PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

ロンドンに行くならこんなところ

 

旅行で行きたい場所とか、厚かましくもお薦めする場所は、ソーシャルメディアの定番ネタ。しかし受け手側の問題として、訪問地への慣れや個人の嗜好によって、価値ある時間の過ごし方が変わります。そして発信者側の問題として、趣味が強く反映されるジャンルです。ガイドというよりは暇人のための読み物にしかなりません。役立つアイディアが拾えたら、儲けもの。

 

Pechedenfer は自分を持たないので、他人の意見を紹介。

ベルリンで見ておくべきもの:インサイダーの推し - バス代わりの飛行機

自分自身について語ると、ベルリンは何度か訪れた結果、総宿泊数は30ぐらい。行きたい場所が偏向する頃です。自分向けには準備はむしろこちら。

GW 2022 のベルリン - バス代わりの飛行機

 

そんな私、滞在経験が合計して 100 時間ほどにしかならないロンドンに行く機会があれば、こんな旅行になるでしょう。

 

バッキンガム宮殿の閲兵交代を見る

  都市を象徴する定例活動は見ておきましょう。一度見た方でも、それが30年前なら再挑戦。

タワー・ブリッジを背景に写真を撮る

  型どおりの絵は格好悪いというセンスは相当古いと思います。

ロンドン・アイに乗る

  型どおりの活動は格好悪いというセンスは相当古いと言えます。

二階建てバスに乗る

  上記に同じ。

黒タクシーに乗る

  上記に同じ。

本場のアフタヌーンティーを楽しむ

  上記に同じ。

本場のパブにて 1パイントのビターを英語で注文する

  上記に同じ。

映画のロケ地、ゆかりの地を巡る

  Harry Potter でも、007でも、Notting Hill でも。工夫とか努力が必要で、よい思い出になるはず。

マダム・タッソー館を訪問する

  英国では「怖いもの見たさ」は外せません。英国料理の体験も同じ系統。

 

「これでは観光客にしかならない」って、観光客なので当たり前です。しかし「せっかくイギリスにいるのだから、イギリス気分に浸りたい」という願望を無理とばかりに切り捨てるのも創意がありません。いわゆる「暮らすように旅する」ためのアイデアです。

 しかしながら不快ではない so British な感覚を安全に味わうとなると、金が必要です。例えば、

 

Hampton Court Palace 隣の The Georgian House を借り切り、一月籠る

  他の物件も可。幽霊に会えない滞在は認めないというなら、こちらかも。出ても一部屋ですが。

その間、バトラー1、メイド2、コック1、errand (使い走り) 1、弦楽四重奏団を雇う

  スイートにアップグレードされたボンボイ会員ではないのです。バランスに配慮しましょう。

その間、スーツ、シャツ、靴、帽子の職人を呼びつけ、それぞれ採寸注文する

  世界は見に行くものではなく、やって来るものという感覚を本場で味わいましょう。

調香師を呼んで、自分用の香水を作らせる

  上記に同じ。

床屋、マッサージ、医師なども呼びつけてサービスを受ける。

  上記に同じ。

その間の平日は運動コーチ、古代ギリシャ語の教師 etc. に毎日来てもらい指導を受ける

  上記に同じ。身体を動かすことと勉強ぐらいしかすることがないかも。

Christie's のオークションに秘蔵のワインを出品する

  没落した気分が、とってもブリティッシュ。ワインの代わりに腕時計や茶器のコレクションも可。

正しい服装でアスコット競馬を楽しむ

  バランスを考えた活動。輪に入れてもらえるはずありませんが、社交の場にも顔を出しましょう。

60年代の TVR の中古車を購入、運転する

  それっぽくするには、下世話な趣味を少しブレンドすることが不可欠。

 

のような滞在なら無理がありません。キツネ狩りは優れた馬と優れた犬の他、反動物愛護活動で乗馬可能なヒトを集めなければなりません。観光客には難易度高めです。

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こういうテーマでは、会話で一アイテムごと話すより、まとめた形を紹介する方が付き合いやすい気がします。こういうところもソーシャルメディア向き。

 

結語としては、今日は内容がありませんでした。こういうのは妄想です。