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バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

30周年を迎えるEnrich

MH

今年の特集の第4弾(脂の火曜日、Mardi-Gras)も、マレーシア航空(MAS)。最近この航空会社ばかり。

 

よく宣伝のメールが届くので、マイレージプログラムのことを記事にします。MASのマイレージプログラムの名称は、Enrich。今年は30周年だそうで、いろいろとイベントが目白押しです。

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これは、最近届いた「お得なので入りましょう」というメッセージです。MASの航空券を買う時とは別のアドレスに届いています。このことから過去に搭乗した客の中から、非会員を選び出したわけではありません。何か別のきっかけで、引っかかっているわけです。

 

それぞれのイベント、プロモーションの内容は、このメールからは分かりません。そもそも詳細は未定でしょう。しかし今年は例年に比べて、お得なことはほぼ間違いないありません。

 

MASは、30周年を記念してビデオを作ってしまったようです。HD1,080pで提供されています。

www.youtube.com

このYoutubeのビデオですが、この記事を書いている時、735 vuesしかありませんでした。気に入ったわけではありませんが、見る人が少なすぎて気の毒なので、紹介します。いい点は、KLIAサテライトターミナル、ファーストクラス側のGolden Lounge様子がわかることでしょうか。インタビューを受けている女性は、Enrich Gold会員のカードを手にしていました。するとビデオの後半、C17番ゲートからの出発は、A380のファーストクラスでロンドンへ向かっているのでしょう。

 このラウンジ空間は、oneworld Emerald会員資格(EnrichだとPlatinum会員)での利用がほとんどのはずです。

 

優先搭乗に集まる人は、Gold会員のカードをよく手にしています。しかしPlatinum会員のカードは見たことがありません。上級会員になりやすさが違うのかと、少し調べてみました。

 

上級会員になる条件は、以下にまとまっています。

http://www.malaysiaairlines.com/content/dam/malaysia-airlines/mas/PDF/enrich/Enrich_Tier_Guidebook_2015_060215.pdf

 

列記すると、

Platinum 会員 暦年中に100,000 milesまたは130セクターの搭乗

Gold 会員   暦年中に  50,000 milesまたは  50セクターの搭乗

Silver 会員    暦年中に  25,000 milesまたは  30セクターの搭乗

 

マイルの積算率は以下の通り。

First   F, A     300 %

Business  J       200 %

     C, D       175 %

     Z       160 %

Economy  Y, B, H        150 %

     K, L, M, V   100 %

     S, N       85 %

     Q, O, J     25 %

 

セクターの数え方にも勾配がかかっていて、搭乗1回当たり、

First    3

Business 2

Economy 1

 

エコノミークラスでは、Vクラスが100%。ビジネス利用ならこういう航空券を買うことも多いでしょうから、マイルを貯まるのは比較的簡単でしょう。一方、キャンペーンで格安エコノミーばかり買っていると、なかなか上級会員到達は困難。ビジネスクラス利用だと、格安チケットでもGoldは楽勝、Platinumは楽ではないという感じです。

 

例えば、KLIA経由で成田とバンコクを往復するケースを考えてみます。これはだいたい8,220 milesになります。すると、

 

Oクラス    2,056 miles (Gold会員まで25往復、Platinum会員まで49往復)

Vクラス   8,220 miles (Gold会員まで  7往復、Platinum会員まで13往復)

Zクラス     13,152 miles (Gold会員まで  4往復、Platinum会員まで 8往復)

 

という具合になります。アジアを飛び回って仕事をするような人だと、Vクラスばかり利用しても、Goldならまずまず実現可能です。

 NRT-KUL間にいつもOクラスの夜便を使うと、上の計算ではPlatinum会員到達のために年間 98回も機中泊を行うことになります。4日に1回は機中泊。木のぼり男爵(Il Barone rampante)も一目置くだろう機上生活者、マイラーの鑑(かがみ)です。

 

今年のPechedenferのように、バカみたいにMHに搭乗するなら、Platinum会員にも到達しますが、普通には難しそうです。大まかに言って、新マルコポーロのDiamondと同じぐらいです。

 

提携他社便の搭乗でのマイルの積算率は、少し渋い感じがします。例えばJALの搭乗では、以下の通り。

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JALマイレージバンクに積算する場合とほとんど同じです。

 

