PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

雨で外に出るのも面倒なので、疑似新年の決意2023

 

COVID による生活や習慣の断絶、空白は、「昨日と同じ今日を過ごしていた」人たちには、自身を振り返ることになったはずです。組織運営や社会の在り方に関しても、いろいろと見直しがあったのも同じメカニズム。

 

テーマを旅行とするブログとしては、改めて基本に戻ると、当たり前の事実に対峙せざる得ませんでした。すなわち、

 

移動は手段。

 

手段に焦点を当てて、一つの文化を築くことはよくあります。例えば英国におけるキツネ狩りなどはまさに良い例。狩りは第一には食料を得るのが目的だったはずですが、とんでもない発達をして、社会の力が大きくなった現代では消滅の道をたどっています。

 COVIDが原因で見直された社会活動の例は、「何のために顔を突き合わせて会議をするのか?」でしょう。大げさに言うと、本質論から人の営みを見直すことになりました。

 

どこに目的があるかというと答えらない、このブログもよくあるパターンのぎこちなさに陥っています。

 

自分も国境越えは、2020年 3月から2022年 4月まで中断されました。昨年はほとんど 2年2か月ぶりに海外に出て、旅は移動ではなく目的地での活動をもっと思い出すべきだと考えを改めました。ごく当たり前の優先順位です。

 

ブログを始めて9年10月。情報を再構成して発信することは、知識の定着には最も効果的な方法で自分の知識は増えます。しかし手段が主題ですから、副次的なことに集中している窮屈さが付きまといます。時には本末転倒にもなっていました。

 

今後はフライト自体を減らし、行きたい所にしか行かなくなると思います。機材、空港、ラウンジなどの話題に、耳目を集めやすいネタを求めての旅行は止めます。お得に移動することは変わらず重要なので、情報収集の網を張ることには変わりありません。サービス供給側が即時の利益ではなく、長期的な視点に立ってビジネスを考えていることも多いため、奥深かったりもします。

 

記事にするかどうかは別にして、自分の関心は「旅先で行うこと」に重点を移します。役に立たない手段は切り捨て。

 

新年の決意というより、世の変化に合わせた軌道修正です。