガシーキャリアは余裕がなくなると、料金が上がり、キャンペーンや新サービス提供が無くなります。Air France-KLMもここ2年ばかり停滞していましたが、経営改革が結果を出すようになったのでしょう。料金体系や運航のフォーメーションなど、かなり整理されました。競争力を取り戻してきたようです。キャンペーンや新しいサービスに取り組む余裕もできたようで、消費者目線ではチャンスです。

 巷で心配されているマイルの金額規準の噂。デルタが始め、AAとUAが追従した評判の悪いあれです。AF-KLMでも、相当前から検討を行なっているはずで、時々出て来る噂は、内部情報が洩れているような感じです。

 FBから脱退したAir Europaのように、1 EUR=2 milesなんて低値になっては困りますが、国際的であり大きなプログラムのFlying Blueでは、これは自殺行為になりそうです。噂されている1 EUR=4 milesに、現在の会員レベルボーナス(50%, 75%, 100%)が加算されるという線は確かに妥当。しかしながらこの場合、現状の格安航空券で得られるマイルは、だいたい増えます。金額規準の導入は、プログラム改善になりそうなのです。AF-KLMはLCCに対抗するため、顧客の囲い込みに必死。上級会員制度に対しても基準を上げることは難しいはずです。

 アメで釣って会員を増やし、プログラムの大幅改悪を行うというスキームはなさそうです。改悪を行ったら、従来の会員すらAF-KLMを見捨てますから。

 

Bienvenue dans le programme Flying Blue

残念なことに、Pechedenferはこの入会特典の一番の目玉を利用できません。すでにGOLD会員資格を2018年3月まで更新しています。しかしこのキャンペーンで、実際に搭乗するFBの会員が増えそうなので、何となくうれしくなりました。

 

日本ではゴールドを毎年更新している会員なんて、そう多くはないと思います。実際どういうプログラムなのか、日本語の情報は不足しています。このキャンペーンでゴールド会員になった人たちに、当ブログが参考になるかどうか自信はありませんが、過去に書いた記事を整理してみました。

 

もし2018年中のフライトで会員資格の更新を考えている場合は、

フライングブルーの会員資格の到達や更新 - バス代わりの飛行機

に、FBの航空券価格の最近の状況を大まかにまとめてあります。フランス国内線だけで更新すると安上がりです。いわゆる修行のようなことを行えば、1週間の滞在で更新はできます。要望があれば、記事にするかもしれません。

 

FBの特徴やルールは、古くなりますが本国での状況も含めて書きました。

フライングブルーの特徴(その1): よく乗るとわかる部分 - バス代わりの飛行機

フライングブルーの特徴(その2):長所と短所 - バス代わりの飛行機

フライングブルーの仕組み(その1):上級会員の資格要件と特典 - バス代わりの飛行機

フライングブルーの仕組み(その2):上級会員到達への表ワザと裏ワザ - バス代わりの飛行機

フライングブルーの仕組み(その3):特典マイル - バス代わりの飛行機

フライングブルー用のクレジットカード - バス代わりの飛行機

 

プログラムの変更点については、時折書いています。また実践した結果や役立つ情報もその時々に記事にしました。

フライングブルーでSkyTeam各社のファーストクラス特典航空券を探す - バス代わりの飛行機

FBゴールド会員、プラチナ会員の特典:Les Cars Air France(空港連絡バス)3号線無料 - バス代わりの飛行機

Les 10 ans de FB: quelques chiffres - バス代わりの飛行機

フライングブルーの改悪(?)予告編 - バス代わりの飛行機

フライングプルー マイル加算率の変更 - バス代わりの飛行機

フライングブルーが提供する3つの個人ページ - バス代わりの飛行機

Les Cars Air Franceの消滅 - バス代わりの飛行機

エールフランスの新しい料金体系 - バス代わりの飛行機

 

f:id:PECHEDENFER:20171015175031j:plain

Paris Charles-de-Gaulle空港Terminal 2E、上級会員と上級キャビン搭乗者のためのチェックインホール。Air Franceのシェア用画像。