なお他社搭乗は、確か上級会員資格のセクターには算入されません。Enrichは、自社利用者の優遇が顕著なプログラムです。MASは、提携他社の面倒を見てやるほど大きな会社ではないので、これはしかたありません。

BAエグゼクティブクラブ・ゴールド会員カード

BA

忘れた頃に届きます。忘れる理由は、カードを携帯する必要性がほとんどないためです。会員情報はすべて電子化されていて、搭乗券にも会員レベルが印字されます。もちろん航空券予約時にマイルの登録先を入力し忘れたとか、空港で登録先を変更したいときは必要です。

 

封筒は昨年と変わらず。金色。

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中身は少し変わりました。

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昨年まで荷物タグが2つ同封されていたのですが、今年は無し。経費削減です。無料で配布するタグが無くなったのか、リクエストでもらえるのか、未確認です。あまり使わないので、どちらでも結構。無料でなくても、BA特製タグは何らかの形で残して欲しいとは思います。

 

Golden Ticketは昨年同様、一枚同封されていました。ウェブサイトからも入力できるので物理的には必要ないのですが、目的を考えると現物の方が有難みがあるでしょう。

 

カードのデザインには変更なし。James Hillier氏からのメッセージは、相変わらず簡潔でフレンドリー。

MH88:KUL-NRT ビジネス

MH

ここはKLIAサテライト。前から気になっていた店によります。「ファーストクラスラウンジなんて、行き飽きてしまったものですから」なんて罰当たりなことは、たとえ本音でも口にしていません。

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空いています。夜の20:30ごろ。

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penang assam laksa 22.90 MYRなり。メニュでは右上のやや大きめの写真の品です。実物は、

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日本だと、看板に偽りありと騒がれそうです。「グルーポンおせち」を思い出します。値段に関しては、写真なら安く、実物では空港価格という程度。このチェーンはあまり興味を引くものではないようです。

 

最近、あまり搭乗前の出来事を観察していないので、早めにC35ゲートへ行き、早めに待合室に入ります。正面の窓の外には、これからお世話になるA330

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どんな連中と一緒に旅をするのか見ておくと面白いと思うのですが、煩わしく感じる人が多いのでしょう。ラウンジは、そんな人たちのためにあります。本当は階級制の名残ですが、今もその用途は否定できません。

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待合室のチェアの上にあった忘れ物。これはこんなところに放置しておいて大丈夫でしょうか。遂に係員は、現れませんでした。

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搭乗時に、安全のビデオが流れているマレーシア航空。最終チェックなのでしょうが、奇妙な感じがします。ビデオの最後の画面が大変敬虔。

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実際のところ、旅において祈りの時間を守らないのは一般的に認められています。一方、機内でもきちんとマットを敷いて、メッカに向かって祈っている方を時々見かけます。そのためのスペースとして働くのが、ギャレー横。ジャンプシートがあるカーテンスペース。この配慮はイスラム国家ならでは。

 

人気のグアバジュース。

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日本人客室乗務員なし。2月になって以来、全然遭遇しないのですが、全員転職したのでしょうか。この便は、日本語がかなりできるマレーシア人男性が乗務していました。

 

乗客が一人確認できないので、遅れていると機長のアナウンス。気が付きにくいのですが、機内で搭乗チェックしています。

 

定刻に10分ほど遅れて出発。離陸はすぐ。

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シートベルト着用のランプの消灯もすぐ。順調な滑り出しでした。

 

油断していると、こんなものが配布されます。

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あまり小さなことにはこだわらないマレーシア女性。いかにも南方系。

 

マレー半島を横切る前に、給食サービス開始。

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サテーは遠慮しておいて、ナッツとChampagne。これはbouchonnéeでした。発泡性のワインの場合、目立たないので指摘しても仕方ありません。それ以前にワインを飲まない人たちですから、何を意味するのか、わかるはずがありません。

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2杯目は新しいボトルになり、問題解決。

 

就寝前の機内食は、いつもの通りフルーツで。他の選択肢は、サンドイッチ、麺、ポテチ、ビスケットなど。

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片付けが終わると、大体ベトナムの南方を飛んでいます。これはいつもと同じ。

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いつもと違ったことは、なかなか消灯しないこと。まだ寝ない人が多く、ドリンクのサービスを続けていたためだろうと思います。

