3月21日の A380 納品記念式典で大チョンボした ANA。つい記事を書いてしまいました。公表後こうした方が良かったと思うことも多く、改訂しました。表題まで替えてしまいました。
これまでに ANA が生み出した奇妙な英語を組合せただけです。それで今回の大チョンボを適切にコケにする表題ができてしまいます。単純過ぎて、これには驚き。
記事では、彼らの言語について書きなぐってしまいました。普段から思う所が多く...というやつです。しかし長々と論じなくても、彼ら自身の単語で雄弁に表現できるのでした。どうしてこんな簡単なことに気がつかないのか、自分の洞察力の無さに苛立ちます。
新しい表題を自画自賛しているのは事実ですが、改めて感心したことがあります。ANA英語の組合せで新たな ANA チョンボが表現できるということは、
ANAは、やっていることにブレがない
ことを意味します。見事に安定した「馬鹿にされるキャラ」です。これは、殊の外重要。
よく事を起こし、その度に盛大にコケにされる ANA。人によっては、この会社を敬遠する人も多いはずです。常時わけの分からないことを言っており、理屈も発想もわけが分からない集団となると、避けるのは当然。個人のリスク管理です。しかし ANA は一般消費者を相手に事業を行っています。全く話題にならないと経営上重大な問題ですが、コケにされまくっても気に病む必要はありません。自虐ネタで反撃もできるし、稀にまともな事をやれば、それなりに賞賛されるでしょう。知られないと絶望的という業界であることを思えば、ANAのハワイ路線や A380、さらには ANA の未来にはまだ希望が持てます。
このブログとしても、豊富に話題を提供してくれる ANA には感謝しています。ANAが対象だと、sarcastiqueな記事も生き生きとしてきます。
称賛しているのか、コケにしているのか分からない文章になってしまいましたが、こういう「馬鹿にされるキャラ」は大企業が社会に受け入れられる一つの形かなとも思いました。