ロンドンヒースロー・ターミナル 5 内での乗継は保安検査が必要。B、C のサテライトに到着すると母屋 A までの移動しなくてはなりません。特に混んでいなければ停滞なく進みますが、かなりの移動距離があります。実際 2024年 1月 1日から、長距離便(おそらく TP が大きい便に同じ)を含む場合の乗継では最低接続時間 MCT が 75 分になります。個人的には BA 便の相互乗継にばかり利用するヒースロー。この移動には関心を持たざる得ません。
今日は 2019 年の BA 巡礼= LHR 詣で以来の訪問。そしてギャラリーラウンジに関していえば 2017 年に訪れて以来なので浦島太郎状態。そもそもラウンジの名前が変わっていました。
このオブジェは久しぶり。
受付で誘導されるままに入室します。
趣味がだんだん下品になっている気がします。
搭乗開始まで 1時間半ほど時間があったので、夕食をとりました。欧州行の昼便で起きがちですが、時差のため延長された一日で朝から晩まで吞んでいる状態。もう酒は十分なのでシャンパーニュ 2杯に控えます。ドリンクは JAL ラウンジと同様に QR コード読取りで注文する形になっていました。
搭乗口は幸い母屋 A でした。この空港についても Google で出発2時間前には搭乗口を調べることができます。それでもターミナル内では40分前にならないと表示されないのです。空港当局は不明な時間を延長し、買い物や飲食へ客を誘導しています。昔ながらの LHR のやり方です。
本日は 1A。クラブワールドで LHR に飛んできたので、この先もクラブヨーロッパと標準のパターン。
JAL で欧州各都市に行くなら、LHR で接続する 2便をエコノミークラスで購入、HND-LHR の JAL 運航便だけマイルで当日アップグレードという安上がりの方法が可能です。多くの欧州路線は 2時間以内なので、そこは Euro Traveller というエコノミークラスで充分と言う発想。合理的ですね。JALマイレージバンクはビジネスクラス搭乗をあまり評価しないので、「偉そうにしているけれど、アップグレード組のエコ出身者じゃないか」という見方をしてはイジワルです。
ゲートに着くと普通に混雑。搭乗前には「満席なので荷物を過剰に伴う搭乗者は、貨物室への預かりを要請されることがある」というアナウンスが何度もあり、実際何人も手荷物を受託に切り替えられていました。ところがクラブヨーロッパのキャビンは搭乗率 5割程度。単位面積当たりの人数は Euro Traveller の 3分の1になるので、余裕ある空間でした。着席するシート自体は Club も Euro Traveller も変わらず、評判が悪いヨーロッパ内ビジネスクラスですが、これだけ混雑が異なると十分価値があります。
簡素な食事。パンはいくつでも選べますが、2つがよかったかもしれません。
隣席 1C は空席だったので、間仕切りテーブルもすべて使ってサービスが展開されます。
やたらと愛想のよい女性たちによるサービスで、今まで体験した BA のベストに数えられます。
飛行時間自体は 1時間40分程度。時間に余裕があるが、自発的にサービスを加えるほどではありません。真面目な乗務員には楽なフライトでしょう。客は食事が落ち着いて、退屈を感じる前に到着。
雨は降っていないようですが、霞があるようでピンボケ写真しか取れないブランデンブルグ空港ヴィリーブラント。