 

少し南シナ海に入ってから、少しずつキャビンが暗くなります。こだわりの演出。4分ほどで暗くなりました。

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再び明るくなるのは少し遅め。照明に同期して寝起きすると、2時間半の睡眠時間。

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フルーツから開始。よく考えると、寝入りもフルーツ、寝起きもフルーツになっています。就寝前はスープでもあると良いのですが、それは望みすぎ。

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寝る前のラーメンはイメージが悪いし、どうするのが良いか、次回は「考察してみます。」

 

パンの選択肢は4種ほど。ただし、どれを食べてもそれほど変わりません。東南アジアでパンの質を求めるのは、無理があります。

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朝食の「メイン」はChef on Call。Lasagnaということです。チーズがたっぷり。マレー人好みの味わい。

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イタリア料理は土地への適合が著しいので、各国の料理を比較すると面白いのでした。これは、ドイツのイタリア料理を少しスパイシーにしたような感じです。

 

日本時間で5:54。ようやく夜明け。

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どこを飛んでいるかと言うと、もう土佐の沖合。この辺で片づけが終了します。

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あと70分ほどで到着です。

 

機長のアナウンスがあり、成田は -1℃とのこと。KLIAは、27℃ぐらいありましたから、大した気温差。

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鹿島の工業地帯は、朝から元気に操業中。

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利根川を2度渡ります。普段とは進路が逆で、南東に向かって着陸します。これは長豊橋

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水田ばかりの水郷。

 

進路は逆でも、使う滑走路はいつもと同じB。着陸時は第2ターミナルが近くなるので、A滑走路より有利です。

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第2ターミナルサテライトの端、88番ゲートには、LCCAir Asiaが停泊中。連絡通路を中央にして、ちょうど反対側の端がマレーシア航空の定位置。LCC用にターミナル3もあるのに何と生意気な、という感覚はたぶん的外れ。親会社より勢いがあるから、仕方ありません。

 

到着はいつもの98番ゲート。となりにはすでにBKI発のMH80が到着しています。

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気温が低く、乾燥している冬。朝は空がきれいな成田。

MH71:NRT-KUL ビジネス

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混雑する理由がない2月の成田空港第二ターミナル。何故かセキュリティの前に長い列。おもに中国人だったようです。

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MH71は定刻が21:30とか21:40。普通、出発ホールは閑散としています。列ができているなんて、珍しいこと。この列に恐れをなしたので、この時刻としては初めて優先レーンを利用します。そちらは旅客が皆無でした。しかしご存知の通り、出国審査で合流。今日は窓口が2つしかなく、列が部屋を縦断。そのうち2名の審査官が追加で出てきました。瞬間的に旅客が集中したようです。

 

房総半島のおもてなし。JALラウンジ。

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扉の向こうでは大型カウンターが正面に現れます。3人体制です。そこで受付手続きをすると、ファーストクラスラウンジへの通路にあるカウンターに誘導されます。約十メートル先なので、いつもこの同伴に恐縮していたのですが、実はこの専用カウンターには客が直接来ても良いとのこと。業務が楽になるので、歓迎されるようです。

 頻繁に来る客の心得は、サービスがやりやすいよう仕向けることと、現場の労働軽減に気を使うことでしょう。しかし客として来ているだけでは、なかなか分からないことがあります。

 

今日は少し早めだったので、寿司カウンター営業中。もっともPechedenferは野菜盛り。

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少したつと、寿司カウンターも営業終了になりますが、その頃から閑散としてきます。名物のカレーはもちろんあります。

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赤ワインボトルをテーブルに持ってきて、酒盛りしている50代の男4人のグループがいました。珍しい光景です。ボトルは2本以上あり、占有しているわけではありません。気遣いがしっかりしているのは良いとしても、赤ワインでの男4人の酒盛りは、フランスの田舎のアル中老人の集いを想起させます。

 

さて少し早めに行きます。最近ゲートオープンの時刻に到着することが多く、搭乗は始まっていました。すると同じ便に搭乗する客の雰囲気が分からないのですね。これはこれで損をした気分になります。

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Swissportはお前大丈夫かというぐらい、綱渡りの処理。システムが悪いのか、雇った人間が無能なのか判別できませんが、たぶん前者の線が濃い気がします。

