朝7:05発とかなり早いフライトですが、
・ここがドイツであること(←早朝の活動は世界一)
・Tegel空港出発であること(←街から近い)
から余裕です。
ホテルでタクシーを呼ぶと、Mercedes S-Klasseでした。この都市では、一番平凡なタクシーがMercedes。さもなければプリウス。Mercedesで一番多いのはE-Klasseで、60~70%ぐらいでしょうか。残りでは、SがCより多いようです。Mercedesが良い車で高価なことは世界中で変わりないのですが、Berlinでは特別感が全くありません。プリウスでもSでも料金は同じはず。
こんな空港、一時間前に着けば十分と、90分前にホテルをチェックアウト。20分ぐらいで空港に着くと、さすがにまだ暗いのでした。
ドイツ人は朝が早いけれど、時間帯はやや夕方よりです。チェックインカウンターはA5。メインターミナルです。
人の列を整理する帯が、すでに新しい空港の名前とIATAコードになっています。気が早いと言うべきか、いつまで工事をやっているのかと言うべきか...。
チェックインで、「ラウンジの場所は分かる?」と訊かれますが、もちろん知っています。「あっちの方」という親切な案内を頂いたので、とぼとぼ行きました。
見事に閉まっています。5:30から開いているはずですが...。チェックインカウンターに戻って文句を言うとか、ゴールド会員専用の電話で文句を言うとかという下らない時間の使い方はせず、下のLeysiefferへ。
店はもちろん開いています。働いているのはドイツ人ですから、朝から元気一杯。
さすがに早朝から大したものはありません。朝食セットメニューもありましたが、出自がチョコ屋なのでココアを。
生クリームたっぷりのゲルマン風にしてもらいました。heiße Schokolade (mit) Sahneですね。
4.5 eurは東京よりは安いでしょうか。19%もMwSt(Mehrwertsteuer=付加価値税)を取られているのですが、物価は低め。
ところで、ベルリンで安いもののリスト。
・ビール(しかも美味い。)
・メルセデスSクラス(上記の通りタクシーですが、もちろん購入する場合も。)
・宿泊(都市の規模や観光資源を考えればかなりのもの。)
・オペラ(しかも質も量も世界一。対抗できるのはWienぐらい。)
ベルリンで高いもの。
・地下鉄・バス・路面電車・近郊列車(BVG初乗り2.7 eur=320円ぐらい)
って、移動の自由という言葉を知らんのかと言いたくなる価格。自動車を買ってくれ、使ってくれということなのですね。全然エコではないドイツ。
アエロフロートの広告。Startraxで4ッ星に昇進したからかと思いましたが、それは宣伝していません。アジアに行くなら便利ですよと言う、例のあれ。バンコクとプーケットが筆頭。東京はオマケ程度。
床屋やら写真撮影やら、少し特殊なサービスが集まっている一角への入口。少し前までABのラウンジが、奥のエスカレーターを上がったところにありました。
このターミナルでは定刻の
・90分前にチェックイン開始
・30分前に搭乗開始
・15分前にゲート閉鎖
というのが標準的な「旅客あしらい」スケジュールのようです。BA981も約30分前に搭乗との掲示が出たので、チェックインカウンターへ戻ります。このターミナルでは、
チェックインカウンター=セキュリティチェック=出国審査=搭乗ゲート
全部同じ場所です。便利、便利。
ゲートに着くとすでに人がいません。並んでいたのでしょうが、全て掃けた後のようでした。ターミナルAなので搭乗橋があります。豪雨だと雨漏りしそうな接続。
ありふれたA319。普通席のDでした。
同じ列のEはBMI35超ぐらい、FはBMI30超ぐらいで、共にあどけなさが残るドイツ人女性。シートベルトが大変そうでした。エクステンションをもらった方が楽そうなのですが、そうしない気持ちも分かります。スターやらダイエットやらを取り上げるビジュアルな雑誌を手にしていましたが、若いだけにかわいそうになってきました。食生活は環境次第で大きく変わります。つまり環境次第で体重なんて簡単に落とせるのですが、このままでは難しいでしょう。
朝食。
クロワッサンハムサンド。フランスではあまりない組合せ。他はオレンジジュースとコーヒーです。トマトジュースと並んで、カートの上にもオレンジジュースはありました。
食べ終わって片付けも済むと、このあたり。
オランダに何とか入るところです。2時間弱のフライトですから、ちゃんと38000 feetまで上昇してクルーズします。とは言っても、その時間は長くありません。北海を飛行中、高度を下げ始めます。時間調整のため、一回ムダに旋回してLHRへ。
到着はTerminal 5。
天気が良いロンドン。私が来ると90%以上晴天なのですが、明らかに世の評判とは違います。