エーゲ航空も、ついにこんなメールを送ってきました。
表題:Χρόνια πολλά με κάλαντα και μελωδίες του τόπου μας!
中身:
すべてギリシャ語。英語のメッセージは一切無し。どうもクリスマス向けの聖歌を提供しているようです。何と書いてあるのか分からないリンクをクリックすると、曲のリストが出てきます。再生すると、いわゆるクリスマスソングではありません。英語でいう所のChants。教会の厳かな雰囲気。
カトリックやプロテスタントと異なり、オーソドックスはあまり商業化していないようです。英語が無いのは、そのことと関係するのでしょうか。オーソドックスの信者にだけメッセージを伝えたいなら、ギリシャ語のみにする理由はありません。
このページはスクロールでき、何十曲も再生できます。別に会員以外がアクセスしても困らないでしょうから、サイトを紹介します。
クリスマスのシーズンだけ、「地の塩、世の光」たらん人はギリシャにも多いのでしょう。カトリック、プロテスタントの国、例えばドイツ、フランス、そしてアメリカでもおなじみですね。
一方で、IFEにクリスマス特設チャンネルを設けている航空会社はなかなか見つかりません。TVでは、教会による特別番組を結構見るのですが不思議です。
インターネットがいろいろな言語に自動対応するようになったため、好き勝手な言語で送ってくる連中が増えました。以前からイタリア語でしか連絡してこないホテルもあったのですが、遂にメールボックスにギリシャ語も登場。しかも国際便を運航するエーゲ航空。自動翻訳があるから大丈夫でしょ、みたいな風潮が広がりそうです。海外の航空会社の利用したり、FFP会員になる時は、この風潮をしかと記憶しておく必要があります。