PECHEDENFERのブログ

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フライングプルー マイル加算率の変更:アリタリアへの搭乗

同じ表題で改良の話をすでに書いていますが、今回は改良+改悪です。アリタリアに搭乗した場合のマイル加算率が6月1日搭乗から変更されています。

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変更点は以下の通り。

・ビスネスクラスのJ, C, D, I, Eが150%から200%に

・エコノミークラスのK, T, Vが100%から50%に

・エコノミークラスのL, W, O, Gが50%から25%に

・エコノミークラスのRが25%から0%に

 

Fというクラスは新設でしょうか。いずれにせよ、今までは加算されるとすると最低50%だったのですが、他社並みに25%というカテゴリーができました。デルタ航空はAF, KL, AZを他の提携会社と区別して扱っていますが、AFでもこれらの主要提携先は右に倣えになりました。アリタリアのエコノミーは妙に加算率が高くて得だったのに、その道は閉ざされました。ただし、プレミアムエコノミーの150%は光っています。

 

一方でビジネスクラスの加算率を上げてきました。高価な航空券の加算率を上げると言う流れをさらに進めてきたわけです。Flying Blueは、今後もこの調子で勾配を急にしていくのでしょう。AlitaliaはAFやKLMとも競合するのですが、大丈夫ですかね。というのも、AFもKLMもビジネスクラスは125%~175%の加算率。よく売れる格安航空券は125%です。一方のAZはすべて200%。AF, KLMが安いわけではないので、ヨーロッパに行く機会があったらAZを買ってしまいますぞ。

 

上級会員になるなら回数で条件をクリアする方が楽になるかもしれません。確か以前は、フランス国内在住者の国内線利用は回数に勘定されなかったと記憶していますが、いつの間にかその付帯条件は無くなっています。国内線30回でゴールドなら楽勝と言う気がするのですが、そうでもないのでしょうか。