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日本では無意味にスイスの評価が高いのですが、Schindlerエレベーターの事故処理を見ても目が覚めないようです。不思議と言えば不思議。ドイツ、フランス、イタリアの方が、よっぽど話ができる連中だと思います。

 

様子を見るために早くゲートに着くと、搭乗も早めになるのは理の当然。

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雑誌と新聞で武装します。New Straits Timesは、金正男殺害の記事がトップ。ここしばらくは連日報道でしょう。本拠地の KLIA が舞台ですから。

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今時、「王位」継承者が兄弟を殺害するなんて、世界の大多数の反感を買います。大変まずい事態。あえてやりますか?残虐な暴君のイメージを決定的にするため、(隠れ)反体制派が行ったのですか?真相は滅多なことでは明らかにならないでしょうが、変化への象徴的な出来事になりそうな気配があります。

 

ウェルカムドリンクは、マレーシア航空の世界基準。グローバルなグアバジュース。

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21:36にドアクローズ。定刻21:40出発のところ、ブッシュバックが22:03。この時間としては待たされました。B滑走路が閉鎖されているようです。極めて珍しいことですが、この便もA滑走路から離陸。

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この時間でも滑走路1つは苦しいらしく、渋滞していました。窓から見えるだけでも、離陸前後にJL → UA → CI → NCA → この便 → Jet Star → ?? → KE → ?? → EYという具合ですれ違いました。

 

A滑走路でも北西向きに離陸することには変わりなく、180度右回転して南東へ。空港を右手に眺めながら、太平洋に出ます。

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これは離陸のわずか8分後です。操縦室では、かなり慌しく操作していることがうかがわれます。その後さらに右旋回を追加して、KLIAへ向います。

 

揺れが激しいわけではなく、あっさりと出現するサテ。

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ソースを省くことを言い忘れました。

 

IFEは2度リセット。なかなか立ち上がりません。マレーシア航空は、2009年のパナソニックのシステムを使っているのでした。

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ガチャガチャ30分ほどいじくり回して、正常に立ち上がりました。深夜便でも再起動して、正常に使えるようにしました。「ええい面倒だ」と放置してしまいそうな欧米の会社もありそうですが、実際のところ、エコノミークラスではかなり利用されます。深夜といえども重要なIFE。

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夕食は当然、なるべく早く供出します。本日はスープに。ワインはNZのsauvignon blanc。

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ここで乱気流のため、クルーへ着席命令。サービス中断。40分ほどして再開。不運なフライトです。Pechedenferのように、しょっちゅう搭乗している客ならともかく、初めての客だったら、印象が変わります。

 

メインは和風牛肉。日本の米でした。量を減らしましたか?

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ワインはMédocに変えました。わずかにbouchonné。しかし、たいていの人は気にならないレベル。不幸なのは、bouchonnéに敏感になりすぎているワタクシだけ。

 

さっさとデザート。

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sauce framboiseで、殺人現場を表現したムースでした。

 

マレーシア時間23:25(日本時間0:25)には機内は暗くなります。「寝ろ」ということで、素直に従うしかありません。シートの位置は上半身の角度に注意します。また座面が腰にフィットする形状をしており、これはベッドとした時も身体の納まりを良くするので、その位置にも留意します。すると割合安眠できるのでした。

 

4:45に機長が "Selamat pagi ! " と元気に放送。起きざる得ません。5時間も寝られたのですから、文句を言ってはいけません。朝食はスキップしていました。寝ていた人は、そのまま寝かせるというサービスだったようです。この辺は、その日のチームによって違います。

 

相当高度が下がっています。

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5:00ちょうどの着陸。到着ゲートはC17。このターミナルの一番端です。KLIAは本拠地だけあって、いろいろなゲートに到着します。

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マレーシア航空:ビジネスクラス50%OFFのプロモーション

MH

今年は年頭から飛ばしています。かなりのペースで、プロモーションが出てきます。Malaysia Airlines。前回もそこそこの価格だったのですが、今回の方が破壊力がありそうです。

 最初に注意しますが、ウェブサイトのトップには、このプロモーションとは関係のない価格が表示されています。ビジネスの片道料金のようです。

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プロモーションの内容は、通常期のビジネスクラスの価格が半額になるというもの。もちろん航空券の条件は変わりすが、予約クラスは Zあたりになるはずです。コード入力も何もいりません。普通にウェブサイトで予約するだけです。それで最初の注意となったわけです。

