PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

ベルリンブランデンブルグ空港でルフトハンザラウンジが新開店

ベルリンブランデンブルグ空港 BER に設置されたラウンジは多くありません。空港が VIP サービスの一部として設置した Zeitgeist ラウンジは有料で利用できます。 VIP-Service - BER - T1 独立系 (?) のラウンジ Tempelhof は雑居ラウンジで、いろいろな航…

パリCDG空港は昨年と同じく欧州一の人気

Skytrax の 2023版 ようやく発表に漕ぎつけたようです。今のところ空港のランキングだけですが、パリが昨年に続き欧州一に輝きました。 パリ空港の会員プログラム My Paris Aéroport からのメールで知りました。 Skytrax のランキングは https://www.worldai…

アコーのプロモーション2件

連泊によるポイントボーナス ここ数年ですっかり定着したように見えるアコー特有のパターンです。 ・登録が必要 ・予約期間は 3月14日から 3月28日 ・宿泊期間は 3月29日から 4月25日 ・最低 2連泊の滞在が対象 ・1滞在で 500、2滞在で 2,500、3滞在で 3,000…

真ん中席(その2)

エコノミークラスの真ん中席をめぐるお話を続けます。 会員特典の隣席ブロックに関する注意 チェックイン作業における隣席ブロックを上級会員の特典として航空会社が提供したとしても、これを謳うことはありません。おそらく大きな理由は、客室現場でシート…

真ん中席(その1)

旅客機のエコノミークラス用のシートは 3列が多くなっています。シート数からいうとおそらく世界一でしょう。ファーストクラスのみ使う客には関係ない話ですが、そのタイプのシートは両隣に他人が座るかどうかで移動の快適度が異なります。窓側でもない通路…

BA エグゼクティブクラブでの会員資格獲得と維持

COVID 明けで移動が盛んになってきましたが、国際線航空券価格は以前の水準まで戻りません。燃料費と物価高を疑う人が多いのですが、以前には普通に販売されていた格安の料金区分が現れないのが現実です。 日本発ではエコノミークラスで少しずつ出てくるよう…

イビス系ホテルのサブスクリプションが改善

アコーにはビジネスホテルに分類できる ibis, ibis styles, ibis budget という 3種のホテルがあります。アコーは顧客プログラム ALL の会員を対象に大陸中国を除くイビス系三ホテルの利用時にだけ有効な ibis BUSINESS という有料会員制度を持っていました…

JAL メタル会員が制度化

JAL マイレージバンクの FLY ON プログラムが変わります。今まで会員ランクの最上位はダイヤモンドステイタスでしたが、その上にメタルのランクが新設されます。正確には、「ダイヤモンドステイタスの中にダイヤモンドメタル特典が受けられる JMB 会員がいる…

JAL国内線料金区分変更と BA への加算

JALの国内線が変わります。個人相手に販売される航空券の料金区分が単純化されます。変更の対象となるのは、4月12日以降の搭乗に関わる航空券です。 JALの FLY ONポイントの計算サイトには、新旧の国内線料金区分が記載されています。 JALマイレージバンク -…

フライングブルーの特典の改善

Flying Blue は上手に使えば有利なプログラムだと感じます。(24カ月以内にマイルに消費や搭乗による積算があれば)マイルに寿命がない点は JAL/ANA に比べて優れています。JALやANAではダイヤモンド(プレミア)会員か、ミリオンマイラーに許された特典が平…

A350 のファーストクラス(その2)

A350 のファーストクラス導入とその新キャビンのメディアリリースが、2月から3月にかけて相次ぎました。偶然の一致なのか、それとも何か必然性があったのか、私には分かりません。とにかく景気の良い話です。 本日は(その1)https://pechedenfer.hatenablog…

A350 のファーストクラス(その1)

航空会社のファーストクラスは、大量輸送時代到来と飛行機利用の大衆化によって現在のイメージが確立したと言えます。各社のサービスは自国文化の宣伝であり、採算性とは別の観点から最上級の客室が維持されていました。ところが米国から始まった航空輸送産…

成田空港第2ターミナルのキャセイラウンジ

2020年からのパンデミックで国際線航空旅客輸送は壊滅し、どの航空会社も一時的に事業を縮小しました。まだ影響は続いています。社会変化から斜陽産業となっているわけではなく、そのうち復活すると見込まれるので、各社ともリストラの良い機会になったとい…

BA は GGL 会員から脱落

2017年12月31日から続く GGL 会員資格も2023年2月28日で終了。五年二月続いた BA エグゼクティブクラブ「最高位」会員からついに脱落します。3月 1日からは、ゴールド会員。 通知も届きました。 もちろんお祝いの辞はなし。BA のメールには、会員ランクが上…

JAL の FOP 2倍キャンペーン

JAL | 大阪(伊丹・関西)発着 対象路線限定! FLY ON ポイント2倍キャンペーン 大阪(伊丹)、大阪(関西) 発着の国内線の利用で、FLY ON ポイントが2倍になります。 路線は伊丹発着が、 札幌(新千歳), 函館, 青森, 三沢, 花巻, 秋田, 仙台, 山形, 新潟, 東…

