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バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

今JALで欧州に行く10の理由

BA頌, AF頌と続いた後、無節操路線を疾走するならLHでしょう。しかし幸か不幸か、ここ数年ご無沙汰しております。

 

で、代わりにJALです。NH, OS, LXの欧州便も使わないので…。

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JALは、東京(羽田・成田)とロンドン、パリ、フランクフルト、ヘルシンキ、モスクワの各都市を結ぶだけなのですね。さびしい限りです。2013年の羽田の国際線枠再配分で、発着枠が取れなくて激昂していたJALですが、ドイツ枠が取れたらMUC便を復活するつもりだったのでしょうか。あるいはDUS?

 個人的にはベルリン便を運行して欲しいのですがね。少し癖があるものの、Air Berlinの路線網につながります。もちろん今のTegel空港は、設備がかなり苦しいのでBrandenburg空港の完成後になるでしょうが、いつになることやら。

 さらに良いのはABが日本に直接就航してくれることです。2クラスのA330-200をDUS-LAX間に飛ばしているので、ハードには問題ありません。

 

20:00過ぎの成田の第一ターミナル南で、NHのラウンジを探して右往左往している時、ドイツ人数人の集団の一人と目が合い、「国籍嗅ぎ分けモード」になったことがありました。何故こんな時間にドイツ人がうろうろしているのかと不思議だったのですが、ABが21:00台に便を持っているのですね。ABの運行便ではなく、EYとのコードシェア便です。oneworldのABがJLとコードシェアしていないのはぎこちない気がします。

 

要望が先に来てしまいましたが、長所を紹介する記事でした。

 

(1) 安心の日本語サービス

ありふれた意見です。あえて付け加えると、客室乗務員が国際化している割には日本語はこなれています。旅行者が日本語を積極的に使うのは、いろいろ利点があります。例えば、日本語は読める人が少ないため、個人情報保持に向いています。

 機内に入る時に高級旅館の出迎えのような感じはしません。昔に比べ、日本情緒は明らかに弱まっています。

 

(2) 味噌汁サービス

機内では旨みを多く含んだ飲料が欲しくなるの法則。トマトジュースと同じ理屈で、味噌汁は美味しいはず。当然JALでは標準装備です。

 AFでも昔からやっていますが、Champagne, foie gras, fromageと来て、味噌汁では違和感があります。そういう自由なところがフランス!と評価する人も、JALの味噌汁には一歩譲るのでは?

 

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(3) 静かなキャビン

特にエコノミー。同胞ゆえ、ついつい厳しい視線を注ぎがちですが、国際レベルでは行儀が良い集団です。親の代から利用している客がかなりいて、そういう方々は裕福な家庭で育ったせいか、おっとりしています。客層はかなり良いのです。夜は静か。よく寝られます。

 上級キャビンには、奇妙に悪い姿勢をとり、なぜか常時不機嫌そうにしている客も散見されますが、高齢化が進み、だんだん減ってきているように思えます。

 

(4) 量が適当な機内食

欧州の航空会社に比べると、量は少なめ。世界中で人類は食べ過ぎているので、この程度が良いのではないかと思います。足りなくなりそうだったら、空港で腹ごしらえをすると良いのですから。ファーストクラスでは頼めばいくらでも出てくるようですが…。

 

(5) IFEが充実

日本語が多いの一言です。自国言語の番組の比率は、外国の航空会社に比べて圧倒的に大きいと思います。こういうあたりが、日本人による日本人のための日本人の航空会社といわれるゆえんです。外国人には日本語の勉強になるし、よろしいのではないでしょうか。

(6) 特色ある一点豪華主義

上級キャビンだけですが、通常価格で森伊蔵を購入することが出来ます。ファーストクラスの話ですが、日本発着便のChampagneでおそらく最も高価なSalonが供されます。(今は2002。chardonnayの品質が大変良い年なので、多くのBlanc de Blancsが大成功。)一点豪華主義は、たちの悪い客寄せに見えることもありますが、JALの場合は上手に「旅の楽しみの一つ」に落とし込んでいるようです。この辺の感覚は絶妙。リピーターを増やしているのではないかと想像します。

 

(7) 日本各地からの接続の自然さ

成田のJAL国内線の少なさは気になりますが、羽田では多くの国内便を擁し、日本各地からの接続も良好です。成田もジェットスターを合わせるとそこそこあります。

 羽田では第1ターミナルと国際線ターミナルは、滑走路を挟んで相対します。この2つのターミナルは、相互に良く見えるのです。実際にはターミナル巡回バスが一方通行なので、ANAが使う第2ターミナルより便利ということはないのですが、心理的な乗換えやすさがあります。

 JAL国内線-提携会社国際線という旅行も、理屈の上ではシームレスなのですが、やはり同じマーク(この場合は鶴丸)で繋ぐ方がストレスは小さいはずです。

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(8) 優秀なシート

欧州便はモスクワ便を除き、Sky Suite(SS)777か787になります。SS767のビジネスは座席が小さすぎるという方もSS777やSS787では問題ないはずです。Skytraxで1位を飾ったシートです。しかし他社を引き離すのは、エコノミークラス。Sky WiderあるいはSky Wider IIとなり、他社と比べて圧倒的に座面が広く、シートピッチも大きいのです。

 ビジネスでもエコノミーでも、疲労軽減が実感できるはず。

 

(9) 意外に低価格

航空券の価格は、日本の休日に連動して大きく変動します。逆に言うと、連休や盆正月を避けて旅行できる場合、意外な価格で購入できます。エコノミークラスでも欧州往復は、国内線往復程度までには下がりませんが、国内線2往復なら良い勝負です。(次項(10)を参照)

 もちろん、それより安い会社はいくらでもありますが、それはそれなりの理由があります。時間がかかりすぎるとか、キャンペーンだとか…。

 

(10) エグゼクティブ・クラブのゴールド会員が得られるAvios

JALの搭乗ではAviosボーナスがあります。ゴールド会員のボーナスは、搭乗クラスにかかわらず、飛行マイルの100 %です。気前の良い話です。

 JALのサイトでの最低価格の欧州便の航空券は、JALマイレージバンクでも、エグゼクティブ・クラブでも50%積算になります。(通常時)これに100%のボーナスが加わると、合計では実距離の150%になるわけです。

 たとえば、HND-LHRをこの安い料金で往復すると、18,666 Aviosが得られます。これだけでJAL国内線往復2回分です。(650 milesまで:羽田からは、那覇や石垣便を除く国内線)信じられない話です。JALの場合、エコノミークラス最安値でロンドンを往復すると、国内線往復チケットが2枚オマケでついてくるのですから。料金を比較するとHND-LHR往復は安い時で約10.5万円。(ダイナミックセイバー7) 例えばHND-KOJ往復は、特便割引1で約6万円。オマケの方が大きくなります。

 

エグゼクティブ・クラブの他の会員レベルだと、JALHND-LHRエコノミー往復で得られるAviosは以下のとおり、

シルバー会員 12,444 Avios

ブロンズ会員   9,333 Avios

 ブルー会員   6,222 Avios

ブロンズ会員でも国内線往復1枚分ですね。結構お徳です。

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