PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

MH88:KUL-NRT ビジネス

Kuala Lumpur空港は本館に到着したので、サテライトへ向かいます。シャトルは頻繁に運航しており、大抵空いています。

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微妙に待ち時間があるので、MHのGolden Loungeに。Platinum Lounge(ファーストクラスラウンジ)も開いているはず。

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入ってすぐ、ディナーを取るかどうか聞かれます。ここはダイニングの小部屋があり、給仕つきで食事ができます。ただでさえMHの機内食は多目なので、丁重にお断りし、sitting roomへ。あまり広くありませんが、座っていると飲み物を持ってきてくれます。アルコールもバンバン出すようになりました。

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Smoking room(と言ってよいかどうか、微妙ですが....)、トイレ、シャワーまでPlatinum Lounge専用です。シャワーはトイレの個室に併設です。サービスもそこそこ洗練されていて、英語も上手です。

 

時間が近づいてきたのでゲートへ向かいます。

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エミレーツと包括的な提携を行っているMH。中東の時代を感じます。

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外では機材が待っています。BKK-KUL間のように慌しく、到着したらすぐ出発というわけではありません。ターミナルが別なのは、単純に機材の大きさや、長距離客の時間つぶしだけの問題ではありません。

 

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乗り込むといつものA330-300。

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肘掛の部品が取れています。恐らく肘掛を下まで降ろして寝返りが打てるようになっているのだと思いますが、動かしたことがありません。

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IFEのホーム画面。

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使いやすいインターフェース。

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23:05搭乗開始予告時間、23:07搭乗開始、23:25定刻、23:22扉閉鎖、23:23プッシュバックとスケジュールどおりです。キャビンは搭乗率50%ちょうど。ペアが1組、17人の一人客で36シートです。要は、一人旅の客は隣席ブロックという運用でした。

 機長のとても親しみやすい挨拶がありました。英語が上手。キャビンでは男性パーサーが挨拶に。MHでは、客室責任者はふつう年配の男性です。これも丁寧ながら親しみの持てる挨拶でした。Chef on callの注文をとっていることの確認がされます。やっぱり特別なサービスを使った方が、航空会社もやりがいがあるのは間違いありません。

 23:38に離陸、23:45にシートベルト着用サインが消えます。とても順調です。ヘッドホンと、アメニティキットが配られます。

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さて夜食は、サテ3本とOlivier Leflaive Bourgogne Chardonnay 2014。

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ワインは、もう少し空気に触れるとグリップが出てきそうな感じでした。 MHは同じ銘柄のワインを引き続き取り入れているようですが、ワインリストの年を更新していません。妙な経費節減です。

 

それが終わると、au dodo. めいめいが勝手にベッドメーキングして、好きな時間に寝ます。ただし客室乗務員には、起こすべきか、朝食を食べるのかを尋ねられます。

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天井は、暗くなっていません。

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起こされます。こんなところを飛行していました。

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おしぼりが配られ、すぐに朝食。客は半分も起きていません。私もブログが無ければ、寝ています。

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この後が、注目のChef on call。

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これは明らかに牛肉のrib。しかしローズマリーと大粒のにんにく。何だか変です。私は仔羊の脛を頼んだはず。仔羊だったらこの組合せも、型どおりです。ソースはMHの牛肉用ソース。奇妙な展開です。

 Chef on callの写真を見れば、ハーブと肉の組合せが明らかに違うことが分かります。

 食材が入手困難という理由で、調理する肉を替えることは、世界中で思ったより頻繁に起きます。客が何も言わないと、供給側は平気なんですね。意外と給食はやっつけ仕事。以前、耐震性に難がある大阪の某高層ビルの隣の米国系チェーンのホテルで、ルームサービスメニューに牛ひれ肉とあった料理を頼んだら、豚ひれ肉に変っており、そのまま平然と出されたことがありました。日本のホテルでは、これはアウトです。それ以来、このホテルチェーンは使っていません。何となくこの経験から、引けてしまうのですね。

 

ふざけた話ですが、ヒンズー教徒ではないし、これもMHらしくて良いかなとも思いました。この肉自体は、皿と格闘する感じがするなかなかの品。相当力を入れないとナイフが入らないので、テーブルを破壊する可能性があります。

 

サービスはてきぱきと進み、沖縄を過ぎることには片づけが済みます。

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4:30には再びキャビンの照明が落とされます。起こされるのは、5:30(日本時間6:30)の機長の放送。もう朝ですから。

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そしてこんなところを飛んでいますから。

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さすがに身体も目覚めなければなりません。着陸の準備です。6:45にはベルト着用のサイン。外は曇り。

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着陸は6:59でした。この時間帯は空いているから、待たされることはありません。第二ターミナル98番ゲートと遠いゲートでした。早朝の到着、おつかれさまです。

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