 

さらに気を付けた方が良いことを箇条書きにします。

 

・マイル積算率はよく変わります。現在の積算率は以下の英語サイトで要確認。

Earn Miles on Permanent Benefits | FlyingBlue.com

不運なことに、購入から搭乗までの間に積算率が変更になったこともありました。

・航空会社以外の提携先については、以下の英語サイトで確認。

Flying Blue partners give me so much choice | FlyingBlue.com

・FBは毎年、Freddie Awardsで欧州の一番人気です。 

 

こんなところでしょうか。ゴールド会員の特典を体験して、FBを活発に使うご同輩が増えることを心から願います。

迷走するアリタリアの処理

Alitaliaという会社は整理されることが決まっています。Pechedenferも6月に記事を一つ書きました。

今、世界から注目されている2社 - バス代わりの飛行機

冷静になると、「会社が消滅する可能性は低いけれど、今までの顧客には影響がありそうだ」という感じです。

 10月2日が買い手が処理案を提案する期限でした。イタリア政府はそれまで平常どおり営業ができるよう、今年5月に6億ユーロの資金供与を決定しています。ところが9月、この期限は10月15日まで延期されました。offre contraignante(binding offer)は、11月2日期限というカレンダーになっています。

 

直前になって短期間の延期ということで、話がまとまるかとPechedenferも身構えていたら、大きな動きがありました。状況は突然ひっくり返ってしまったのです。

 

イタリア政府が再度、資金供与をすることになりました。(10月13日 Le Figaro)

Alitalia: le gouvernement donne un nouveau coup de pouce

3億ユーロという新たな支援を追加(donner un nouveau coup de pouce)。これにて整理の道筋をつけるための期間が、2018年4月30日まで延長されます。

 

当初、12,500人の被雇用者を含めて会社を政府の保護監督下に置き、全体を丸ごとまたは2つに分割(飛ぶ会社+地上業務会社)して売る予定でした。これが今年の10月、11月に締切が設定されるシナリオでした。ところが今回の政府の発表により、引継ぎは最大2018年9月30日まで延長。3億ユーロはそれまで営業を続け、順調に業務を引き継ぐための資金です。

f:id:PECHEDENFER:20171015144248j:plain

Alitaliaのサイトから広報用写真。

 

まあどうなるのか、顧客、社会は心労が絶えませんが、当のAlitaliaは路線拡大を決めています。(10月14日 L'Aérien---上記記事より後ですが、記者は新しい政府支援を知らないようです。)

Au bord de la faillite, Alitalia étend son réseau | L'Aérien

 

こういう状況が新プロジェクトの立ち上げを阻止するわけでもなく、アリタリアは10月12日木曜日に2017-2018冬プログラムを発表、来年に向けての野心を露にしました。(...Mais ceci n’empêche pas la compagnie de faire des projets. Jeudi 12 octobre, elle a présenté son programme pour l’hiver 2017-2018 et dévoilé ses ambitions pour l’année prochaine.)

 

・冬スケジュールではカナリー諸島への路線を復活、FCO-Tenerifeを週2便運航。

・夏に就航したFCO-Kiev、ATH-Tel Avivの2路線の運航継続。

・FCOとNCE, ATH, BCN, PRG, SOF, ZRH間では便の追加。

・LINとCDG, AMS間では便の追加。

・国内線強化

 

がその内容です。さらにこの冬、

 

・FCO-DEL、FCO-MLEの新規就航

・FCO-LAXの運航継続

 

を予定しています。これらが全て実施されると、この冬の就航地は合計74(国内24、国際50)になります。

 

メディアでは、Alitaliaの危機は記事の前提。今日の常識。しかし本人は一見、元気いっぱい。こういうところがAlitaliaの魅力かも知れません。

f:id:PECHEDENFER:20171015141050j:plain

 

買い手の噂は、相変わらず絶えません。Ryanairが引いたと思ったら、今度はLufthansaが噂される始末。(10月12日 Le Figaro)

