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バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

JALの七不思議(前編)

oneworld

Pechedenferもそうかもしれませんが、外国との接触が多くて感覚が変わってしまうケースがあります。と言うより、そういう人間は増える一方。日本人で日本で教育を受けたくせに、「日本人のここが変だよ」的な物の見方をしてしまいます。この視点から、JALはネタの宝庫。ANAは日本的な視点から、奇妙な点が多いのですが、それとは対照的です。

 

本日もJALの話ですが、趣向を変えて、日本人による日本人のための日本人の疑問です。

 

1. JL309便

Warum bist du hier?

羽田-福岡は堂々たる幹線。一日に60便以上飛んでいます。競争も激しく、各社サービスを凝らしているはずです。JALもご多分に漏れず、ご自慢のファーストクラスを搭載したSKY NEXTで攻勢をかけます。

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ところが発着予定を眺めていると、おかしなことに気が付きます。なぜ、一便だけファーストクラスが無いのでしょうか?

 隙のようにも見えるJL309便。B738で運航され、ファーストの設定がない機材。なぜそこだけ小型機材B738を使うのでしょうか?他はB767とB772です。

 そもそも羽田発の時間が不自然です。この路線は、60分刻みにフライトがあるのが基本で、夕方の混雑時だけ30分刻みになります。ところがJL309便だけ、10分後にもB767による福岡便があります。無茶な挿入に見えます。2便をまとめてB772にしてしまえばよいはずなのに、ここだけわざわざ小さい機材で客を拾うのは何故?

 

帰りのJL324も同じように、不思議な挿入となっています。これだけファーストクラスがないB738。朝の混雑時を除くと全て福岡発は60分おき、毎時00分発。ところがJL738だけ前後便と30分の違い。

 

しかもJL309とJL324は、折り返しの運用ではありません。JALはB738を50機運用しており、これら2便にはいろいろな機材が使われます。謎は深まるばかりです。

 

2. ファーストクラスラウンジの白服女性

Wer bist du?

JALが誇る国際線ターミナル、ファーストクラスラウンジ。一流の靴磨きなど、ユニークなサービスに目を見張ります。JAL服の職員はJALに雇用されていると思いますが、いわゆる白服の女性がいます。細部は異なるはずですが、これは客室責任者の制服では?少なくとも、そう見えます。

 「そう見える」ということは、それなりのキャリアと能力のある方が、重い責任を負って従事していることを示唆します。ラウンジの方が、勤務としては楽なはずです。体力的には、国際線キャビン>国内線キャビン>ラウンジでしょう。ところが、国内線の白服は、腰痛湿布、しわ取りパック、保温機能付補正下着など、業務に付随して広範な知識を備えたベテランなのに対し、ラウンジ白服はそこまでキャリアがあるようには見えません。かといって、整備畑から上がってきたとも思えません。どういう人たちが務めているのでしょうか。

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3. 寿司と鉄板焼

Welches der beiden?

JALファーストクラスラウンジで特徴的なサービスは、靴磨きだけではありません。 アメリカで好評を博し、世界に広まった和食文化の一面、ショーとしての調理。寿司と鉄板焼が双璧。

 寿司は成田、鉄板焼が羽田です。これが不思議な点です。何故、成田が鉄板焼、羽田が寿司にならないのでしょうか?

 房総半島も成田ぐらいまで行くと、牧場などの畜産施設が点在します。千葉県、茨城県は豚の飼育頭数で、全国3位と4位。採卵鶏羽数は2位と1位です。大都市近郊型野菜の供給地として、千葉が重要な役割を果たしていることは、言うまでもありません。明らかに成田の方が、鉄板焼き向けなのです。少なくとも、Pechedenferはこんな海から離れたところで、握り寿司という気分にはなれません。

 逆に羽田は海辺にあります。東京湾は、アナゴ、カレイ、マダコなどの良漁場です。「江戸前原理主義者にならなくても、魚市場は近いし、圧倒的に寿司を握るのに有利なことはすぐ納得できます。アナゴなんて、目と鼻の先で釣れます。

 地方特産品とサービスの不整合を放置しているところは、日本の代表らしくありません。どう考えても不思議です。

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