航空機、航空会社のコラボ時計

航空機や航空会社をモチーフにした腕時計は、頻繁に企画されます。最近でも B747 の製造終了を記念して、スイスの Breitling がクロノグラフを発売しました。 Breitling Navitimer B01 Boeing 747 Release Info | Hypebeast このメーカーは航空機がアナログ…

JALの新ステイタスプログラムを予想する(その2)

漏れ聞こえる情報の断片が根拠という予想の続きです。自由な想像。 生涯会員基準 現在、JGC生涯マイレージの多くの会員は新ステイタスプログラムへ自動移行するはずです。すると問題になるのは、すでに認定されている会員、いわゆる亀タグ所有者の処遇です。…

JALの新ステイタスプログラムを予想する(その1)

JAL は JGC 生涯マイレージを発展解消し、新ステイタスプログラムを開始します。プログラムを充実させ、JALの周辺サービスの利用を促すことが目的なのは明らかです。 詳細は秋に発表されるそうですが、相当部分が決定していることを臭わせます。JAL ウォッチ…

中国南方と ITA

中国南方航空の行方 広州を本拠地とする中国南方航空 CZ は、4年前にスカイチームを去りました。同じスカイチーム加盟会社のデルタ航空 DL と中国東方航空 MU の提携強化が作用したと一般に信じられています。中華人民共和国には他に中国国際航空 CA があり…

改悪と値上げ

COVID で緩んだ会員基準や会員へのサービスオプションでしたが、旅客の復活を見据えて続々と改悪されそうな気がします。 エーゲ航空 Miles + Bonus では必要マイルが 2.92倍に 昨日のメールでお知らせ。 会員レベルを維持、アップグレードするために必要な規…

JGC・SFC の海外版(その4)

禁断の会員資格サブスクリプション United MileagePlus Delta SkyMiles American AAdvantage Hawaiian Airlines HawaiianMiles JetBlue TrueBlue Southwest Rapid Rewards の上級会員資格は、3月単位あるいは4月単位で購入できるようです。 Website Selling…

JGC・SFC の海外版(その3)

スターアライアンスのクレジットカード 発表時には航空連合のクレジットカードということで話題となりました。というのも、航空会社のクレジットカードは決済利用の0.5%~5%程度が、その顧客プログラムの 1 マイルに変換できますが、航空連合のクレジット…

JGC・SFC の海外版(その2)

航空会社が顧客相手に大々的に行う「上乗せサービス」のサブスクリプション。この「上乗せサービス」の要素を個別に見ると、ほとんどが上位キャビンのサービスパッケージに見つかるので、入会して年会費を払うと FFP 上級会員風の扱いになるわけです。特に J…

フライングブルーの更新:おそらく最後の COVID 対応措置

フライングブルーからのメール。シルバー会員を維持できましたというお知らせ。3つの部分から構成されます。 最初の部分。 12月が会員年度終了月の場合、会員資格延長措置があります。この部分は12月31日期限のシルバー会員全て、つまり同時発信した全ての…

JGC・SFC の海外版(その1)

一定期間中、フライト利用時に様々な特典が受けられるという有償サービスは、多くの航空会社が展開しています。この種の商品はだいたいサービスのセットを前金で販売、利用回数不問が普通です。フライトを利用しないと無駄金を支払うことになります。代表例…

AF274:CDG-HND ビジネスクラス(その2)

ゲートに行くと、すでに搭乗は始まっていました。相当な人数がいることから、搭乗率は悪くないことが予想されます。通路で渋滞していました。原因はキャビン整備前の搭乗開始ではなく、機材の扉で引っかかっている客でした。 2014年頃に導入された時、ポルシ…

AF274:CDG-HND ビジネスクラス(その1)

欧州メジャーキャリアとして接続の容易さは一番か AF1835で CDG の 2F に到着後、羽田行の AF274 に乗り継ぎます。CDG のターミナル 2F と 2G はほぼエールフランスグループ専用。(2F は短中距離便で比較的収益が見込める路線、2G は短中距離便でそうでもな…

AF1734:CDG-BER ビジネスクラス

予約したのは AF1434。知らぬ間に AF1734 便に変更されていました。いつ連絡があったのか分からないフライトチェンジ。最近の AF ではよく起きます。AF1434 は運休です。AF もルフトハンザ並みの運航スケジュール管理になりました。しかもEUの例の規則を回避…

AF1731:MXP-CDG ビジネスクラス

初乗りはエールフランスとなった 2023年でした。 クリスマスに向けて登場しただろう電飾系ハリボテは、1月まで利用されます。 イタリアの航空会社と言えば、昔はアリタリア、今は ITA で両社ともスカイチームを構成する一社です。そしてマルペンサはイタリ…

エーゲ航空の現状

2022年末にエーゲ航空を利用してみて、気がついたことをまとめました。 ドイツーギリシャ輸送が命綱? エーゲ航空のラウンジで待っていて気が付いたのですが、ドイツ便が出発する前に混み、出発するとガラガラになります。路線を調べるとアテネ発の定期便は…