Lufthansa "intéressé" par Alitalia

騒ぎ立ててこそメディアですから、平常運転。まあ最終的にどうなるかわかりませんが、来年4月まではSkyTeam内で問題なく営業を続けそうです。航空券購入やマイル積算など、今まで通り行われると考えて良さそうですが、大胆なセールを行うほどの元気はないでしょう。魅力的な価格で購入するのは望み薄と、Pechedenferは諦め気味です。

JAL106:ITM-HND ファースト

国内線の場合、片道購入2回と往復購入で料金が変わらない場合がほとんど。往路と復路で同じキャビンクラスである必要もありません。片道だけ飛行機、片道は陸路という選択もできます。ばら買いなのです。国際線だと片道しか予約を持っていないと搭乗拒否に会う可能性がありますが、国内線では復路の心配はしてくれません。

 

それはそうと、今回は伊丹から羽田もファーストのVIP客気分。よく話題になる方々のように、JAL101からJAL106に乗り継いだわけではありません。

 

前回の訪問から6週間しか経っていませんが、再び入室。

f:id:PECHEDENFER:20171009142800j:plain

特に変わったところはなく、変哲のないラウンジのまま。

f:id:PECHEDENFER:20171009143109j:plain

朝食時ですが、ガツガツしている人はいません。味噌汁とおにぎりが人気の様子。ここは関西ですから、Pechedenferはパン食で。フレンチトースト(仏語のpain perduにあたるパン)だそうです。スープはクラムチャウダー

f:id:PECHEDENFER:20171009143245j:plain

居心地が良いとは言えないラウンジなので、早めにゲートへ移動します。しかしコンコースも工事中で全然色気がありません。

f:id:PECHEDENFER:20171009143726j:plain

少しの期間の我慢。17番ゲートでは行儀良く待っている乗客が大勢。羽田便はこのゲートが多いこと多いこと。

f:id:PECHEDENFER:20171009143909j:plain

ほどなくして列が形成されて、ご搭乗。列の後ろの方から入りました。ファーストクラスのキャビンは50%の搭乗率。本日は後方席。

f:id:PECHEDENFER:20171009144030j:plain

シートポケットに比べて背もたれが大きいことが分かります。逆に言うと物入れが少ないともいえるかもしれません。国内線で使う、短時間のフライトで使うという条件から収納場所をわざと増やしていないようです。

 

隣席との間仕切りのデザインはシャープ。

f:id:PECHEDENFER:20171009144220j:plain

木目調テーブルはチープ。ただし大きさは十分です。

f:id:PECHEDENFER:20171009144314j:plain

リクライニングも十分。ただしリクライニングの動きは安物。総じて言うと、3時間ぐらいまでのフライトだと、大変使いやすいシート。

 

時刻通りの出発です。

f:id:PECHEDENFER:20171009144443j:plain

スタアラ塗装のANA機も停泊中。

f:id:PECHEDENFER:20171009144607j:plain

滑走路の端でen position状態ですが、空港に隣接する豊中市伊丹市クリーンランドが見えます。ごみ焼却場と余熱利用スポーツセンターです。

f:id:PECHEDENFER:20171009144727j:plain

空港に接した区画にはこれ以外に、上下水道浄水場があります。ターミナルビルと滑走路を隔てて逆側にある土地は、大昔から地元の人たちには見学スポットとして知られていました。現在では大型の都市公園(伊丹スカイパーク)として整備されています。

 このように複合的に施設が集積、土地が発展しているので、行政の立場からも、住民の心情からも伊丹廃港は難しいのでした。

 

特に問題なく離陸。ファーストクラスのキャビンはカーペットのせいか、騒音が小さく感じられます。

f:id:PECHEDENFER:20171009145210j:plain

TOYONOは豊能?これも飛行機の乗客向けの広告。

 

すぐに左旋回に入ります。旋回しながら上昇します。いつも気になる伊丹市の公園。もともとはため池として掘ったのだろうと、調べてみたらやはりそうでした。8世紀からある人造池。

f:id:PECHEDENFER:20171009150004j:plain

この辺は古くから社会が形成されていたので、そんなものでしょう。

 

