PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

Miles+Bonus のカードが到着

 

歴史の必然である個人IDのデジタル化。各種の会員証もデジタル化が進行中です。航空会社の顧客プログラムでは会員カードデジタル化は、COVIDの時代に半分を超えたのではないかと思います。

 

デザインが気に入らないカードなら、デジタル化してもらった方が気分は良くなります。一方で思い入れがあるような会員資格は、逆に物理的なカードが欲しくなります。

 

また自己顕示欲が強い人だと、やはり物理的なカードがないと気に入らないことでしょう。航空会社の場合は同じデザインのプラスチック製荷物タグも一緒にもらえました。カードのデジタル化はこの荷物タグの廃止とセットです。周囲に見せびらかしても不自然ではないものがなくなります。

 

Pechedenfer の場合、ブリティッシュエアウエイズ (BA) とエールフランス (AF) はデジタルカードで十分。しかしエーゲ航空 (A3) の Miles+Bonus ではカードが欲しいと感じています。BAはデジタル化未対応、AFはデジタルカードのみ、A3はデジタル化済みで従来のカードは請求によってもらえます。

 

さてA3の利用では、今年4月末にゴールド会員を更新。2023年11月24日まで会員資格が延長されました。そして5月末にプラスティックカードを請求しました。それが今頃届きました。請求後一月で届くと明言されていますが、今回は更新がイレギュラーだったためか、カードの生産体制が整わなかったようです。

 

忘れたころに届いた郵便はこれ。

 

中身はいつもと全く同じ。期限が更新されただけ。

 

荷物タグもいつもの通り、一つだけ。

実はA3は2021年秋にカードデザインを変更しました。デジタルカードはすぐに新デザインに変わりましたが、このカードは旧来のまま。新デザインを気に入っている者としては「何だかちょっとな」です。

 

10年ほどは、どの会社も顧客プログラムに入会があると平会員用カードを送付しました。顧客のロイヤルティを得るために一定の効果があったと思います。それが経費削減のため、まず平会員カードを廃止、そして全会員のカードの廃止へと推移しています。A3 もこんなクラシックなことが、いつまでできるのか分かりません。