今日、シンガポール航空から届いたメール。何やら新しいことを始めたようです。お題は、”Singapore Airlines introduces mySQupgrade”
読んだままです。下位キャビンを予約している場合、ビッドを入れて、その金額の多寡により上位キャビンにアップグレードされるかどうか決まるというシステム。そこまで読み取れます。
このシステムの名前は、mySQupgrade。すでにCX, MHと地域の競合会社が同様のシステムを導入しており、冴えた名前は残っていないのでしょうか。
・予約クラスがアップグレード対象であると、出発7日前に招待のメールが届く。
・あらかじめ設定されたレンジの中でのビッドを行う。
・出発50時間前までなら、ビッドを変更、キャンセルすることができる。
・ビッドが成功したら、出発48時間前にメールが届く。
・ビッドが失敗したら、費用はかからない。現予約クラスが有効になる。
さらに、
・マイレージ加算に関する事柄は、全て現予約に基づく。
とありました。
今回はエコノミークラスの予約を持っており、プレミアムエコノミーへのアップグレードの招待です。エコノミーはプレエコへ、プレエコはビジネスへというパターンが固定するかどうかは、わかりません。もしかすると、プレエコのお披露目キャンペーンなのかもしれませんし...。
オーバーブッキング時に、上級会員の会員レベルに応じて無料アップグレードを行っていたのを、ある程度の対象者を絞って、有料アップグレードに変更したのでしょう。対象者の絞りは緩く、例えば、スタアラゴールド+Krisflyer会員+マイル加算予約クラスぐらいになっていると思います。SQも会員の忠実さより、現ナマが大切。改悪は改悪ですが、会員の反発が大きくならないようゲーム感覚にしたようです。他社と一緒ですね。