漏れ聞こえる情報の断片が根拠という予想の続きです。自由な想像。
生涯会員基準
現在、JGC生涯マイレージの多くの会員は新ステイタスプログラムへ自動移行するはずです。すると問題になるのは、すでに認定されている会員、いわゆる亀タグ所有者の処遇です。特に黒亀タグ会員(国内線1,250 回または国際線1,000,000マイル)は、人数無制限のサクララウンジの利用やマイル継承という生涯資格、最上位会員(国内線2,250 回または国際線2,000,000マイル)は JAL ファーストクラスラウンジ利用などの生涯資格が得られるので、新プログラムではこれらに匹敵するレベルを設け、対応する現生涯マイレージ会員をそこへ収めなければなりません。
ということで穏便に
紺
緑
茶
赤
黒
最上位
の6段階になるだろうと思います。名称は変わることでしょう。JGC生涯マイレージでそれぞれのレベルにある会員は会員基準以上の搭乗実績が新ステイタスポイントに換算され、次の段階のトラックに入るものと思われます。しかし余剰分の組入れは国際線マイルか国内線搭乗回数のどちらかだけでしょう。
新ステイタスプログラムでは各レベルの基準は搭乗回数や搭乗マイルだけで達成する場合、現在の2倍必要になると思います。今後は恐らく国内線搭乗回数と国際線搭乗マイルがそれぞれ新ステイタスポイントに換算され、他のサービス利用と共に合算になります。すると難易度は2倍にはなりません。この辺が落とし所という気がします。
特典
現在のところ、
「サクララウンジサービスの体験から始まり、JALグローバルクラブへのご招待やマイル有効期限の無期限化、最上位のJALラウンジを生涯にわたってご利用いただける特典など、ステイタスランクが上がれば上がるほど、JALの上質なサービスを生涯にわたってご利用いただけます。」
とアナウンスされています。ここから読み解くと、
・一番下のレベルはサクララウンジサービスの体験つまり、有限な利用クーポンの発行
・JGC へはご入会ではなく、ご招待なので、入会しなくてもプログラムは続行可能
・つまり JGC は、別途会費が必要になる可能性がある
・JGCの上にマイルの有効期限の撤廃
・一番上が現在の最上位の特典
となるように読めます。JAL に特典ラインナップを一新するほどの力はないので、黒亀タグ会員と最上位会員はそのままでしょう。その下のレベルで JGCの特典を分割する、サクララウンジ入室資格、アップグレードクーポン発行、JMBのマイルボーナスなどを組み合わせることになりそうです。
新ステイタスポイントを国際線搭乗のみで得るとしたら恐らく
30万マイルレベル:サクララウンジ利用クーポン(妥当な線で国際線4枚、国内線10枚)
50万マイルレベル:サクララウンジ生涯利用資格
100万マイルレベル:JGCへの招待
150万マイルレベル:JMB 特典マイルの有効期限の廃止
200万マイルレベル:5スター会員の特典
400万マイルレベル:最上位会員の特典
となるような気がします。また 50万マイルレベル以上では、ところどころに JMB の特典マイルボーナスやアップグレードクーポン贈呈などが入ることでしょう。
新ステイタスプログラムでは結構なクレカ年会費を取るため、ライフタイムメンバーシップとしてはかなり低めに特典が設定されるはずです。世界的に見るとライフタイムワンワールドサファイア会員は、200万マイルがおおよその目安です。もちろんこれはフライトで得られる搭乗マイルです。
会員基準と特典の予想のまとめ
・亀タグ事業の紺、緑、茶、赤、黒、最上位の6段階に対応する会員レベルが設定
・JGC生涯マイレージの亀タグ会員は現タグ基準以上の搭乗実績は新ステイタスポイントに換算され、次の段階のトラックに入る
・各レベルの基準は、搭乗回数や搭乗マイルだけで達成する場合の2倍必要になる
・特典は以下の通り
30万マイルレベル:サクララウンジ利用クーポン
50万マイルレベル:サクララウンジ生涯利用資格
100万マイルレベル:JGCへの招待
150万マイルレベル:JMB 特典マイルの有効期限の廃止
200万マイルレベル:5スター会員の特典
400万マイルレベル:最上位会員の特典
・50万マイルレベル以上の数か所で JMB 特典マイルやアップグレードクーポン贈呈