豊島と言ったのは、川が多く、しっかりした橋をかけるだけの技術がない時代、土地が分断されていたため?

f:id:PECHEDENFER:20171009150301j:plain

幸いシートベルト着用のサインはすぐ消灯。フライトを通じて揺れはなく、珍しいぐらい安定していました。すぐに機内食。選択肢はなく、「洋食」のみ。

f:id:PECHEDENFER:20171009150700j:plain

パン3種は左から、どう見てもバターが不足している「パイナップルデニッシュ」、チャーシューサンドとチーズサンド。チーズサンドは「クロックムッシュ」と命名されていました。croque-monsieurにはハムが入り、普通チーズを2種類(柔らかいシート状のタイプと刻んだgruyère)使いますが...。

 

卵は「スクランブルエッグ、エノキとほうれん草をのせて」。完全に和食でした。

f:id:PECHEDENFER:20171009151519j:plain

 

サラダの生野菜は新鮮。ドレッシングはJAL国際線エコノミークラスでよく使われるもののようです。サラダもプラ容器だったら、国際線エコノミーそのものという感じになりそうです。

f:id:PECHEDENFER:20171009151604j:plain

フルーツは柿が入っている所で、季節を演出。何なら柿と栗でも良かったのですが。

f:id:PECHEDENFER:20171009151757j:plain

国内線ファーストクラス朝食はこの時期、羽田発便で和食、羽田着便で洋食を出しているようですが、質は和食の圧勝。日本人100人に聞けば、99人まで意見が一致すると思います。

 

スカイタイムもグラスに入っているファーストクラス。

f:id:PECHEDENFER:20171009152056j:plain

 

食べている時間は正味20分。呼ばなくてもすぐに片付けに来ます。片付け終わる頃の窓の下。静岡空港です。

f:id:PECHEDENFER:20171009152523j:plain

その後は駿河湾に出て、富士の雄大な眺めと清水港。冠雪はまだですが、秋の気配。

f:id:PECHEDENFER:20171009152625j:plain

伊豆半島を過ぎると、空港がもう一つ。

f:id:PECHEDENFER:20171009152719j:plain

 

ここから房総はすぐです。意外に短距離。今日は館山からかなり遠く、ずいぶん沖合を飛んでいます。

f:id:PECHEDENFER:20171009152815j:plain

 

南の方で房総半島を横切り、東京湾へ。余計な迂回をすることなく、ストレートにA滑走路へ着陸。

f:id:PECHEDENFER:20171009153000j:plain

 

東阪を一往復しただけですが、国内線ファーストクラスは「余計に払う以上の満足感」がありました。そこそこ優雅な気分で過ごせ、豊かな気持ちになれます。和食の機内食は(料理としても、バランスの上でも)朝食として優秀でした。機内食は10日で入れ替わるようです。機内サービスはJAL風の濃密さ。個性が味わえる点でも、なかなか魅力的なキャビンクラスです。

f:id:PECHEDENFER:20171009153705j:plain

JAL101:HND-ITM ファースト(その2)

ドアクローズは出発予定時刻の5分後でした。もたついていたようですが、遅れとしては無視できるレベル。すぐにプッシュバックします。その後は、国際線ターミナルとの間の誘導路を南に向って移動します。どの滑走路を使うか注意して見ていると、どうもD滑走路です。混雑しているので順番に離陸することになりますが、前を行くのは、HK Express。

f:id:PECHEDENFER:20171008172135j:plain

特に何分も停止することなく、順調に東向けに離陸。すぐに右旋回して西に向います。羽田も混雑していますが、東京湾も船舶で一杯です。アクアラインが近くに見えます。

f:id:PECHEDENFER:20171008172615j:plain

が、やがて雲の中に突入、あまり揺れることもなく、さっさと雲を超えます。予想通り、富士の山頂部が現れます。

f:id:PECHEDENFER:20171008172803j:plain

富士山が好きな人って大勢いると思いますが、そういう人は新幹線より飛行機がよろしいようで。羽田発伊丹行の昼便では、いつでも新鮮な気持ちで窓の外を眺められます。季節により、一日の時刻により、天候により、姿を変える富士。思い入れがない人でも右舷窓側が良いと思います。それが霊峰信仰のきっかけになっても、Pechedenferは責任を取りませんが。

