バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

TG922:BKK-FRA エコノミー タイ航空のA350

12月の搭乗記。

 

9ヶ月ぶりに来るSuvarnabhumi空港のホール。ここでチェックインするのは、確か今年9回目。比較的多く使う空港。

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ゲートはC1Aと、バス移動が明らかに。12月は涼しいので、それも問題ありません。

 

巨大ターミナルの反対側にある EVA loungeで時間つぶし。搭乗開始時刻5分前にC1Aを目指して移動すると、ゲート到着時には人の動きが始まる頃でした。

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バスの向こう側に見えるはAeroflot。せっかくだからバスが機材に向う途中でスナップショット。世界各地で生のロシア語を聞く機会が増えていますが、ロシア人も金を持つようになり、VISAの要件も緩和されたことが大きいのでしょう。もともと話者が多い言語です。何にも不思議ありません。

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あれにも乗ってみたいけれど、今日はGANZ NEU! GANZ FRISCH! のタイ航空A350-900。

 

インテリアの彩色は抑えてきました。A380と比べれば、随分落ち着いた感じ。

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シートピッチはプレミア会社としては普通です。窓は縦長で大きめ。

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シート自体も薄いのですが、座り心地が悪くなるようなことはありません。IFEは液晶画面もリモコンも薄く出来ています。

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フットレストまで薄いのでした。シートの左脚の左側にIFE装置がありますが、それとはわからない程度に小さくなりました。技術の進歩は素晴らしいものです。

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IFEのソフトウェアや機内誌などは、A380 と変わりません。デジタル処理の程度も同じように思えました。

 

エコノミーのキャビンから見たビジネスクラス側ですが、トイレの前にカーテン。扉にもROYAL SILK CLASS ONLYと表示。さらにトイレ使用状況ランプには上からタイ航空の大型ロゴシールを貼って、エコキャビンからはトイレの存在すら消し去る念の入れよう。

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こういう肌理の細かさはタイ。サービスの高級感という意味では、確かにレベルが高い国です。この点に関しては、お隣マレーシアのMHはおおらか。

 

こちらも新品。

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ドイツへ行く気分を盛り上げるため、出発前からA. Brucknerの8番を。オケはカトリック臭がそれほど強くありません。

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いま改めて写真をみると情報が出ていました。Bonnのオケのようです。Bonnには行ったことがないので宗教人口を調べてみると、36%がカトリック、20%がプロテスタントということでした。十分カトリックが強いお土地柄です。

 

12:43にドアクローズ。13:05離陸でした。キャビンはガラガラ。50%も埋まっていません。3-3-3のシート配列ですが、単独旅行客のほとんどの人が3つシートを占領できていました。シート3つは少し短いエコフラットですが、それでもお得な感じ。欧州線は競争が激しいのであえて新機材を導入したのでしょう。

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給食サービスは

1.スナック+飲料

2.フルミール+飲料

  ドリンクサービス

3.フルミール+飲料

  ドリンクサービス

4.サンドイッチ+飲料

とかなり量があります。この辺がSkytraxの高い評価に結びついたのでしょう。

 Skytraxは短距離エコノミーで無料給食をやめたBAで星を1つ落とし、TGのように長距離でフルミールを2回 + 十分な量の軽食を出す会社を世界一にしています。結局Skytraxの評価者は、「タダで」食える量だけが問題のようです。人間フォアグラのようなイメージをつい抱いてしまうのですが、そういうバイアスは抜きにしても、程度の低い評価者集団です。英語圏一般人に食の質の評価は、やはり困難なのでしょうか。

 

スナックは豆でした。

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すぐに第一のフルミールが出てきます。インスタグラムでは真上から撮った写真が映えるという説があるのですが、どうでしょう。

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メインは牛肉とスパゲティ、かぼちゃですが、それぞれがとてもシンプルに調理されています。

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デザートはティラミスのようです。

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面白かったのはパン用のスプレッド。デンマーク製。ChampignonOstはキノコチーズ。champignonはフランス語から?ostは北欧三国では東ではなく、チーズなのでした。

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バターはタイ王国製。

 

2回目のフルミール。周辺の添え物は少し軽めになっていますが、メインはしっかりタイカレー。

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サービスは常にタイ語で行われました。外見がそれらしいかどうかで判断し、学習しない乗務員でした。タイ航空にしてはやや能力が劣る乗務員ですが、タイ語を勉強しなくてはならない気分にさせます。

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添え物はフルーツと軽めのタイ菓子となっています。和菓子に影響を受けているような気がします。食文化なんてどちらがどちらに影響しているかなんて、ほとんど意味を成さないぐらいダイナミックに進化するので、どうでも良い話ですが。

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最後のサンドイッチは食べずに持ち出しました。11時間47分のフライトとは言え、養豚場化してしまいます。

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機内食以外では、IFEの映画にスパイ映画が4本もあったことが変わっていた点。

・Quantum of Solace

・The World is not Enough

という007映画の正統派(?)に加え、

・SPY (by Paul Feig)

・Get Smart

などというコメディが花を添えます。

 

トイレもなかなか良くできていました。赤ん坊置場はクッションが貼ってあります。

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流しのスペースは十分。特に奥行きは大切。大変使い勝手がよく、特筆すべきデザインでした。

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引き出しにはアメニティを入れるという運用も可能ですが、本日はトイレットペーパーやティッシュペーパーのスペアが詰め込んでありました。

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IFEの飛行地図が知っている地名ばかりになると、到着の準備をしなくてはなりません。

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予告どおり到着時間。

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搭乗ブリッジを2本使っています。サービスの良いFRA。

 

しかし入国審査に係員が少ないのに、チェックが厳しいのは、Münchenと同じ。今の時代、ドイツからEUに入るのは、一般旅行者にとって良いルートではありません。

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すべては、Angela Merkelの政策(あるいはずばり失政)が原因といって良いでしょう。

 

スタアラ便で到着すると、FRAのTerminal 1の古い部分を使う可能性が高いのですが、

入国審査 → 制限エリア(出発客と共通スペース)→ 受託手荷物受取り

となっていて、出発と到着の動線が非分離です。今時の巨大ハブ空港としては弱さを感じますが、リノベーション程度では変更できないのでしょう。