メールボックスを開けたら、2022年 5月に宿泊したきりで放置している IHG One Rewards から会員ステイタスの連絡。当然これまで平会員でしたが、2024年はシルバーエリートだそうです。ステイタスは上がったとも下がったとも、記述がありません。
20カ月もの間、全く宿泊していないのでこれはステイタスのプレゼントです。米系だと喜びを感じさせるため「上がった」と加えそうですが、UK では恩着せがましく感じられるかもしれません。ただ本メールの場合は、単に定型文の利用範囲を広げたことが原因です。
IHG の会員プログラムについてすっかり忘れていたので調べてみると、シルバーエリート会員は、
年間10泊必要
で、平会員では享受できない特典は
獲得ポイント20%増
ポイントの有効期限廃止
の2点でした。質素なものです。今回の私の例のように、プロモーションとして利用される会員ティアなのでしょう。確かに「そういえばしばらく利用していなかったし、今度泊まってみるか」と思い出す効果は強力です。
そもそも平会員にもレイトチェックアウト (2 pm まで。これはダイヤモンド会員まですべて共通) の特典がある寛大なプログラムなのです。
この前日には、宿泊料値引キャンペーンのメールも届いていました。日本も対象地になっているので、このキャンペーンのテコ入れでシルバーエリートをバラまいたのでしょう。
私の場合、部屋面積は 20 平方メートルもあれば十分で、それ以上あっても何も感じません。そして飲み放題、食べ放題は、品質の低さには目をつぶっても、群がる客の程度の低さには耐えられません。こうしたことからホテルプログラムの会員ランクには関心がありません。
雰囲気とか、サービスのパターンはホテルブランドで微妙に異なり、その差は面白く感じるので、知らないブランドを使いたい気はします。せっかくの心遣いなので、次の旅行では IHG 利用を積極的に考えます。