バス代わりの飛行機

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

BA322:LHR-CDG Club Europe

 

MCT 割れの予約

BA8 から乗継。航空券購入時には接続時間は 95分ありました。その後スケジュール変更があり、BA8 便は 5分遅く到着、BA322 便 20分早く出発になります。変更後の接続時間は 70分。ロンドン LHR 空港ターミナル 5 の MCT は、2024年 1月に 60分から 75分に変更になっているので、この航空券は MCT 割れしました!

 一般的にはスケジュール変更により MCT 割れが起きる場合、接続便はさらに後の便に振り替えられます。しかし LHR と BA は必ずしもそれを行いません。前回の LHR 利用でも同じことが起きています。規則は規則で掲げておいて、システマティックに融通を図るのが彼ら流?

 

乗継の実際

私の経験ではターミナル 5 での乗継ぎ時間は、おおむね 40〜50分。BA 8 は早着したものの、ラウンジに寄る時間は見込めません。Club Europe の利用者にはファストレーンが用意されており、若干早く ID 確認と保安検査に進めます。残念ながら今回は保安検査の装置の調子が悪かったようで、私のトレイはそれぞれ 2~3回スキャンしていました。

 そんなこんなで管理区域に抜けたのは、搭乗開始予定時刻の10分前。

 

これもありがちですが、BA322 便の出発は 1時間遅延。ゲートがまだ発表されていません。仕方がないのでラウンジを利用することになりました。状況が二転三転するロンドンヒースロー。この空港は混雑しすぎ、余裕なさすぎです。

 

あちこちクリスマス気分の LHR

BA のプレスリリースにあった通り、クリスマスの飾りつけであふれる Galleries South Lounge。

 

入口に鎮座する趣味の悪い馬の置物も、リースが首に懸けられています。不気味さが亢進する BA のクリスマス。

 

バーガー・カウンターで作っていただきました。

オーストラリア人に比べると愛想がないというか、全般的に内気な感じの職員。こういうカウンターではサービスを行う表情にお土地柄が現れ、世界中のラウンジ巡りも悪くないと感じます。

 

遅延はさらに20分追加。今回もこのラウンジにお世話になりました。

 

機内もクリスマス

普段はおろかクリスマスにすら教会にいかないくせに、延々とクリスマス騒ぎが続くロンドン (やその他多くの欧州の大都市)。かつての最重要宗教行事は最重要通商期に替わられましたが、訪問者には良い遷移。

 

搭乗した A320 は内装が新しくなっていました。このキャビンは初めてです。

デザインも上々。気に入りました。今日は 1A だったので、BA のリボンマークが正面に現れます。これも新デザイン。

気分が昂ぶります。

 

有料機内食のカタログ (以前は Speedbird Café でしたが、今は High Life Café) もクリスマス延長戦。 

以前の宣伝にあったように、七面鳥が大活躍。ビールもスペシャル。

 

煽りを受けて、レギュラーメニュー (?) もいつもより魅力的に見えます。

 

展開するサービスに限りがある短距離フライト用機材ですが、お祭り気分は十分。人によっては思い出に残るフライトになりそうです。

 

特別扱いとレギュラーサービス

前便の BA8 と同様でした。営業キャンペーンを疑うゴールド会員への上乗せサービスといちいち「ゴールド会員ですから...」の説明。この便でも搭乗後、出発前に「何か持ってきましょうか、水、オレンジジュース...」があり、ステータス会員へのサービス強化キャンペーンの疑念がますます濃くなりました。

 

当然これは4月1日以降の会員離れを恐れてのキャンペーンです。全てが符合。

 

こういう時は気持ちよく仕事をしてもらうために、簡単なものをお願いするのがコツ。a bottled water を持ってきてもらいました。片道 2歩歩き、引き出しを開け、ペットボトルを運び出すだけの作業。

 

機内で長時間待たされることもなく、搭乗完了から10分程度で機材は動き始めます。問題なく離陸。実飛行時間は50分ほどなので、サービスは手早く。

 

Club Europe の機内食もクリスマススペシャルのはずですが、High Life Café のような華やかさはありません。たぶん照明のせい。

このサイズのパンなら 3つ~4つ分の具になります。サンドイッチ大国なので、こういう品はバラエティに富みます。

 

クリスマススペシャルのチョコレートが配られます。

 

到着

到着前のキャプテンのアナウンスは、世界中で習慣になっています。BA の場合、到着地の天気の説明に気合が入る点で他社と一線を画します。今日は「パリの天気は...悪く、寒い。」ととても嬉しそうでした。

 

確かに雲が分厚く、地上の明かりが見えたのは空港の敷地に入る頃でした。ロンドンより霧が濃く、着陸後からゲートまでの移動でも何が何だか分かりません。

到着ターミナル (aérogare) はいつもの 2C。降機時、搭乗ブリッジの中は驚くほど寒いのでした。冬季になるとパリ周辺は濃い霧が良く出現しますが、霧の都のタイトルはロンドンから奪取できていません。