日本語を書く練習をしなくてはと思い、ブログを始めて1年経ちました。
多くの現代人に同様、私も仕事と身近な人へのメール以外には日本語を書くことがありません。仕事で使う日本語は型があるのが普通で、上達の余地に乏しいし、私信も相手による型ができてしまっています。
日常生活で意識されないためか、日本語がひどい母語話者は、職業とは無関係に大勢います。それどころか「訂正した方が文章は良くなる」ことが無い人は、存在しないのではないでしょうか。
効果のほどは不明です。しかしブログを続けることによって、他の面では成果がありました。
旅行では、いろいろなサービスを積極的に試すようになりました。今までは「~に行く時はxxx」という型が何となしにできており、旅が単調になっていました。今ではネタに結びつく行動をとるようになり、体験の幅が広がりました。豊かな旅行体験、これは間違いなくブログを続けてきた効用でした。
ネットの住民が心優しく、建設的なこともわかりました。MH71便が出発延期(キャンセル)になった記事に対して、受けたコメントは心温まるものでした。他にも私の知らないことをコメントでそれとなくお教え下さる方も多く、情報を頂く場としてもブログは役立っています。
また何か発信すると、インターネットの力が実感できます。南半球の島
にいても、世界中に適用される規則をまとめて、世界のどこからでもアクセスできる形にできるのですから。(写真は、本当に2時間前に撮ったもの。)
小さなこととはいえ、こんな「ユビキタス」、「グローバル」なことが英語以外の言語でなされることに痛快さを感じます。
ブログは日記に過ぎませんが、コメントを下さった方にはもちろん、一記事でも読んで下さった方には感謝します。今後ともよろしくお願い申し上げる次第です。