アコー All からゴールデンウィークに使えそうなキャンペーンのお知らせ。よくある形式です。登録後に予約、２連泊以上の滞在を行うと、特典ポイントのボーナスが得られます。
1回目の滞在で 500 pt
2回目の滞在で 2,500 pt
3回目の滞在で 3,000 pt
合計で 6,000 pt になります。登録と予約は 4月19日23:59（パリ時間 UTC+1）より前に行い、対象となる宿泊は 4月 5日から 6月12日までです。
ところで3月27日、午前2時が午前3時になり、現在パリは夏時間（UTC+2）です。キャンペーン詳細（les conditions générales de vente）では UTC+1 となっており、パリの冬時間で計っています。ただし Le Club の時代から、キャンペーンの説明に時々この手のミスがあるので、夏時間（１時間早く期限が来る）で考えた方が無難でしょう。
キャンペーンのサイト
Offre exclusive membre ALL - Accor Live Limitless
の最後の一行、「ウクライナとロシアでなされた滞在は、このキャンペーンには有効ではない。」は珍しい注意書きです。こんなところに戦争の影が見られます。
”Pour en profiter, rien de plus simple :
- Inscrivez-vous à l'offre
- Réservez vos prochains séjours avant le 19 avril 2022*
- Séjournez dans l'un des hôtels participants entre le 5 avril 2022 et le 12 juin 2022
Avec ALL – Accor Live Limitless, votre fidélité est récompensée !
*Les séjours effectués en Ukraine et en Russie ne sont pas éligibles à cette offre.”
ホテルや航空会社のチェーンやネットワークは、ウクライナでもロシアでも十分に機能しないようです。現代では世界中の情報は共通のプラットフォームにてオンラインで処理されます。接続がどこで切れているか分からない状態では、利用記録が保証できないということでしょう。Aeroflot や S7 を利用しても、マイルはフライングブルーや JAL マイレージバンクに加算されないかもしれません。これらの航空会社自身のプログラムへの記録すら怪しいものです。
ウクライナとロシア以外の場所についての制限は書いてありません。ゴールデンウィークをこれらの国で過ごす方がいるとも思えませんが、世界チェーンのホテルは孤立しているだけで、多くは営業していると思います。もちろんそこで戦闘が繰り広げられていれば、話は別。
