PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

MH797:BKK-KUL エコノミー

エーゲ航空の話題を一つ挟みましたが、マレーシア航空利用によるバンコク往復の復路の話に戻ります。

 

冬のきも試しの様相を呈しているマレーシア航空への搭乗ですが、帰りは朝6時20分発です。乗継便だと帰路は1日移動日になります。近いようで遠いバンコク

 

朝早すぎて渋滞がありません。市内を4時過ぎに出ても、4時30分にはSuvarnabhumi空港に到着。空港にはあきれるほど人がいます。

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この空港で、一番「守られている」M/Nブロック。MHのチェックインカウンターはCathay Pacificの隣でした。ファストトラックも営業中。チェックイン時に、便名と日付が記入された通行手形を渡されました。今日は利用します。

 

ゲートはD8。セキュリティを抜けると正面がその入口です。

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ここはタイ有数の記念写真撮影スポット。早朝からフラッシュが。

 ゲート近くには何もないはずです。時間がないのでラウンジにはよりませんが、少し店舗を観察してみました。

 驚いたことにシャッターがあるわけではなく、無人なのに商品は普通に陳列されています。防犯は必要ないようです。ここは国際空港。あちこち監視カメラがあるはずです。こんなに人が少ないと何をしても特定されます。

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朝5時前なのに、多くの店で店員が準備を始めています。人件費が安い国であることを実感します。

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免税手続のコーナーでは、中国人と思しき人たちが列を作っていました。さすがに撮影は失礼なので写真はありませんが、このコーナーの利用者の中国国籍率はどのぐらいなのでしょうか。

 

ゲートに近づくため、階下に降りるとどこか抜けているデザインの通路。

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この末端が目指すD8ゲートですが、こんな絵が。

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出発前のセキュリティを抜けると誰しもが出会う、あの見事な像がここでは絵画に。中央でとぐろを巻いているので、綱引きではありません。由来・意味があるはずですが、タイの無教養人、Pechedenferにはわかりません。

機材は、6:15には動き始めました。出発時間は6:20だったので、早い出発です。早朝にはありがちです。

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往路と同じB737-800の新しい機材。良く観察すると、シートピッチはかなり狭く、LCC並みです。リクライニング機能を無くした方が良い気がします。非常口席(13, 14列目)との差が激しく、通常の席だと膝が前のシートに付きますが、これらの列では余裕で足が組めます。

 

ピンボケしてしまいましたが、立派な朝食が出ます。

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往路と同じ映画(Miss Sixty)を、帰路でも見ました。平易な発音でセリフが面白いという外国人向けの映画。ノイズキャンセリングヘッドホンで再挑戦です。このドイツコメディ、日本には来ないとみて、内容を少しばらしますが、An der schönen blauen Donau(美しく青きドナウ)のシーンが強烈です。この曲を聴くたびにフラッシュバックしそうです。FSK ab 6 freigegebenではなく、FSK ab 65 freigegeben(R65指定)にすべきだと言いたくなりました。DVDやBlurayamazon.deで購入可能ですが、少し考えてしまいます。

 

到着予定時間の9:30ちょうどにB6ゲートに到着します。平和な飛行でした。クルーの特徴も相まって、本当にバス並みの気安さです。

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やや地味なKUL空港。実は4,000 m級滑走路を3つも持つ、立派な空港なのでした。所せましとMHが動き回っています。