Air France の搭乗は、2年9か月ぶり。こんなに長いブランクは、2005年に AF が KLM と合併して以来初めて。まことに忌々しいCOVIDでした。
さて記念すべき再開フライトはフランクフルト発パリCDG行となりました。正確には HOP! の運航で、E190という J-Air でおなじみの機材。COVID前からダウンサイジングが顕著だった AF。あらゆる欧州線は小型化が進行しています。A321 の運航は A319 になるようなレベルですが、AF はいまだに A321 を 19 機、A320 を 40 機も保有しています。どこで活用するのでしょうか。
本日は7:10発。早朝 5時前にホテルを出て、ターミナル1に到着。
アクセスが便利で建物の老朽化が目立つターミナル1はルフトハンザが支配し、AF のような外様は不便なターミナル2の使用を強いられます。ターミナル1からはスカイトレインで移動します。
朝早いのでほとんど人がいません。
チェックインは SkyPriority でしたが、窓口でずいぶんもめている先客がおり、30分以上かかりました。保安検査後は一直線のコンコースですが、ゲート閉鎖まで1時間。ラウンジ利用はどちらでもよい状況ですが、今日は移動しか予定しておらず、運動不足解消のため遠いAFラウンジまで往復することにしました。
朝早いので、ほとんどショッピングはできません。ほとんど人がいないので、それも当然。
このターミナルも新築時には、素晴らしくモダンなインテリアに感じましたが、今は英語の shabby という形容詞がぴったり。新しい方のターミナル2がこれですから、フランクフルトはターミナル3を早く完成し、ターミナル1、ターミナル2の建替えを進めるべきでしょう。
この小さなラウンジは3組7人の客が入っており、早朝にしては混んでいました。彼らは KLM の AMS 便の搭乗客で、すぐにいなくなりました。
とはいっても、KLM の10分後が AF 便の出発。しかもゲートは遠いので、時間があるはずありません。
とりあえず貸し切り状態になったので、気分を落ち着けて大陸風朝食。
朝の pain au chocolat と croissants は必ずある AF ラウンジ。
客が消えた上、係員もいなくなり、写真は撮り放題。
インテリアの様子が分かると思いますが、狭い割には変化に富んでいます。こういうところは AF のこだわり。
しかしながら、いかにも待合室感が色濃く漂うのが、外地でのAFラウンジの特徴。
Salon = 待合室ですから全然問題ありませんが。
テーブルを囲む食べるシート。それに対して座ることを重視したソファー。それに加えて作業、仕事机もあります。
本格的に業務に集中することは想定されていません。アメリカンビジネスマン42は、United や American を利用するのです。
入口受付の正面はゲストブックでした。何か書こうと一瞬思いましたが、時間切れ。
保安検査の出口の先にある AF のゲートへ向かいます。