Bologna中央駅からAerobusというシャトルバスに乗り、15分でBLQ空港に到着。街中から7 kmしかなく、非常に便利な空港です。
道路事情のためか、バスが意外と揺れ、カーブが急です。そのため車内の荷物置き場の隣は危険です。実際、崩れてきたスーツケースが座っている老婦人に衝突したところを目撃しました。
ヨーロッパの都市は狭い石畳の道が多く、景観は良いとしても、車の移動では取り回しが大変、乗り心地も犠牲になります。 またスーツケースも4輪のものは、不便というか、役に立たなかったりします。やはり2輪です。
空港の到着レベルには2台のLamborghiniの実車の展示があります。このクラスの乗用車が空港内で展示されることは滅多にないので、旅客の目を惹きます。しかし彼らにとっては、単なる地場産業にすぎません。ちなみにFerrariの本拠地Maranelloとも40 kmしか離れていません。
チェックインはこのフロアで行い、上階へ移動してセキュリティチェックや出国審査(Schengen圏外へのフライトの場合)を受けます。
1 ~ 17番ゲートはSchengen圏内へのフライト用です。ワインのdégustationコーナーとか、身障者用ラウンジとか珍しい施設があります。
イタリアングルメのコーナーも充実していましたが、本日は乗継ぎがあるので何も買いません。価格が魅力的なワインもずいぶんあったので残念です。
Napoliといい、Bolognaといい、空港の個性が強すぎます。
バスで移動します。機材は138人乗りのA319。イスキア島と命名されています。前後から搭乗します。
3-3のシート配列で席は1Cでした。これまた指定した記憶がありません。自動的に前方のシートをあてがってくれたようですが、私は他社のFFP会員です。Alitaliaの国内線は、そんなに上級会員が少ないのでしょうか。平日夕方の羽田―伊丹便のように上級会員が搭乗客の4割に及ぶのもどうかと思いますが、あまりに少ないようだと、FFPはあまり機能していないので、内容を考え直した方がよい気がします。
来る時と同じ革製のシート。デザインが秀逸で座り心地も良好です。このRecaro製シートは気に入りました。
08:02:閉扉
08:14:離陸
08:30:降下開始
08:46:北方から南方へ向けてFCOに着陸(離陸するRyanairの後姿を見ながら減速~垂直滑走路も同時利用しているのでした。)
08:58:開扉
BolognaとRomaの距離194 milesを考えると仕方ありませんが、水平飛行がほとんどない慌しいフライトでした。
FCOはAZの本拠地。Alitaliaだらけです。同じマークの垂直尾翼が並ぶのは、単純に気持ち良いですね。地上を行きかう各種の自動車にもほとんどAlitaliaのロゴが。私たちもAlitaliaのバスでゲートへ移動します。