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バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

SQ11:NRT-SIN エコノミー(その2)

搭乗ゲートから機内までの間に2つ記事を入れてしまいましたが、一昨日の続編。

 

SQ11は良く知られるように、LAXから飛んで来ています。実はSIN-LAXはSIN-JFKより長距離で、SIN-GRUと同じぐらいあります。一気に飛ぶのは難しいのでしょう。だいたい18時間以上もかかるようでは、労働時間が長すぎ。クルーを大量に載せて、休憩スペースの確保も大変。NRTでの息継ぎは理にかなっています。東京圏の住民にも選択肢が増えるので大歓迎。SIN便とLAX便がそれぞれ1つづつ増えるのですから、以遠権は素晴らしいばかりです。

 

このSQ11、LAX発15:45、NRT着19:15はどうと言うことありません。しかしNRT発20:50でSIN着3:00という到着時間は、どうでしょう。3:00に空港で降して、何をしろと言うのでしょう。LAXの出発を2時間遅らせると、かなりましになるのですが、LAXの駐機料金を節約したいのでしょう。

 

のんびりとゲートに現れたため、キャビンにはだいぶ人が。混んでいるのに驚きました。インターナショナルビジネスエリートたちの登場?

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微妙な時間に到着する巨大航空機としては、立派な混み具合です。今日はプレーンなエコノミー。この機材では1階が前方から、Suite 12、プレエコ 36、エコノミー 60、エコノミー 91、エコノミー 94とキャビンが分割されています。2階は、全てビジネスクラスで86席。ここはプレエコの直後のエコノミー。メインデッキのメインキャビン。

 

予定より少し早く動き出し、21:05には離陸。13分後にはシートベルト着用サインが消えました。このフライトは平穏で、離陸着陸時を除くと、シートベルト着用は1回だけ、それも10分程度のことでした。

 離陸時は消灯の上、窓のシールドを開けなくてはなりませんが、Suiteではキャビンが紫に。

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サービスはきびきびしていて大変良い印象。離陸前にメニューが配られます。離陸後すぐにアメニティも。まだ東京湾です。

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内容は、靴下と歯磨きセットだけ。これら2点の需要が高いのでしょうか。

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なおイヤフォンは、最初からスクリーン横の目立つ場所に備えてあります。これは持ち帰り可能。御土産がいっぱいです。

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離陸後30分もしたら、ドリンクサービスが開始します。ワインは3種類。

Pay d'OcのSyrah

Pay d'OcのChardonnay

MoselのRiesling

です。

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隣の通路では、ワゴンにChampagneも積んでいます。多分プレエコで余ったものでしょう。開栓して1杯注いだだけのようでした。向こうの列の人はラッキー。私は前回の決心を忘れず、Singapore Slingを。

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頼んでおいて何ですが、このカクテルはプラコップでは様になりません。

 

すぐに片付けが来ます。ちょうど鳴門海峡の南を飛んでいる時でした。少し時間を置いて、このキャビンに夕食のワゴンが巡ってきたのは種子島あたり。今度はChardonnayを頼みます。ANA loungeのChardonnayもPay d'Ocでしたが、それとは異なり、樽香はありません。酸化臭が少し気になりますが、これは好き好きです。

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international selectionと和食からの選択でした。メインが鳥になるinternational selectionを。まずまずのムネ肉でした。パワーディナーには、量が少し少ないでしょうか。

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garnitureは人参、ブロッコリー、マッシュポテト。シンプルです。冷製はスモークサーモン、パスタ、菜っ葉です。サーモンは化学調味料を使っているようでした。後は、焼き菓子に生クリーム。

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皿類は明らかにCX, CIより劣るプラスチック製。一方、ナイフ、フォーク、スプーンは、全て金属製。まだら模様の品質です。

 意外と皆、食べるのが早く、クルーの片付けも手際が良いため、沖縄と石垣の間を飛んでいる頃には、片付けがほぼ済んでいました。

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現在Singapore時間で22:08。到着予定時間は何と2:12とあります。夜は定刻より早めに着きます。寝られる時間は、どんなにがんばっても3時間でしょう。当然、すぐにキャビンは暗くなります。

 私の場合、合計で2時間も寝られませんでした。どのキャビンにいても、サービスをそれなりに楽しめばそんなものでしょう。なかなかきついフライトです。

 Suiteだと離陸後すぐに面会謝絶にしてしまって、着陸直前まで寝ている客がいそうです。

 

ちなみにプレエコとエコノミーの間のカーテンは常に開いています。これはプレエコの客が後方のトイレを使いやすくするためでしょう。

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前方はギャレーがあり、その先はSuiteですから、いくらなんでも後方キャビンから客が紛れ込んでは問題。エコノミーの3キャビンでは、カーテンはトイレを隔絶するために使っていました。こういうところは、なかなかスマートなSQ。

 

トイレは空間に比較的余裕があり、いろいろとアメニティが備え付けてあります。共用のハンドローション、オードトワレの下の引き出し内には、使い捨て歯ブラシ。

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その他に使い捨ての櫛もありました。

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寝たり起きたりで結局何もせず、到着80分前にはすっかり目覚めてしまいます。到着40分前には、機長から「Good Morninggggg !」と威勢の良い機内放送があります。

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キャビンも明るくなり、誰しも観念するしかありません。2:15には着陸。どんなにあがいても2:40には機外に追い出されます。文句を言う客もいないと思いますが...。

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ターミナル3、B4ゲートです。搭乗橋のカーペットも厚いChangi空港。

 

Changi空港はどこでもカーペットが厚いため、夜間には床で寝ている客が結構います。Sleeping in Airportsのランキング世界1位は、伊達ではありません。

Best Airports in the World 2015

 

以下は補遺。

 

成田空港のチェックインカウンターで、エコノミーからプレミアムエコノミーへの有料アップグレードを行っていました。予約クラスがY, B, Eの場合14,000円、その他のクラス(NとかVでもOK。Xなどは対象外。)で18,000円です。これはなかなか良いオファー。この機材では、IFEが13.3 inchのフルHDになったと思います。試しに使ってみるためには、悪くない価格です。

 プレエコを導入直後は、どこでも同じことをやるようです。