 

ロンドンは、過去最低価格ではないでしょうか。オーストラリアもかなり魅力的です。

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販売期間:2月22日から3月8日

出発期間:4月1日から4月25日および5月5日から7月21日

 

GWは外れていますが、海の日の連休は一応対象になっています。アジアも安く、バンコク、バリが80,000 円からです。

 

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大阪発の設定もあります。

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この時期に、ロンドンに出かけることができれば、かなりラッキーという気がします。

 

さすがに海の日の連休だけでシドニーは無理ですが、50%引きはほとんどの日で設定されているようです。

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バンコクも7月の連休は外されています。しかしその他の日程なら、まんべんなく設定があるようです。

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たとえバンコク発券しても、8万円ぐらいにはなるので、この価格なら東京発券で十分。と言うより、同じ日程で逆経路を調べると、40,000 THB(+諸費用)になり、これは13万円ぐらい。現在、BKK-NRTはビジネスクラスのプロモがありません!

 

メールで案内されている都市はわずかでしたが、少し調べてみたら、他の東南アジアの就航地でも同様に50%OFFでした。今回はこのことが少しショッキング。前回のプロモーションと同様、善は急げです。

MH88:KUL-NRT ビジネス

MH

今日の夕食もこちら。サテライトターミナル内Golden Loungeのレストラン。低い一角へ案内されます。

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たぶん建築物の構造の制約から、空間の中途半端な場所で、床に段差があるのでしょう。しかし、空間をうまく分割して雰囲気を微妙に変えています。きめ細かいマレーシア。

 

英米系の大衆曲。再生音楽。古い曲から新しい曲まで。シャビーな音響空間もマレーシア。

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人件費がそれほど高い国ではないので、生演奏にすれば良いのにと思います。

 

たしかSauvignon Blancだったはず。

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今日は、東南アジア料理で。一の皿。パクチーやら生たまねぎやら、ナッツやらのサラダ。

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二の皿は魚。codということですが、油がやたらと多い魚。日本だったら、油を落とす調理になると思いますが、ここはマレーシア。それではパサパサした味に感じられるのでしょう。

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デザートは極小のtrifle。

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マレーシアとタイの違いは、ドイツとイタリアの違いのようです。ここでは油と脂が常に過剰に感じられます。一方、甘さはドイツより控えめ。

 

なお着席エリアでも、食物はあります。ただし冷たいものばかりです。

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好きなように好きなだけ食べたい方には、ビジネスクラスラウンジの方がよろしいかと。

 

ゲートはC35。列ができている頃合を見計らって到着。

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まずまずの行列。列の嫌いな人は、うんと早く来て、誰も居ないうちからゲートの前に立っているか、ゲートオープンの時間を過ぎるぐらいに到着するか。いずれにしても優先レーンはありませんから。

 インド行きで、高僧が割り込みで入っていくところを見たことがありますが、それは例外。また早く入ったところで、座って待っているだけです。

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もちろん飛行機が真正面に見えて、わくわくするという方には、無駄な待ち時間ではありません。

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こういう子供心を幾つになっても持っている人は、意外と魅力的だったりします。

 

そんな元気は無いPechedenferは、"Business Class, Enrich Platinum, Gold, Silver, etc..." と呼ばれたら、さっさと搭乗。雑誌が目的。ちょうど搭乗券に示されたGate Openの時刻どおり。

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20分ほどすると、先頭のドアがクローズ。搭乗橋が離れます。

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機長のアナウンス。「接続便が遅れているため、少しの搭乗客を待っている。」それでも23:38には最終的にドアクローズ。定刻から3分遅れに留まっています。離陸は20分後。順調です。

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離陸滑走開始後10分で、シートベルト着用サインは消えました。そのおかげで、サービスが早く始まります。深夜便ではかなり重要。Château de Fuisséが復活。

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定番のサテ。隣のシーズニングは、持参のもの。よく調べてから開封すべきでした。内容はつまるところ、チキンコンソメ。意味がありません。

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ワインに合わせるなら、ただ炙っただけの肉の方が良いと思います。下味が付いているので、邪魔をします。

 

