PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

06: 日本の翼

JL101:HND-ITM

昨日アップロードした 2つの季節記事は、年に一度の何たら。しかし待っている方がいらっしゃるので驚いています。普通寝ている時間に、結構な数の人が記事を目にしていたことにびっくり。月曜日の夜明け前ですぞ。皆さん仕事、大丈夫でした? 例えば、ユニー…

JL724:KUL-NRT ビジネス(その2)

このビジネスクラスのキャビンは間仕切りの密度が高すぎて、全体像を写真にとることが難しいのでした。世界的にそういうタイプのビジネスクラスが増えています。 「未熟なクルーでもソツなく」の苦労は分かりますが シートはSKY SUITE III。足クロスフルフラ…

JL724:KUL-NRT ビジネス(その1)

成田T2の朝イチ到着便 成田空港到着が定刻 6:35のフライト。前方席の搭乗客で預入手荷物がないなら、7:00には地上移動の公共交通機関に到達できます。大雑把に言って、都心へ動く列車やバスの始発に間に合い、かなり広いエリアで 9:00到着を可能にします。 …

JALファーストクラスラウンジのリノベーション

成田空港 JALファーストクラスラウンジは、11月から工事に入っています。JAL以外の搭乗客を追い払う立札でご存知の方も多いと思います。工事が終了した部分から、順次営業を始める方針のようで、このたび本館4階のファーストクラスラウンジがリニューアルし…

JL2412:KOJ-ITM しまじろう

今日は珍しくほんわか系の話題です。鹿児島からの帰りでした。 鹿児島の街も少し見たのですが、短時間の訪問では自分なりに把握するのも無理でした。 店のちょっとした一角もかなり特徴的。黒麹芋焼酎のカメを除いても、センスが異質。 この店では日本酒は伊…

JL2403:ITM-KOJ クラス J

昨日の新聞に刺激的な表題を見つけました。「外国人とロボットの生かし方」って、大丈夫ですか? 「外国人と犬の生かし方」だと、どこで使ってもアウトですが、ロボットだとOKなのでしょうか。 こういう表現は、「外国人」を別の集団に替えてみて問題がない…

JAL国内線の不機嫌な上級会員

JALの機内には、奇妙に不機嫌な客 が多いという見方が一部に根づいています。上級会員の荷物タグを付け、機内慣れを見せる層の大きな部分が該当するようです。こういう人たちは、どういう人たちかというのが本日の内容。 この命題は、真かどうか判定する方法…

JL723:NRT-KUL ビジネス(その3)

一つ一つは大したことではありませんが、書かないと心残りなので記録しておきます。旅の印象を決定づけるのは、細部の積み重ねだったりします。 デザートの和菓子 緑茶と一緒に何か出てきたのですが、何やら様子が変。ビニール袋に入ったままで出されるデザ…

JL723:NRT-KUL ビジネス(その2)

Sky Suite III のシート周り さて隣席との間には、小さな隔壁で分割されたテーブルがあります。こんな小さい壁で機能するのか心配になりますが、実際には十分でした。 このサイドテーブルはかなり高くなっています。壁に囲まれる感覚が強いシートです。 狭い…

JL723:NRT-KUL ビジネス(その1)

経営破綻後の再出発から JAL はかなりの勢いでキャビンの刷新を進めました。今日はビジネスクラスの最新にして最終型(?)の Sky Suite III。ここ1,2年、最新型が最上とはならないビジネスクラス。世界的な流れですが、このシートでも最新、先端を喜ぶ客…

JALファーストクラスラウンジ成田T2サテライト

定点観測と言えるほどには、頻繁には来られないラウンジ。毎日19:30に閉まるので、週末に成田出発というスタイルには向いていません。今日は貴重な機会。 チェックイン時、サテライトの搭乗ゲートが案内され、さらに本館ラウンジが混んでいるという警告があ…

妙技を使う JAL 国内線ファーストクラス

JAL 国内線ファーストクラスでは機内食が出ますが、料亭、旅館などが監修したメニューが3つ用意されます。監修者の都道府県は毎月変わり、上旬、中旬、下旬で食事が変わるということで、頻繁に利用しても飽きが来ない工夫がなされています。 10月の焦点は静…

JL101:HND-ITM

山手線の二度寝 JR東日本は、品川-田町間で鉄道用地再開発の真最中。夜間は、昼間使われる線路も閉鎖して工事をします。工事時間の延長は列車を止めることを意味し、禁忌に思えますが、工事業者にも JR東日本にもそんな意識は無いようです。 この日の朝は工…

JL175:HND-GAJ クラスJ(その2)

搭乗はターミナルの外れ、24番ゲート。J AIRはこの周辺を使うようです。これを半端者扱いと、ひがむのは間違い。修行僧、マニア、鉄道アレルギーのご用達、ハネナゴ線も使うゲートだからではありません。バス移動するゲートと比べると、随分ましな話だからで…

JL175:HND-GAJ クラスJ(その1)

前記事は珍しく国内旅行記になりましたが、もともとこの搭乗記の前文でした。長くなり過ぎたため、独立させてしまいました。 山形なんて縁もゆかりもない土地、延々と書く理由はありません。予想に反して、印象が強烈だったから長くなる訳です。こういう経験…