 

すぐ食事が出てきます。食事が必要かどうかは、搭乗時の挨拶の時に聞かれます。一種類です。水平飛行に移ってから、いろいろ聞いていたら、食事を出す頃に下降開始となるでしょう。ところで今日はこんな感じ。

f:id:PECHEDENFER:20171008173218j:plain

メインの紙包みは白身魚の西京焼。

f:id:PECHEDENFER:20171008173420j:plain

きちんと並べている時間があるかどうかも怪しいので、さかさまになったまま食べてしまいました。米は新潟の新之助。2017年から本格生産されている新種。香りが特殊で甘みが強く、越後米らしいモチモチした食感を持ちます。なかなか意欲的な朝食になっています。

 

食べているうちに富士が迫ってきます。

f:id:PECHEDENFER:20171008174152j:plain

 

なす浸し湯葉かけ、小松菜のお浸しもそうでしたが、味付けはすっきりしており、好感が持てました。香の物と梅干は危険そうだったので、口をつけていません。

 この朝食にコーヒーはおかしいのですが、あれこれ追加注文するのも面倒なので、押し切りました。飲食はそれで終了。

 

すぐに片づけが来ますが、もう渥美半島上空あたりを飛行しています。

f:id:PECHEDENFER:20171008174430j:plain

知多半島の向こう側で、雲に隠れているセントレア。やがて降下開始の予告放送が入ります。セントレアがはっきり現れる頃は、もう降下が始まっています。普段より高度が低い気がします。

f:id:PECHEDENFER:20171008174639j:plain

伊勢湾を渡りしばらくすると、雲の中になります。少し揺れ、客席乗務員もシートベルトを締めざる得ません。メインキャビンでは、サービスが中途半端で終わっているのではないかと思います。

 

どんどん高度が下がり、雲を抜けると生駒山地の上でした。

f:id:PECHEDENFER:20171008175433j:plain

明らかに高度が低く、尾根が大きく見えます。気象条件で随分と飛行高度が変わるものだと改めて感心。

 確かにいつもより視野が狭くなっています。

f:id:PECHEDENFER:20171008175646j:plain

 

これは鶴見緑地ですか?徐々にいつもと同じ高度になってきたようです。

f:id:PECHEDENFER:20171008175554j:plain

淀川を渡れば、すぐに着陸。「何とか塗装」機がそろそろと動いています。

f:id:PECHEDENFER:20171008175757j:plain

到着は18番ゲート?雲が多い空。

f:id:PECHEDENFER:20171008175853j:plain

羽田出発は5分遅れましたが、そのままの時刻を保って到着した模様です。

f:id:PECHEDENFER:20171008180227j:plain

羽田に比べると空いているとは言え、結構な頻度で到着します。これはJAL分だけですから、伊丹空港も混雑空港には違いありません。

 

少し待って空港の外に出ると、すっかり天気が良くなっていました。したがって空港からのアクセスは徒歩に決定。阪急宝塚線蛍池駅まで歩きます。

f:id:PECHEDENFER:20171008180441j:plain

歩いて空港から街に出るのは、気分が良いものです。伊丹の魅力。

f:id:PECHEDENFER:20171008180526j:plain

JAL101:HND-ITM ファースト(その1)

腐っても鯛。簡素でもファーストクラス。JAL国内線ファーストクラス、行ってみます。

 

羽田ー伊丹とはいえ、朝6:30発ではよほどのことが無い限り満席にはなりません。京急品川駅の始発に乗っても羽田でチェックインを行うのは、5:30ぐらいになりますから。(モノレールの始発だと、5:20ぐらい。)

 チェックインホールに到着すると、あの正方形の大型ソファーには寝そべっている客が大勢います。

f:id:PECHEDENFER:20171008194635j:plain

余り混んでいません。

 

