PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

エグゼクティブクラブ、ゴールド会員の更新

上級会員に義務付けられている1年に2回のLondon巡礼を終え、無事ゴールド会員を再来年2月まで維持できることになりました。基準はBAの4搭乗を含む、1,500 tier points以上の搭乗を会員年度内に済ませることです。私の場合、1月が会員年度の切替、5月に基準を達成しました。去年とほぼ同じペースです。

 

会員番号を航空券の予約時に入力すれば、搭乗後マイルは自動加算されます。全て自動化の時代。誰の手も煩わせず良い時代ですが、少し外れたことを行うと、面倒なことになります。

  今回CDG-LHR間を移動するのに、予約とは異なる便に乗ったことが原因で、搭乗を証明する必要がありました。搭乗券半券をスキャンして日本支社に送りました。対応は早かったのですが、アナログな話です。予約どおりの便に搭乗しなかった経緯は、

BA315:CDG-LHR エコノミー - バス代わりの飛行機

で記事にしたとおりです。

 

今年はoneworld搭乗の勢いが強く、tier pointsがゴールド会員の基準を大きく超えて2,500になりました。

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すると褒美(?)がもらえます。個人ページにアクセスすると、以下のようにeVoucherの欄ができています。

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このGold Upgrade for TwoというVoucherですが、予約のひとつ上のキャビンクラスにアップグレードしてくれます。よく内容を知らなかったのですが、Terms and Conditionsをよく読んでみると、同じ予約にある2名まで同時にupgradeされるとあります。またan upgradeは、フライトに対して数えるものとばかり思っていたのですが、どうやら予約に対して数えるようです。

 

BA便にしか使えませんが、どちらにしても年間最低4搭乗はするので使う機会には困りません。一番賢い使い方はWorld Economy Plusがない長距離路線で、World TravellerからCulb WorldへのUpgradeでしょうか。

 

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ただちに、次の目標が示されます。1,000 tier pointsをさらに会員年度内に積算、合計3,500 pointsを超えるとGold Upgrade for OneというVoucherが2枚もらえます。BAでしかupgrade voucherは使えないので、この特典はもらっても使い切れないかもしれません。3,500 pointsを達成したら、5,000 pointsの目標が示されるはずです。これがExecutive Club最大のニンジンになりますが、Concorde Room Card+1 Gold Partner Card+2 Silver Partner Cardsです。

 Concorde Room Cardは、VIP客向けにPremier会員カードと共に配っているとのことですが、それに加え自分以外の1人をゴールド会員に、2人をシルバー会員にすることが出来ます。自分の会員レベルはゴールド会員のまま変わりませんが、特典としての重さが感じられます。

 5,000 tier pointsは、JALの国内線普通席で1,000回、Class Jで125回、ファーストで84回の搭乗に相当します。ビジネスクラス利用での東京-バンコク往復だとMHで14往復、JLで18往復、CXで31往復半必要です。エコノミー利用だとそれぞれ、100往復、125往復、250往復ですね。4月からのExecutive Clubの改悪によって、格安エコノミーの搭乗では、積算されるtier pointsが5(2,000 miles未満)、20(2,000 miles以上10,000 miles未満)、30(10,000 miles以上)となってしまいました。 正直言って、格安エコノミーではかなり困難です。

 それでも「平」ゴールド会員は、極東に住んでいる限りoneworldで一番簡単なEmerald会員でしょう。一方、Concorde Room Cardの到達はかなり大変で、いつの間にか到達してしまったというなら仕方ありませんが、わざわざ目標にすえるほどのものではない気がします。