PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

AF1135:BER-CDG ビジネスクラス

 

ベルリンブランデンブルグ空港 BER の出発が 6:15 の intra-Schengen 国際便。逆算すると 4時過ぎに空港到着が適当。すると中央駅出発は 3:30 ぐらいになります。朝が早いドイツ社会とは言え、この時間から活動を始める人は限られます。逆に言うと宿泊地はアクセスを考えた方が、セキュリティの点でも良いのです。こういう準備は海外旅行が多い方なら、常識ですかね。

国とカレンダーの組合せによっては車の手配が困難ということもあり、空港アクセスの問題は意外に奥深いのです。

 

前夜の宿到着が22時。それで3時には宿をチェックアウトですから、かなり忙しい出発。これでは仮の宿です。

 

ベルリン中央駅周囲では、大規模な整備を (いかにもドイツらしく) ダラダラ、延々と行っています。駅北側の地下鉄 U-bahn 出入口、路面電車の停車場、地下通路から DB 駅への通路などはほぼ完了したようです。前泊した中央駅前 Ibis は U-bahn 入口や路面電車停車場の目の前。早朝出発には大変便利でした。

チェックアウトは早朝 3時過ぎにもかかわらず受付がいたので、キードロップは使わずに ”Ich möchte abreisen!” と言い放ってカードキーを手渡し。深夜早朝に声かけはとりわけ重要。

 

なお中央駅自体は深夜早朝でも警備が巡回していて、人がまばらの割には安全そうな雰囲気。BER 空港に向かう客もちらほら。あらかじめ空港アクセスの運行スケジュールを調べましたが、中央駅からは深夜早朝でも待ち時間 20-30 分で空港行があるので、神経質になることはない気がしました。

 

鉄道 RE は空いていました。なお BER 空港は24時間オープンしており、早朝5時からフライトがあります。前夜から空港で待つ客もかなりいます。

 

6:15 発 CDG 行 AF1135 の前には 6:00 発 AMS 行 KL1770 便があり、この空港でエールフランスと KLM は同じチェックインカウンターを利用しています。そのため早朝にもかかわらずかなりの人がいました。幸い Sky Priority が機能しており、4時過ぎには保安検査を抜けられました。ただしラウンジは 5時からなので、メリットは限定的。商売熱心な免税店、Heinemann は営業しています。

 

その Tempelhof ラウンジにも顔を出します。内容は良いラウンジですが、早朝フライトには営業開始が遅すぎ。入口を先頭に列ができていました。

30分ほど時間をつぶした後、ゲートへ向かうと予告通りの時刻に搭乗開始。zone 1 で搭乗します。

 

席は 2A、最前列。臨席ブロックという欧州便 C の流儀は A220 でも変わらず。機材は 2-3 のレイアウトですが、ビジネスクラスのセクションは 1-2 の着席となります。

 

座席はエコノミークラスと同じ。まだまだ新しくしっかりしています。エールフランス欧州便では A220 は「当たり」の機材です。

 

予定より 8分早く出発。AF 便にしては珍しい事態。

 

テキスト打ちは無料の Wifi。機能していませんでした。

 

窓の外には半月。夜が徐々に明け、大したことない機内食が出てきます。

 

早朝からアルコールでは依存症みたいなので、オレンジジュースをもらいました。機内が暗いので写真がピンボケしがち。

 

CDG 着陸は北側の滑走路を東から侵入。海風の Roissy。

写真では上方左側にターミナル 2E の L、M サテライト、上方右側にはターミナル 2F が確認できます。

この空港はターミナル群の南北に2本ずつ、4本平行滑走路があり、南北で同時着陸可能です。

また南2本、北2本の滑走路に着目すると、それぞれ着陸と離陸がほぼ同時に可能です。(それぞれのペアを見ると、着陸後すぐに離陸滑走開始、離陸後すぐに着陸接近という繰り返しになります。)かなり機能的な空港。朝のラッシュ時の便のさばき方は見事としか言いようがありません。

 

到着はターミナル 2F 西側で、2E の K サテライトを利用する長距離 AF 便の乗継に便利。

今回はターミナル配置の恩恵にあずかり、乗継に向かいます。