今日もいつもの扉。しかし今日は本来の客。

f:id:PECHEDENFER:20171008162701j:plain

チェックインカウンターには、客ゼロで係員3人体制。朝早いのにご苦労様です。その後は、待ち時間ゼロのセキュリティチェック。それを通過すると、エスカレーターを上がってDiamond Premierラウンジ。少しやることがあったので、机に直行。

f:id:PECHEDENFER:20171008163430j:plain

せいぜい30分しか使えません。大慌てでやることを片付けていきます。こういう事態には、ラウンジは本当に便利。

f:id:PECHEDENFER:20171008163647j:plain

すぐ搭乗時間となり、ゲートへ。まだ6:00。朝っぱらから混んでいるBlue Sky。青い空と言うチェーン店にもかかわらず真っ赤なデザイン。これは違和感たっぷりです。

f:id:PECHEDENFER:20171008164306j:plain

違和感つながりでついでに。BlancCielというANAの賃貸集合住宅。不思議な命名です。bleu cielが「青は青でも空の青」の意味なので、BlancCielは「白は白でも空の白。」汚染で遠景が真っ白になっている北京の大気のような色を指しているのでしょう。

 

搭乗を待っている客はそんなに多くありません。

f:id:PECHEDENFER:20171008164522j:plain

窓の外には本日お世話になる機材が見えます。B777-200です。

 

いつもの通り、事前改札が優先搭乗より先。子連れが2組、車椅子で搭乗した客が2名でした。

f:id:PECHEDENFER:20171008164651j:plain

First Class, Diamond, Premier, Emerald会員の搭乗時、その場にいた中では最後の方で搭乗。

 内部はこの通り2-2-2の配列。革は合皮でしたが、座っていて疲れにくいシート。ちょうど国産乗用車の良くできたシートのようでしたが、よく考えたら開発したのは日本の大手自動車部品メーカーでした。

f:id:PECHEDENFER:20171008165232j:plain

キャビンの窓が閉じられているのもいつもの通り。開けるといつもの羽田。

f:id:PECHEDENFER:20171008165633j:plain

客室乗務員が代わる代わる挨拶に来ます。4人も来ました。出発前の作業のついでに挨拶に来るような感じです。相変わらず都道府県のバッチをつけているので、コメントしたら、シールをもらってしまいました。

f:id:PECHEDENFER:20171010114451j:plain

そういえば千社札はもう止めて、日本郵便の切手を模したデザインになったのでした。Pechedenferは外様なので、そうそう興味はありませんが、全部集めようとするJMB会員も大勢いることでしょう。コレクションアイテムは良いと思います。

 都道府県の次は就航都市とか就航空港とかはどうでしょう?

 

ちなみにメニューは食べ物、飲み物が合冊。食べ物の選択肢はなし。皆同じものを食べます。飲み物は朝からアルコールのオンパレードと、大変けしからんことになっています。

f:id:PECHEDENFER:20171008170536j:plain

赤ワインが2種類(MerlotとSyrah)もあります。このワインは知りませんが、他の日本酒、Champagne、焼酎は有名なもの。しかしこんな早朝からアルコールはありえないので、コーヒーを一杯だけ貰うことに。食事と一緒にサービスされる分です。

 

アメニティは使い捨てスリッパ。エチケット袋の下に見えている黒い箱は、携帯電子機器充電用の電池です。

f:id:PECHEDENFER:20171008170810j:plain

 

パジャマ、EDP、リップクリーム、ハンドクリーム、歯ブラシなどはありません。頼めばもらえるものもあるかもしれません。

 

なかなか立派な毛布は、持って帰ってはいけません。

f:id:PECHEDENFER:20171008171745j:plain

 

フライングブルーの会員資格の到達や更新

2017年も第3四半期に突入しました。いやはや早いものですね。焦る事柄は人によってまちまちでしょうが、航空券価格を気にして飛びまくっている諸氏は、あれが気になり始めていると思います。マイレージプログラム(FFP)の会員資格です。暦年の搭乗実績で翌年の会員レベルが決まるプログラムが多いので、年末が近づくと焦る機会が増えます。

