PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

KA361:DPS-HKG ビジネス(その1)

子会社とのコードシェア

予約はCX5361便。キャセイの予約の一部。採算確保が難しい路線や時間帯は、サービスを切り詰めてコスト削減に成功している子会社の運航便に置き換えるという、昨今のレガシーキャリアの手口そのものです。HKG-DPS間のようにキャセイ運航便(週7)とドラゴンエア運航便(週2)が一便ずつあり、同価格だったりします。良くあることですが、子会社運航便の利用は、少々損のような気がします。しかし、時間の都合が良いので、あえてサービスが劣る方を選んでいます。

 

Denpasar国際空港の出発ホール

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比較的小さい空港です。出発ホールは誰でもアクセスできます。土産屋などの物販店、軽食堂などが並びます。

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見取り図で黄色の部分、出発ホールの先はチェックインホールです。そこに入るためには保安検査があります。爆発物等の検査で、インドネシアやインドのホテル入口で行われる検査と同じだと思います。チェックインホールは、それほど混んでいません。その先の紫の部分は、搭乗のための保安検査と出国審査です。それを抜けると免税店の通路、土産屋、レストラン、ラウンジ等の商業エリアとなります。見取図の緑色の部分です。その先は搭乗ゲートになりますが、それほど多くありません。

 

出発ホールは4割ぐらいの床が、吹抜けのため、ありません。2階下の到着階を見下ろすことが出来ます。

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階段、エスカレーターで行き来することが出来ます。人待ちが何重にも張り付いていることが分かります。右側を奥から手前に歩いてくる人たちが、到着客ですね。人を待つ方に居たことがないので、この吹き抜けにも気が付かなかったのですが、顔を上げるとこんなものが見えるはずです。

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どこもかしこも、インドネシアの国旗がモチーフですね。

 

航空会社ラウンジ

さて、チェックインホールから出国までは撮影等が制限されるので、写真がありません。

 出国後は免税店回廊を過ぎて、本日のラウンジです。

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制限エリア内に設置された中階には、ラウンジが3つあります。Premier Loungeは以下の航空会社が利用しています。Priority Passの対象ラウンジです。

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その隣のT/Gラウンジは、Garuda, Air Asia, Qatar, China, Xiamen, tigerairなどの航空会社の他、いろいろなパック旅行の旅程に入っているようです。

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さらにGarudaのラウンジがあり、SkyTeam各社の利用者が使えます。

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航空会社によっては、2つ以上のラウンジを利用できるようですが、上級会員になっていないと自由が利かない可能性があります。Garuda IndonesiaとChina Airlinesは3つとも対象になっています。

 

昨年3月に訪れた時は、この中階に上がる階段が未完成。階段が途中までしかないという冗談みたいな状態で放置されていました。仕上げが十分でないエレベーターで昇降したことを覚えています。今回は階段もエレベーターも完成していました。

 

Premier Loungeは、大した事ありません。軽食は取れます。ホットミールもありますが、種類は控えめです。

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スープ麺とアルコールはカウンターで貰います。バリ島ワインも健在でした。取り放題は止めたようです。

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珍しいという以上のことがなくても、飲める機会があれば、逃すべきではないのが、土地のワインですね。

 

シャワーブースは、多分男女に1つずつあります。

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あまり期待しなければ、そんなに悪いラウンジではありません。

 

制限区域一般エリア

搭乗15分前にはラウンジを出ます。というのは、探検もしてみないといけませんから。中階から下を眺めるとこんな感じ。

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商業エリアを抜けると、いきなり長い列の横腹。しかもこれは、KA361が出発する2番ゲートに続いています。

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どういうことかと言うと、ゲート前の待合エリアが仕切られており、そこに入るために搭乗券とパスポートのチェックがあるのでした。仕切るといっても空港で列を整理するために使うバンドで区切っているだけです。

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子供などは簡単に抜けて、うろちょろしそうですね。ガラス壁でも設けた方が良さそうです。

 

待合スペースは、神話が描かれているだろう壁画に見下ろされます。

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相変わらずこの種のことに無教養なPechedenferには、まったく意味がわかりません。

 

ところで、KA361便は、

定刻:18:35、搭乗開始:17:55

でしたが、機材の到着が18:05とかなり遅れました。

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新しい搭乗開始時刻は18:55とアナウンスがあります。さらに1時間、このトイレも無い閉鎖空間で過ごすわけです。人によっては、すでに30分も待っているわけです。しかし、くたびれたり、いらいらしたりする客は皆無でした。これはバリ島ならではのことかもしれません。