PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

エーゲ航空 LCA ビジネスラウンジ

 

さてエーゲ航空の neo era で刷新されたラウンジのうち、最後に訪れたのが LCA のラウンジ。ギリシャには国家戦略的に重要な空港なので、エーゲ航空の存在感もひときわ大きいものがあります。

 

ただしこのラウンジは、以前からあったラウンジを改装しただけです。こじんまりとした空間で窓がない穴倉ラウンジでしたが、その点は変わっていません。ATH の non-Schengen や SKG のように場所を変えることは難しいのでしょう。

5時半ごろに出発する ATH 行 901 便があるので、3:15 と早朝から営業しています。ただしこの便に対して、3:30 頃にエーゲ航空はチェックインを開始します。乗継ぎ客はまずいないので不思議な運用です。

 

以前は黒を基調としたラウンジでしたが、壁は明るい灰色、ソファー等はクリーム色となりました。むしろ窓がないラウンジの基調色を黒にするという以前のコンセプトは不思議です。

 

飲食物は一か所に集まっています。MW (Mater of Wine) セレクションのギリシャワインは白が一つ欠品していました。

 

折り上げ天井になっており、明るい空間を演出します。

 

狭い空間なので、応接間型ソファーが並ぶだけです。ラウンジ基本形。ただし同じソファーでも壁際の配置を変えて、雰囲気に変化をつけます。

 

半透明なガラスの先は廊下のような気がします。このガラス仕切りは改装前も同じ位置にありました。

雑誌コーナーもこじんまりしています。

 

飲み切り型の 187 mL 瓶ワインは MW のセレクションではありません。これはギリシャの dry white でしたが、色はほとんどロゼでした。クセがやや強いワインなので面白く感じる客もいることでしょう。

 

狭いとはいえ、利用者も多くないので混雑の問題は起きにくいと思います。何にもまして以前より明るくなり、格段に居心地が良くなりました。まずは嬉しいサービス。