Google Mapでクアラルンプール国際空港(KLIA)を見ていたのですが、意外に小さいことがわかりました。
長距離国際線が発着するのはここ。この空港の華と言うべきサテライトターミナル。
右上に90°向きを違えて停泊している2機の大型機材は、マレーシア航空のA380-800。この機体とターミナルビルを比較すれば、面積が小さいことは明らかです。
メインターミナルも、停泊中の機材の多くがB737-800であること考えると、やはり小さいことが明らか。
これら2つの建物を合わせても、KLIA 2の方が大きいように見えます。ゲート数は確実に多いと思います。
やはりAirAsiaは勢いがあります。
なおこの空港、滑走路が3本あり、敷地にもだいぶ余裕があります。ターミナルはいくらでも建築可能ですが、旅客が少なければ意味はありません。そんなに悪い空港でもないのですが、今一つハブになり切れないのは、世界最強のシンガポール航空の営巣地、Changi空港がKLIAから 300 kmしか離れていないからでしょう。
その目の上のタンコブ、Changi は確かに巨大に見えます。下のGoogle Mapで黄色の丸で囲った機体がシンガポール航空のA380-800。
とてもKLIAだけでは、太刀打ちできません。KLIA2を合わせると良い勝負になるかもしれません。 ある程度以上巨大になると使い勝手が下がるので、即SINの方が良いとは言えません。
KLIA+KLIA2の利用者は、年間 49,000,000人ほど。一方のChangiは 55,000,000人ほど。それほど変わらないのでした。意外な結果です。というのも、Changiの方がKLIAよりも、圧倒的に人が多い印象を受けるからです。
KLIA2には行ったことがありませんが、異常に混んでいるのでしょうか。