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ブランド旅行用品(4)

Air France, Lufthansa, ANAのように自社ロゴなり、自社マークを使った商品を数多くそろえる会社は少数派です。今回はブランドというにはやや弱いけれど、自社ロゴなどを使った製品を扱っている会社を紹介します。

 

(1) Thai Airways International

ロゴを使ったバッグ、革製品を数多くそろえています。

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THAI Shop | Thai Airways

写真ではわかりにくいのですが、かなり多くのアイテムにロゴが入っています。革製品も型押ししてあります。

 TGの場合、実店舗が6店あり、そこで買うことができます。外国人はタイ旅行のついでに。

Where To Buy | THAI Shop | Thai Airways

Siam ParagonでTGがイベントを行っていた時、いろいろなアイテムを見ることができましたが、親しみが持てるロゴの使い方でした。

 

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iPhoneのケースだそうですが、Xperiaを入れても怒られないでしょう。

 ブランド製品のラインアップというよりは、マスコットの雰囲気が漂う製品ばかりに見えます。ソフトトロリーやノートパソコン用のバッグ、カジュアルな鞄などはありますが、スーツケースはありません。

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これは、Bluetooth用のスピーカーということです。

 

(2) Swissair

Rimowaのスーツケース、トロリーを数多くそろえています。SWISS Shopというサイトを持っており、物品の販売とMiles & Moreのマイルによる景品の引き換えを行っています。

SWISS Shop

Swissairのマークとロゴが入っている商品はほとんどがRimowaで、他には布製のトロリーが2種あるだけです。あわせて17アイテム。

SWISS Reisegepäck - SWISS Shop

このデザインなら、あまり目立ちません。事情を知らない限り、航空会社ブランドとも気付かれません。そのため幅広く利用できそうです。

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配送はスイスとリヒテンシュタインのみ想定されているようで、他は聞いてくれということです。日本の顧客だったら、Zürich空港にあるSWISS Shopの利用が便利かもしれません。チェックインホール内にあります。

日本ではLufthansaの商品と同様、ボンドセレクションが扱っています。スイスに行くまで待てないというほど気になったら、こちらに問い合わせると入手できるかもしれません。

 

(3) Delta Airlines

アメリカ勢では、Deltaがロゴ入り製品をたくさん作っています。

https://www.deltashop.com/

アメリカではこういうものを作ると、無料配布されるイベント用景品のように仕上がってしまいます。通信販売ですから確かに低価格です。が、全体的に安っぽく見えます。これはスポーツバッグ。

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タダこのサイト、カスタムオーダーが可能です。これは他の会社にはない特徴でしょう。しっかりしたものが欲しければ、このサービスを利用すればよいということです。SamsoniteのスーツケースやCoachのバッグも作れるのでしょうか。

 日本まで配送してくれるかどうかは確認しませんでした。

 

(4) Emirates

ロゴ入りの製品を各種作っています。

Home | Emirates Official Store

アプローチの仕方が他社と異なり、旅行を中心とした商品展開というより、日用品に自社の名前を浸透させようという意図のように思えます。スーツケースや旅行鞄はありません。スポーツバッグがあります。

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T-shirtsは悪くないかもしれません。

 Emiratesの偉大なところは、世界中に配送してくれることです。しかも定額料金(25 USD)。日本で見かけることはまずないので、人と違ったものが欲しい場合には使えるサイトです。またドバイモールの中に実店舗を持っているので、旅行の機会があれば、商品はおそらく簡単に手に入ることでしょう。

 これは長所だと思いますが、ロゴもマークも控え目で目立たちません。このトートバッグでは、ファスナーの持ち手に入っているだけです。

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街中でも利用をためらうことはないと思います。しかしカラーリングは客室乗務員のそれですから、かなり凝っています。秀逸です。

 

他にも熱心にブランド商品を開発、販売している航空会社もあるかもしれませんが、よく知りません。

 

(5) その効果

旅行用品をはじめとする航空会社ブランドの商品ですが、意外に面倒なのが利用法。言うまでもありませんが、ライバルの航空会社に搭乗する時は使えません。JALのエコバッグを持って、ANA FESTAで土産物をまとめ買いをするような命知らずはいないでしょうが、腕時計ならうっかりはめたまま搭乗してしまいそうです。クルーが客を細かく観察していることは、良く知られる通り。バレないはずありません。バレても意地悪されることはないでしょうが、笑顔は消えるかもしれません。

 こんなことは当たり前のはずですが、意外とやってしまうのが外国。TGグッツを手にしてCXやSQに搭乗するのは、アラートものです。BAやLHの機内に、AFのトロリーケースやバッグを持ち込むのも大変危険です。

 JALしか使わないとか、ANAしか使わないという人ならともかく、ブランド旅行用品の購入と利用には細心の注意を払った方が良さそうです。許されるのは、コードシェアパートナーやほとんど競合がないような航空会社まででしょう。

 

逆に正しい使い方をすれば、つまりブランド旅行用品を持ってその航空会社に搭乗すれば、密かにクルーの心を惹くはずです。考えようによってはFFP会員より、ずっと忠誠心が強いのですから。人によっては特別気にかけてくれるかもしれません。話かけられる可能性は上がると思います。

 

こういう事情を考えると、いくらデザインが気に入っても、あまり搭乗しない会社のブランド用品は買わない方が無難な気がします。ショルダーバッグなどのように日常生活で使う製品でも、ロゴは意外に主張が強かったりして、街使いがためらわれます。