春が来ました
まだまだ寒い日が続きますが、広い日本、春の訪れを祝う町もあります。太陰暦の年替わり。皮肉ではなく、賑やかで結構なことだと思います。
明治期に脱亜入欧に浮かれた日本は、欧州と同じ暦になってしまいました。これは国家としての公式なレベルでのお話し。下々の者は風習を新暦へ移行せよと迫られた訳ではなく、本来一つのイベントが旧暦と新暦で分裂したケースもあります。旧暦の正月は節分に残ります。さらに人々の移動が活発な時代になると、太陰暦で祝う中華社会の新年も注目されるようになりました。派手ですからね。
暦が複数になったおかげで、祭りだらけになった現代。パリピのご先祖様たちは、先見の明がありました。
しかし一般には、中華系の方々と親しくないと旧暦正月の気分は物見遊山以上にはなりません。遠路はるばる来ても、ユニバの方がよかった!なんて我儘を言い出す人も出てきます。
あるいは王子動物園とか。
よりによってディズニーランドに行きたいとか。
そういう我儘なことを言って気分をぶち壊す人は一定数いるものです。多分お腹が空いているだけなので、何か食べさせて、夜になるのを待ちましょう。
原因は珍しくても、現象自体は日本中で体験できますね。今のところ。
ニューイヤーコンサートは DVD と Bluray が発売
太陽暦の新春は先月です。多くの人が「これ無しには正月は来ない」というイベントも終わりました。
このコンサートのために毎年ウィーンで年越し蕎麦、初詣、雑煮、年始回り etc. を迎える方々も多いことでしょう。
2021、2022 は "武漢ウィルス"(⇦ Le Monde の迎春報道による)という強敵が出現し、チケット販売開始の全裸正座待機という必殺技も決め手にはならなかったはず。2022年、涙を飲んだ方々のために、「日本の生んだ世界のマーク」SONY がビデオを製作しました。世界中で売る気満々です。
What a magical event! Rewatch and relive this special New Year's Concert 2022 on DVD and Bluray — including the @Vienna_Phil’s wonderful performance of Josef Strauss' "Harmony of the Spheres” (one of @DBarenboim’s favorite pieces!)
— Sony Classical (@sony_classical) February 1, 2022
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通販大手のリストを見ていて、SATURN や Media Markt にふらりと入店する日が早く来るといいなと思いました。