ちょっと前、新規就航するチェコPrague往復のカタール航空ビジネスクラス(東京発)が安い!と記事にしました。
カタール航空 ビジネスクラスセール (プラハが格安) - バス代わりの飛行機
欧州の他都市行きも少し安くなっていたようですが、衝撃を受けるほどではありませんでした。
このセールが終わって、一週間程度しか経過していませんが、再びセールのお知らせが届きました。
予約期間は8月16日から8月23日まで、旅行期間は8月16日から2018年3月31日までです。
第一法則
実はこの売り方、パターンになっています。つまり、
カタール航空セールの第一法則:
カタール航空はセールを一つ終えた後、内容を少し変えたセールを追加することが多い
どうもセールを終えて、売上の傾向を分析し、補完的な販売を追加している様子です。
最初のセールと追加のセールでは内容が違うので、人によってどちらが有利なのかは異なります。見たところ、最初のセールの方が魅力的なことが多いようです。席は限られるので、カタール航空からプロモーションのメールは届くように登録しておいた方が良いようです。
第二法則
もっと重要なことに気が付いていたのですが、前回の記事では書き忘れていました。それを残念に思っていたのですが、思いがけず今日チャンスが巡ってきました。それは、
カタール航空セールの第二法則:
カタール航空は日本でセールを行う時、同時に世界各地で大きなセールを行っていることが多い
前回のセールでは、世界各地でビジネスクラス最大-50%のセールを行っていました。日本発より広範かつ有利な価格になっていることも多かったのでした。
もちろんこの場合は、いわゆる海外発券となります。
今回も少し調べてみました。まずインドは最大-50%。
あらゆる搭乗クラスがこの割引率かどうかは、わかりません。11月の適当な日付でビジネスクラスを調べてみると、大体普段の半額程度のようです。
Mubai-Londonビジネスクラス往復で218,000 JPYぐらいの必殺インド発券。他の都市は調べていませんが、インドのポータルサイトで最大-50%なので、Mubaiだけ特別ということはないでしょう。
次に香港発。
ここも最大-50%でやっています。が、11月の同じような日程では、ビジネスクラスは大して安くありませんでした。
最近CMB発券の神通力がすっかり衰えたスリランカも調べてみます。
このサイトは動画で、異彩を放っています。それはともかくビジネスで最大-50%と、明記されています。期待して調べると、かなりの日程で安くなっていました。
CMB-LHR往復ビジネスクラスが194,000 JPY。実はこの日程の周辺全てで同価格。ダイナミックな値引きでした。
ベトナム発も調べてみました。割引率が最大-35%と少しケチになっています。中東を経由して到達する路線では、競争があまりないのかもしれません。
ここはHanoi発で調べるしかないでしょう。同じように11月の何とも知れぬ日程で検索してみます。
表示は米ドル表示で見やすくなっています。VND表示だと桁を間違えますから、これは親切。しかし価格はHAN-LHRビジネスクラス往復283,000 JPYと、あまり親切ではありません。行きも帰りも一週間の最安値を選んでいます。-35%というやや渋めの割引のとおりでした。
第三法則
長年、「そうじゃないかな」と薄々気づいていたことです。この頭の良い航空会社としては当然ですが、
カタール航空セールの第三法則:
カタール航空は、新規就航地で将来売りたいキャビンクラスを安く売る傾向にあり、それはセール時に顕著である
現在Qatar Airwaysは、世界中でビジネスクラスを売って収益を上げようと懸命なので、このクラスが戦略的に販売されるはず。そして新規就航地と言えば、チェコのPrague。(就航地の経済レベルによって、ビジネスクラスではないこともあります。)
同じイラストを使ってセールを行っていますが、最大-55%と値引幅が大きくなっています。まずは経験則のとおり。実際のところどうかと、やはり11月の適当な日程で調べてみました。
PRG-BKKビジネスクラス往復が173,000 JPYです。欧州―バンコクは割と競争がある路線が多いのですが、これは安いでしょう。
同時期、日本便も安い価格で見つかります。
PRG-NRTビジネスクラス往復が206,000 JPYです。これもなかなか魅力的。
Prague発券始めてみますか?
補法則
最後に三経験則の補足ですが、
カタール航空セールの補法則:善は急げ