マレーシア航空の夜便では、Dine Anytimeというメニューにして、軽食を用意しています。今日はワゴンに載せて回っていました。珍しいことです。

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今日に限らず、マレーシア航空のサービスは、現場の裁量が大きいようです。あなたにとって当たりか外れか、それが問題。

 

化粧室で身支度。

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シートに戻ると、ミネラルウォーターが。

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歯磨きセット、アイマスク、髭剃りセットなどをトレイに載せて、巡回にきます。いつもには無いサービス。どうもサービス精神旺盛なチームだったようです。その後、すぐ照明が落ちます。日本時間で2:16なので、十分夜更かししています。

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周囲に逆らって、活動するのも何ですから、寝ます。

 

起きると5:10。3時間の睡眠時間。飛行機旅行で質の高い睡眠を期待するのは、無理があります。なぜかアメニティが置いてありました。他のサービスに一生懸命で、配るのを忘れていたようです。

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ミスには違いありませんが、愛嬌があります。

 

マレーシア航空の優秀なところは、起きた客を見逃さず、朝食を薦めてくること。今時のビジネスクラスでは、標準レベルですかね。

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フルーツと" croissant "のみ。浮いた存在のバター。

 

30分後には片付けられました。こんなところを飛んでいます。

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朝食の時間は客次第です。あまり遅いと、スキップされます。また気流の乱れも問題を複雑にします。冬の日本近海は、風が強烈。今日も、288 km/hなんて記録します。

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新幹線並みの風速です。

 

伊豆七島が見える頃には、すっかり夜が明けています。時刻は6:26です。

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この後、15分たつとシートベルト着用のサイン。この時点で「朝飯をよこせ!」と言っても、無視されるか、子ども扱いされるか、制圧されるだけです。有料とは言え、地上の方が良いものが食べられますから、諦めましょう。

 

房総半島に到達する時は、いつも空地海の違いが明瞭なのですが、何故でしょう。

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激しい偏西風のおかげで、着陸は6:57。出発が遅れたのにもかかわらず、早着。

 

逆噴射によるブレーキのおかげで、ばらばらとテーブルの上に載っていたものが前に転がり出ます。これは客室乗務員のチェックの甘さのせい。

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ところで第二ターミナルのサテライトの先にあるこの建造物、何なのでしょう。

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航空写真マニア向けの撮影台?

 

到着は98ゲート。隣にもマレーシア航空の機材が泊まっています。B737-800です。Kota Kinabalu(BKI)から飛んできた便(MH80、7:20定刻。本日は6:57着。)ですが、MH88よりも先着はやや珍しいかもしれません。

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意外に小さいKLIA

airport MH

Google Mapでクアラルンプール国際空港(KLIA)を見ていたのですが、意外に小さいことがわかりました。

 

長距離国際線が発着するのはここ。この空港の華と言うべきサテライトターミナル。

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右上に90°向きを違えて停泊している2機の大型機材は、マレーシア航空のA380-800。この機体とターミナルビルを比較すれば、面積が小さいことは明らかです。

 

メインターミナルも、停泊中の機材の多くがB737-800であること考えると、やはり小さいことが明らか。

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これら2つの建物を合わせても、KLIA 2の方が大きいように見えます。ゲート数は確実に多いと思います。

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やはりAirAsiaは勢いがあります。

 

なおこの空港、滑走路が3本あり、敷地にもだいぶ余裕があります。ターミナルはいくらでも建築可能ですが、旅客が少なければ意味はありません。そんなに悪い空港でもないのですが、今一つハブになり切れないのは、世界最強のシンガポール航空の営巣地、Changi空港がKLIAから 300 kmしか離れていないからでしょう。

 

その目の上のタンコブ、Changi は確かに巨大に見えます。下のGoogle Mapで黄色の丸で囲った機体がシンガポール航空A380-800。

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とてもKLIAだけでは、太刀打ちできません。KLIA2を合わせると良い勝負になるかもしれません。 ある程度以上巨大になると使い勝手が下がるので、即SINの方が良いとは言えません。

 

KLIA+KLIA2の利用者は、年間 49,000,000人ほど。一方のChangiは 55,000,000人ほど。それほど変わらないのでした。意外な結果です。というのも、Changiの方がKLIAよりも、圧倒的に人が多い印象を受けるからです。

 KLIA2には行ったことがありませんが、異常に混んでいるのでしょうか。