JAL、ANAとクラウン

トヨタ自動車のクラウンが6月、久々にモデルチェンジ。販売が好調ということです。 トヨタ、新型「クラウン」3万台受注 目標の7倍 :日本経済新聞 クラウンと言えば、そのキャッチコピーが自動車や宣伝の世界を超えて伝説になっています。ちょっと挙げてみ…

JL126:ITM-HND ファースト

思いがけず Siri が腹黒いことが分かり、驚いたお話をしました。数日前のことです。 MH88:KUL-NRT ビジネス - バス代わりの飛行機 この参謀は信用できないので助言は無視して、それとは違う操作をします。ご本人には消滅いただきます。とは言っても、言語の…

JL42:LHR-HND プレミアムエコノミー

「暮らすように旅する」という言い回しはすっかり定着しています。Googleで「暮らすy」まで入力すると、検索予測に出る有様。しかしこの言葉、焦点がぼけた空虚な響きを持ちます。何を意味するのか、実体がわかりません。例えば、 気温が上がったから、河川…

JALの長距離 LCC、SQのB787-10

JALのニュース JALがアジア、欧米路線用に中長距離 LCCを立ち上げるという報道がなされて、賑やかなことになっています。ANAに劣らず、JALも愛されているようで何よりです。 長年 Cairns に運航している JetStar を思い出す人もいるかと思いますが、これは10…

天気が良い日は籠って計画立案

「暑うおまんな」なんてリアルに言う人は、最近ほとんどいなくなりました。東京ではなおさらです。湿度が低いので快適に過ごせますが、夏の予告をされているようで、気だるくなってきます。それでもお出かけ日和は間違いなく、部屋でブログの更新なんて、リ…

最近の特殊フライト3件

2018年に行われた日本2件、イギリス1件のイベントを紹介します。お国柄が出るのでレガシーキャリアは面白い、そういうお話です。残念ながら、昨年12月に実施された ANA の LAX発 LAX 行の周遊フライトは取り上げていません。 ひなまつりフライト 今年もあ…

JAL/ANAは、ファーストチョイス?ラストチョイス?

そう見えませんが、実は「知らない世界と縁のない世界」の続編。 欧州人が航空会社を選択する時 国境を自由に行き来する欧州の民も、それぞれ居住地、出身地、国籍を持ちます。それらが言語、教育、習慣を規定します。そしてその色分けの境界は、相変わらず…

JAL羽田-伊丹線:続々ツイッター風に

さらにつぶやき形式搭乗記。相変わらず順不同。 (1) いちいち言語を切り替えずに Wifi 接続できないものか。iPhoneの言語設定によって、日本語でログインできないのはバグだとしても、プログラムが設定を読み、英語のログイン画面を表示すればよいこと。何故…

JAL羽田-伊丹線:続ツイッター風に

つぶやき搭乗記の第二弾。行きだか帰りだか、朝だか夜だかは忘れました。もちろん順不同です。つぶやきと言ってもブログなので、写真を増やしてみました。 (1) 冬は富士がきれい。 (2) DPラウンジには、金持ち向け雑誌もある。アゴラ読者より3ランクぐらい…

JALの「5分遅れましたことをお詫び申し上げます。」

JALは少しでも遅れると、「遅れて申し訳ございません」アナウンスがあります。それに合わせて客室乗務員のシンクロナイズドお辞儀。閾値を5分として、扱いが異なります。近年始めた、あるいは目立つようになった気がします。もちろん諸外国の航空会社では、…

JALのドリンクメニュー崩壊版

国内線ファーストクラスのお品書き JAL国内線ファーストクラスの機内食では、選べる皿はありません。食べるか食べないかの選択だけ可能です。その反面、乗る便によって種類は細かく変わり、 (1) 常に羽田発と羽田着で2種 (2) それは洋食と和食 (3) 朝昼晩で…

JAL羽田-伊丹線:ツイッター風に

国内線搭乗記は世の反応が良いのですが、とても難しいのです。国内線はサービスが簡素。それに加え、同じ路線の搭乗経験がある人が多く、何が起きても平凡。小さな発見は無数にありますが、記事一本にするには力技が必要です。 日常生活における小さな体験を…

東京-クアラルンプール便の使い方

JAL/ANAの東京からKuala Lumpurへの便は、混んでいないようです。その空いている感じが、他路線と違います。何というのか、質の違いを感じます。例えば、ANAが東京-KUL便を補強、1日2往復にしてまだ1年。その時はそんなに潜在的な航空需要があるのかと、不…

JAL白服の到着前挨拶

客室の安全責任者として、JALのキャビン・ヒエラルヒーの頂点に立つチーフキャビンアテンダント。「乗務員はドアモードをオートマティックに変更し、相互確認して下さい。」と声をかける係です。制服が白服で、他の乗務員と区別されます。 なおAir Franceの…

10月の台風

最近、メディアは台風に騒ぎすぎ。どうせまた空騒ぎだろうと息巻き、予定通り飛び立ちます。これから天気が荒れ、影響が大きいと警告されている大阪へ。 機内食(朝食)が出ます。 maquereau mariné au 麹は、味が重層的で良好。maquereauは生息域が海の方。…