バス代わりの飛行機

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

フライングブルー:9月の特典航空券プロモは長距離国際便も

医療崩壊という dysfonctionnement からの軽快は遠いようですが、感染件数は減って来ており、第5 (? ) 波も終息へ向かいそうです。皆さん社会が崩壊しそうになると、自然と自制するようになるのか、感染の波ごとに浚われる人とそうでない人がいるのか、その辺のことはわかりません。一方、ワクチン接種率は48%になりました。現在米国が54%、イギリスが64%、フランスとドイツが61%で大きく減速しているので、感染防止と活動拡大の均衡については次のフェーズを考えるべき時に来ているようです。政権交代と重なることが、吉と出るか凶と出るかはわかりません。

 

最近、ヨーロッパでの移動の容易さのバロメーターとして見ているフライングブルーの特典航空券プロモーション。

https://www.flyingblue.fr/fr/earn-spend/flights/promo-rewards

 

エールフランスのプロモーションでは、売れそうにないとか、利用できそうにない路線や期間を特典航空券として放出するという意地の悪さはあまり感じません。今の状況でもマイルプロモーションに渡航困難地域がリストに並び、形を整えるだけということはありません。実際に利用できそうな路線が対象になると考えて良いと思います。

 

これはフランスの伝統みたいなもので、民衆の不満が爆発しないよう、時々安全弁が働くのです。社会が1789年の革命に学んだようです。その発想は業界、規模に関わらず企業でも一般的になっており、実質的にお得なセールが(関係する住民は周知され、そうでない人たちには目立たないように)行われます。

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2020年に最悪期を迎え、その後は恐る恐る移動再開している欧州ですが、しばらくフライングブルーのマイルプロモーションの対象となる路線は、ほとんど次の2種類に限られました。

(1) 欧州内路線

(2) フランス国内路線(海外領土も含む)

フランスは南インド洋、南太平洋、カリブ海や南米などに領土があり、それらも国内。フランスは連邦制ではなく中央集権的な国家なので、移動を可能にしておくことは重要なポイントです。(2) はもちろんエールフランスのプロモーションですが、政策と言うか、国の成り立ちの影響がありありです。

 

9月は長距離国際便が加わっています。これは明るいニュース。設定路線は、

 

Paris - Cancun, Mexico City, Johannesburg, Montreal, Vancouver, Tronto, Dubai

Amsterdam- Cancun, Lima, Mexico City, Edmonton, Montreal, Vancouver

 

パリ便はエールフランスアムステルダム便はKLMの運航です。すべてエコノミークラス、通常の -25%、旅行期間は2021年9月1日から2022年2月28日、予約期間は2021年9月30日までです。

 

中米 (CUN, MEX, LIM)、南ア (JNB) とカナダ (YEG, YUL, YVR, YYZ) とドバイ (DXB) が渡航対象。半年にわたり特典が享受できるので、これらの路線では渡航の見通しが明るいのでしょう。羨ましい限りです。

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その他は(フランス国内便を含む)欧州便ばかり。空港コードで示すと、対象となる路線は以下の通り。

 

CDG-AMS, LHR, LYS, NTE, MXP, OSL, TRF, SVG, BGO, AJA, AES, KRS, TRD, TRN

ORY-TLS, BIA

LYS-MRS (ここまですべて AF便)

AMS- CDG, FRA, LYS, ZRH, TLS, MAD, VIE, PRG, ZAG  (すべて KLM便)

OSL-AMS, BER, FCO, LIS (すべて KLM便)

AES-AMS, BER, FCO, LIS (すべて KLM便)

BGO-AMS, FCP, LIS, BER (すべて KLM便)

KRS-AMS, BER, FCO, LIS (すべて KLM便)

SVG-AMS, BER, FCO, LIS (すべて KLM便)

TRD-AMS, BER, FCO, LIS (すべて KLM便)

やはりすべてエコノミークラス、通常の -25%、旅行期間は2021年9月1日から2022年2月28日、予約期間は2021年9月30日までです。

f:id:PECHEDENFER:20210906182905j:plainフランスの人口あたりの感染発生は、今でも日本より多い日ばかり。死者の発生は約3倍の頻度。一方で入国に際しての待機が免除されるなど、移動は比較にならないぐらい自由になっています。武漢での感染爆発以前に人間の活動を戻すため、フランス人は日本人より大きなリスクを取っています。

 

日本では希望者にひととおりワクチン接種が終わるまで、活動の規制は変わらないでしょう。それが接種率60%になるのか、80%になるのかによって、ほぼ自由に旅行ができる時期が変わってきます。見通しは不透明です。