航空会社の仲介ビジネス
航空券を購入すると、旅行前にホテルの予約やレンタカーの予約の案内が届きますが、これはもちろん仲介することによるピンハネ。予約購入時に表示され、搭乗2週間前ぐらいに再度同じような案内があります。エーゲ航空は一月も前にメール連絡があります。
ホテルの予約はビジネスユースなら、2週間前で良いかもしれませんが、バカンス客だと多少早い方がよいとなるのでしょう。ギリシャだとビジネスよりバカンスになるので、エーゲ航空のやり方には合理性があります。
ANAにキュン！を使うと
さてエーゲ航空のゴールド会員資格の更新では、エーゲ航空またはオリンピック航空の４搭乗があると一年間の搭乗マイルは合計 12,000 でよく、だいぶ楽になります。ドイツやフランスからこれらの搭乗を行えば、残りは ANA で羽田-石垣 8往復程度。割引航空券だと ANA 国内線の積算率は普通50％で、私の経験ではスーパーバリューセールでも変わりません。今、少々騒ぎになっている ANA 国内線の 7,000円の大型セールでも OK だと思います。そうすると羽田-石垣 8往復は 7,370 円ｘ16＝117,920 円。エーゲ航空利用分は 6万円におさえれば、合計18万円ですね。
こういう路線の航空券は、セールでは休日分がすぐ売り切れますが、勤め人ではない場合はかなり購入できると思います。
ただこれは欧州に渡航する料金は入っていません。この計算が意味を持つのは、エーゲ航空の会員資格の話がなくても欧州に出かける方だけです。滞在ついでに資格更新というパターンです。
もちろんギリシャが目的地ならエーゲ航空利用は自然。余計なコストは下がるでしょう。余計なコストが分かりにくければ、修行のコストと言っても構いません。そしてそれがゼロとなるのは、ギリシャが好きで毎年ギリシャの島に滞在するような方です。
・日欧往復はスターアライアンス加盟航空会社
・欧州の入口はスペインかポルトガル
・マイル加算率が高いエコノミークラスを利用
・欧州の入口の都市からギリシャの目的地を（アテネかテッサロニキ経由で）往復
という条件がそろえば、大抵12,000マイルに達し、ゴールド会員更新が果たせます。
エーゲ航空の気が早い仲介ビジネス案内と、ANAの大型セールがほぼ同時にあったため、こんな妄想をしてしまいました。
で、セールは利用したかというと．．．
会員資格のために単純往復するのは性に合いません。加えて沖縄や石垣には用事もなく、観光する気もないので上記の手段は最初から検討していません。もっとも今回の国内線セールでは、羽田-那覇や羽田-石垣の旅行しやすい日程の便は修行僧が買い占めていたと思います。
今回の ANA のセールでは、短距離の幹線路線を地味に予約、支払、発券を済ませました。雀の涙ほどのマイルが得られる予定です。