 

Air France-KLM, Kenya Airways, Tarom, Air Calinの共同FFPはFlying Blue。特別なケースを除くと、Silver, Gold, Platinumの上級会員資格があり、これは前年1年間の搭乗実績で決まります。暦年積算のプログラムです。フランス国外の在住者の場合、

Silver会員:  15搭乗 または 25,000 miles

Gold会員:    30搭乗 または 40,000 miles

Platinum会員:60搭乗 または 70,000 miles

という搭乗基準となっています。フランス国内在住者は、マイル基準が厳しくなります。(ただし、フランス国内で引き落とし可能な銀行口座を持っているなら、クレカを通じて資格マイルを稼ぐ方法があります。こういう口座を持っていて、フランス国外に在住している場合が最も有利となります。)

 

GoldとPlatinumがSkyTeam Elite Plusであり、ラウンジに入れたり、荷物を余計に運べたりと、目に見えて特典が多くなります。

 

会員としては、会員資格の更新に必要な費用は常に気になるところです。Flying Blueの場合、昨年から今年にかけて状況が大きく変わりました。

 

(1) 安価な航空券で多くのマイルが稼げた(=マイル単価が低めだった)Alitaliaはいよいよ経営がおかしくなり、戦略的なセールスが出来なくなりました。そのため航空券は高止まりしています。

 

(2) 逆にAir France-KLMは改革が進み、利益が上がるようになっています。経営が安定へ向かっており、これは航空券価格に現れるようになってきました。今やフランス国内線とヨーロッパ内近距離便の価格は、競争力がある(=安い)ように見えます。

 

Alitaliaについては予断を許さない状態なので、航空券購入も躊躇してしまいます。航空券を買って、それが紙くずになる可能性は低いでしょう。しかしSkyTeamの他社FFPへのマイル加算は、流れてしまうという心配が付いてまわります。

 するとそこそこリーゾナブルな価格でマイルが加算できるのは、Aeroflotのビジネスクラスとか中華航空の全クラスなどに限られます。

 一方、AFは短距離便に関してコスト削減が進み、事態は整理されたようです。国内便や近距離便は、Lyon Saint-ExuperyをハブとするHOP!などに任せるようになりました。新しいターミナルを使っていますが、非常に簡素。コンコースは地上階しかなく、搭乗橋もなし、バスも利用せずと単純極まりない構造です。施設使用料も安いはずです。

f:id:PECHEDENFER:20171009125042j:plain

 

航空券価格の現状は、

・Alitaliaのプレミアムエコノミーで、欧州往復が30万円弱。約20,000 miles。

・Aeroflotのビジネスは、安い時で欧州往復が約30万円。約15,000 miles。

中華航空の80%加算バンコク往復で7~10万円。約4,650 miles。

・フランス国内線マイル積算最低料金 49 EUR

・AF, KLMの欧州短距離便マイル積算最低料金 約65 EUR

という具合になっています。

 Gold会員に到達あるいはそれを更新する場合の必要費用は、マイル基準だと60万円~。回数基準だと、20万円~26万円となります。圧倒的に回数基準の方が有利になっています。

 

Alitaliaは調子が良い時に、ビジネスクラスキャビンを一新、プレミアムエコノミーを導入したのですが、料金の方もお披露目のためか抑えていました。プレミアムエコノミー欧州往復が15~20万円程度だったのです。これだったら回数基準による費用と渡り合えます。片や60万円、片や20万円の現状では、さすがに比較の対象になりません。

 

なおAF-KLMの上記価格は、特別な理由がない限り、これらの価格で販売される席数がかなり用意されています。特別な安値ではありません。国内線30搭乗でElite Plus。しかも1搭乗が6,500円ぐらいと、JALANAと比べるとAFの上級会員は楽勝です。

 

まとめるとFlying Blueの上級会員更新は、回数基準が圧倒的に有利。つまり欧州在住者有利という残念な状況になっています。